こんばんは。今日もトッティです。

最近はめっきり陸の人になってます。写真の整理をぼちぼちしてるのですがその桁が半端ない。毎日潜って毎日撮ってると年間数万枚、そこから保存しておく良いものを選んでいくのですがこれが結構骨がバキバキになります!折れまくりです!

勢い余って傑作までデリートしてしまうこともざらにあり、もう二度と来ることのない、あの瞬間の事を考えるたびに落ち込みます。そんなこんなで写真整理をしてる時は、写真を見ながら過去に想いを馳せる時間でもあります。意外に一枚一枚、その時のストーリーやシチュエーションを覚えてるものなんですね。こんなの撮ったっけ?っていうのはまず一枚もありません。という事で今日のお話は大好きなあの子!

カメ×BIGHOLIDAY

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カメと遊ぶ為の一本

BIGHOLIDAYではカメの存在はとても大きく、【カメと遊ぶ為の一本】というダイビングスタイルがあり、1DIVE50分間、カメと遊ぶダイビングをします。宮古島でこのスタイルを日常的に行っているショップはおそらく他に無いのではないでしょうか。

ベテランの方はえ?と思う方もいるとは思うのですが、意外や意外、『こんなにゆっくりカメが撮れるとは思ってなかった』と、自分で言うのはなんなのですが結構ご好評をいただいています。そう、地形の行き帰りにちょこっと会えましたというレベルではなく、1DIVE約50分間、すべてカメの為に費やすのですから。

証拠写真ではない、カメの良い表情を収めよう

写真も証拠程度ではなく、上から下から横からといくらでも撮れ、またカメは他の大物に比べても格段に寄れる性質があるため、初心者から上級者まで目の前で撮影できるというのもまたいい。そしてそれだけゆっくり見れるとゲストさまもおのずと個体差まで分かってもらえます。大きいとか、小さいとか、種類が違うとか、甲羅がキレイとか汚いとか。

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自然のドラマを垣間見よう

そのなかで一番ゲストさまに見てもらいたく、いつも気にして探すのが写真の片足の彼。個人的にはキレイで華やかなものを探して紹介と言うよりは、産卵、交接、卵や、傷を負った魚、食物連鎖的に弱いやつ強いやつ、弱いけど上手く生きてるやつなんかを紹介するのが好きです。

一匹一匹にストーリーがある

それはたぶん生き物のストーリー性にボクが魅せられてるからなのかもしれません。そして運よくこのカメに会えた時はエキジット後に『あれはたぶんサメに噛まれたんですよ』と、一言添える。そこまでがボクの仕事。自分の主観はあえて表に出すことはしません。どう感じるかはそのカメを見たゲストさまのもの。それでいいと思うし、主観を求められれば普通に答えますしね。

少し話が脱線しましたが、カメは寝てるやつ、泳いでるやつ、飯食ってるやつ、甲羅を擦り付けて掃除してるやつなど同じカメでもいろいろとあるのがまた好きです。地形の行き帰りでも出来るだけカメには時間を使います。

思うんですけど、カメ見て何も想わない人っていないんじゃないかな。どうでしょう。違う?あれ?あれれ??まあいいか。つまりボクらはカメが大好きです!という事が言いたかったみたいです。ちゃんちゃん!

ないすほりで~!

 

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