こんにちは!今日も店主です。

今日は『地形』についてより深くご紹介させてもらいます。形状、種類、楽しみ方から注意点までこの記事を見れば予習はOK。ワクワクを膨らませて行きましょう!

地形ダイビングとは

地形(ちけい)は、日本語では第一義として地表の高低や起伏の形を指す日常語である。

宮古島はサンゴが隆起して出来た島で地表は主に琉球石灰岩で形成されている。高低差や起伏はつまりサンゴが群生しやすい場所としにくい場所によってできるもの。サンゴは光合成をするために上へ上へと成長するため地表は必然的に盛り上がって行く。もう一つ地形を構成する要因としては湧き水。琉球石灰岩は水に溶けやすくその湧水によって複雑な地形が構成される。

つまりその山や谷を泳いで行くような水脈を巡る旅が地形ダイビングと言われるもの。その形状は多岐にわたり事項で紹介します。

地形ポイントの種類

アーチ

Wアーチ、アントニオガウディ

Wアーチアントニオガウディアーチとは直訳すると『橋』。細長い岩の橋が頭上を通る地形のこと。主に下から見上げて楽しむことが多く、アーチと水面のブルーのコントラストが視覚的にも写真にも映える。Wアーチは見た目は1本の橋が離れた場所に2本、アントニオガウディはアーチがひたすら落ち重なり複雑な地形となっている。見る角度によって地形の形が変わるので移動しながら楽しみたい地形だ。

 

クレパス

中の島チャネル

中の島チャネルクレパスとは主に溝や亀裂のことを指し、頭上は閉鎖されていない場所で両サイドが岩壁の道のことを言う。迷路のように入り組んでいる地形で広い場所狭い場所と変化に富んでいるので展開が面白い地形。

 

ケーブ

なるほどTHEケーブ

なるほどTHEケーブクレパスに似ているがさらに頭上がふさがる場所がある地形。闇もあるからこそ綺麗な光が際立つ。ケーブは狭い場所が多く何箇所も光が入る場所があり、時間帯によっても光の入り方が変わってくるので印象もまた変わる。

 

ドロップオフ

本ドロップ

本ドロップ水深5mから45mまで垂直に落ち込む断崖絶壁。潮通しがよく流れが速いポイントが多い。大物がよく通り、上も下も目を離せない。透視度が良いと水底まで見えるので空を飛んでいるような浮遊感を楽しめる。潮通しが良いので壁際にはウミウシが多く、深場では他のポイントではあまり見られない生物が生息している。

 

ロック

だんご岩、ビーストロック

ダンゴ岩ビーストロック岩の形状やその周りにいる生物を楽しむ地形。ダイビング特有の3D体験を活かし上から横から下から見る。下地島方面では 明和の大津波で転がってきた巨岩がいくつもあるので迫力は十分だ。ビーストロックとは怪人の形をした岩を指し、シルエットで見たり撮ったりするとリアリティがある。複雑な形状が多い地形はビーストだけではなくいろんなものに見えるので自分だけのビーストを見るのもいいだろう。

 

ホール

クロスホール、魔王の宮殿

魔王の宮殿クロスホール何と言っても人気のTHE地形。洞窟内に円形の広場があり壁はドーム状、天井の一番高いところには狭い穴があり晴れていればそこから光の柱が降りてくる。雰囲気はピカイチで雑誌に出てくるような景色が見られる。魔王の宮殿に至ってはそのドーム状の部屋が3つ連なっててそれぞれの部屋に光が入るスーパーホールポイント。伊良部島ではクロスホール一箇所だけだが下地島にはいくつもホールポイントがある。

 

ドーム

白鳥ドーム、スネークホール

スネークホール白鳥ドームホールに似ているが一般的には水面に浮上した時に広がっている岩壁の広間のことを指す。天井に穴が空いているポイントと暗闇の空間(エアドーム)の二種類がある。エアドームでは波の上下で部屋内の気圧が変わり水蒸気が出たり消えたりして神秘的な光景が見られる。また外からの光が地面に反射して水面が青くなるので暗闇の中で青い水が揺れている俗に言う「青の洞窟」と同じ景色が見られる。

 

池スポット

通り池、マリンレイク

マリンレイク通り池池に浮上出来る地形。ここは陸上からも来ることができ陸上から見ると林の中に池があるように見えるが、実際は外海から洞窟に入り、進んでいくと池の下にたどり着き池に浮上するという一風変わった他のダイビングエリアにはあまりない地形ポイント。通り池は国の指定する天然記念物、景勝地に認定される池。また池の直下は光が差し込む。湧き水も多いのでサーモクラインケーモクラインにより水の色が日によって違う。

地形に行く前にチェック

地形ポイントは水深10mの砂地ポイントとは違い、起伏が激しくダイバーは上下し深いポイントでは-35mもあるのである程度スキルは必要。とは言ってもそこまでテクニカルなものではなく基本的なスキルがそこそこは必要になるということです。最低限のものを挙げてみたのでご覧くださいね。

不安要素&スキル

巻き上げ

洞窟内で水底の砂を巻き上げてしまうこと。中性浮力が取れておらず泳ぐときの姿勢が水平ではなく足が下がって斜めになっていると巻き上げながら進むことになり後ろの人に迷惑をかけてしまう。

また一度止まって地形を見て泳ぎ始める時、その泳ぎ始める時が特に要注意。心配な方は足を使わずほふく前進がおすすめ。ダイビングは譲り合いのスポーツなので後ろの人にも綺麗な景色が見られるよう配慮しておきたい。

残圧

コース全体の水深が深かったり、一番の見所がそのダイブの一番深い場所にあるので思ったよりエアを消費する。中層を移動するシーンでは中性浮力が取れていないとどんどん沈んでいってしまうのでその点でもエアを消費しやすい。

一番良くないのは「立ち泳ぎ」といって、止まるシーンで無理に中層で姿勢が立った状態のままずっと地面に向かってフィンキックしている状態。止まる時はしっかり着底するとエアの節約になります。立ち泳ぎは初心者に良く見られます。

中性浮力

先でもお伝えした通り地形ポイントは水深の上下があり、それをフィンキックだけで済まそうとすると無理が祟るしエアも無駄に使ってしまう。上項の巻き上げもエアの消費も、そして楽しさまで全て中性浮力にかかっていると言っても過言ではない。

苦手な場合、中性浮力自体よく分からない場合はガイドに伝えましょう。大丈夫。100%の中性浮力を取れている人は実はかなり少ないのです。50〜70%だけでもできるとかなり違ってきます!

地形ダイビングの楽しみ方

光が差す場所はただボ〜ッと眺めているだけでも十分。ただそれはそのポイントのメインとなり道中は暗めの道が続く。1DIVEまるまる楽しむため、そしてより地形を楽しむための秘訣をご紹介します。

ライト

35ホール必須なワケではなく(持っていなくても)どなたでも気軽に参加していただけます!光が届くポイントの方が多いが一部真っ暗、大部分が真っ暗というポイントもある。ガイドが明るいライトを持っているので無くても大丈夫だが自分で持っているとより地形がよく見えて、周りのことが把握しやすくなるのでおすすめ。最近は10,000円〜15,000円でかなり良いライトが購入できる。

生物

ホシゾラワラエビ洞窟内には生物も豊富で暗い場所にしか住まいない生物もいる。メインの見所まではぜひ生物も楽しんでいただきたいところです。特にエビカニはあまり動かずじっくり撮ることができるのでオススメです!フォトジェニックな被写体もいますのでぜひ見てみてくださいね!

写真

通り池そして最後はBIGHOLIDAY一押しの写真です!地形ポイントは写真映えという点ではピカイチでこれまでご紹介させてもらったようにバリエーションが沢山あります。季節や時間の違いでも表情はかなり変わってくるので写真もオススメですが逆に写真が好きな方には地形は超絶オススメしたいです。私たちは地形の撮り方に特化してますのでぜひみんなで撮りに行きましょう!

まとめ

簡単な予習にはなりましたでしょうか?

少しでも地形ダイビングのイメージが湧いていたら大成功!宮古島ではこの地形ポイントが全体の7〜8割を占めますので宮古島でダイビングをすればほぼ必ず地形に潜る事になります。初心者の方は下にある記事がオススメ!初心者のための地形ポイントや気をつけたいポイントをまとめてあります。上級者は上級者向け記事をどうぞ!

ぜひ楽しく潜りましょう!
ありがとうございました。

 


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