タイトルの通り、新艇の打ち合わせで熊本県天草に行って来ました。

と言っても冬季休業に入ってすぐなので1月中旬の話ですが、北海道で寿司を食うのに忙してご報告出来なく、なんだかんだで今頃になってしまった所存です。

まずは今日の海!『通り池』

リクエストが多い『通り池』です。何が凄いってまず洞窟の大きさ!

通り池

洞窟の下は水深-45m!ダイバーがいる棚上は-10m。宮古島の地形ポイントの中で一番デカいのが通り池。中性浮力が取れないと池の底まで吸い込まれていっちゃいます。

俗に言う中級者〜上級者向けポイントで時に流れも速くなるので要注意。潮の流れ次第では池に吸い込まれていく流れもあるのでさらに要注意!

時化にも弱く、波が立ちやすいポイントなのでいつでも行けるとは限らない。

巨大な大穴をくぐって進むとそこには自然の神秘!

宮古島ダイビング通り池

摩訶不思議。青と緑の二つの世界が隣同士に存在する。

こんなになるポイントは通り池だけ。日本中探してもあるのかな。通り池は国の指定する天然記念物ですが、指定した人も知ってか知らずか水中もウルトラ天然記念物。

自然が魅せるアートに今日もやられました!

熊本天草の造船所で打ち合わせの巻

ダイビング用の新造船が造られる工程ってなかなか知る機会がなく、ボクも初めてなのでよくわからないんです笑

せっかくなのでみんなに見守ってもらおうと思い立ったことから連載を決めて設計図をUPした前回の記事からだいぶ間が空いてしまいましたが、

タイトルの通り、天草に設計の打ち合わせに行って来たので、その様子をご覧ください!

天草エアライン

まず天草ってどこなの??というところから(熊本の人ごめんなさい!)、なんの下調べもなく福岡〜天草の飛行機内の可愛い機内誌で情報収集。

イルカウォッチングが盛んらしいので次はイルカも予定に組みこもうと企んでいる。

天草エアラインの機体

福岡〜天草の飛行機がこれ!!!テンション上がる〜!!世界で一機のイルカプロペラ機。ジンベイジェットも顔負けです。イルカ好きのボクとしてはこの時に天草との運命を確信しました。

そんなこんなで観光客気分のまま天草到着後に入った居酒屋で食べた刺身の盛り合わせが旨すぎて!!!天草がますます好きになったのでした。

打ち合わせの様子と造船所

左から造船所の社長さん、ヤンマーの偉い人、ヤンマーのBIGHOLIDAY担当営業マン。

BIGHOLIDAYはヤンマーで新造船を購入するのですが、エンジン&プロペラ周り&操舵周りはヤンマーのメーカー品を装備し、船体はヤンマーの下請けの造船所が製作します。

オーダーメイドでお願いするとこういう形式になります。

ダイビング船の設計図

BIGHOLIDAY内で揉みに揉んで(しんちゃんが)書いたカスタム設計図でリクエストを確認し、詳細の打ち合わせ。

設計図イメージ

事前に揉みに揉んで揉みまくってる風景です。図面を原寸大でチョークで(しんちゃんが)書いて、タンクを載せる棚の模型を(しんちゃんが)作って、頭の中のイメージと実際の寸法で不具合が無いかを仕事終わりや休日を使って、しんちゃんと愉快なSTAFFたちで確認したり、試行錯誤をして来ました。

当初の設計から2転3転どころか、10転くらいしているので、きっと最高のものができるはず!!

設計図の詳細は、また追って記事に書いていきたいと思っています。船が出来上がる前にはほとんど全部の設計詳細を公開する予定ですのでお楽しみに。サプライズ設計も有り!!

打ち合わせのあとは工場見学。

造船所工場

出来上がりが近くなった船をこのレールに載った台車に載せて作業するようです。そのまま奥にスライドして行って海に入水できるようになっています。

ここから入水して船のバランスを見たり、試運転に出かけたりするようですよ。なるほど、それで造船所は必ず海辺にあるんだな。

船の型枠

これはこれから造るBIGHOLIDAY船に使う型枠。これにFRPという船体を形成する材料を流し込むらしい。めちゃめちゃイカつくてカッコいい!!こんなデザインもイケてるかも。

ということで今現在はすでに着工しているようなので、これからがますます楽しみなところ。今月末か来月頭にまた様子を見に行きますので、その様子はまた後日ということで!

まだ就航日は決まっていませんが”夏”には届く予定です。

ですので秋のご予約絶賛承り中!待ちしてますよー!!

ではまた明日。

 

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