せっかく講習は受けたのにそのままになってしまったり、気付いたらすっかりブランクがあいてしまったりという人、意外に多いです。それではもったいない。「せっかく宮古島へ旅行に行くからボートで初ファンダイビングやってみようかなー」とお考えの方にBIGHOLIDAY&BIGHOLIDAY-TRIPからのお勧めダイビングプランについてご紹介していきたいと思います。
お勧めプラン1日目(到着日)ビーチでリフレッシュダイビング
BIGHOLIDAY-TRIPでは、完全貸切で2名さまに1名の専属ガイドが付きますので他のお客様と一緒になることはありません。(3名さまの場合は、ガイドが2名付きます)そのためあなたのペースで進めることができます。また当店のメニューは全てビーチ開催ですので到着日の空いた時間にダイビングが可能です。
何となく海から足が遠のいてしまった方の中には、何らかの不安をお持ちになっている方が多いようです。不安理由が明確な方、もしくは漠然としている方、様々ですがその不安を解消するためには、初心者の方には必ず潜る前に会話をしながらヒアリングを行っております。そうすることで記憶を呼び起こし、ご本人もだんだん頭の中の整理がついてくるようです。
例えば以下ような質問をブリーフィングで行います。
- 講習の際、耳抜きはスムーズにできましたか?どんな方法でやってましたか?
- マスククリアの仕方を覚えてますか?苦手でしたか?
- BCDのエアの吸排気のやり方を覚えてますか?吸気はどっち?排気はどっち?
- バランスの取り方と泳ぎ方は?
- 講習はどこで受けましたか?
- ハンドシグナルで残圧の伝え方を覚えてますか?
具体的な不安はお持ちであれば是非お聞かせ下さい。予約の際に伝えておくのも有効な手段です。
水中では翌日のボートダイビングを想定しながらダイビング
宮古島の地形ダイビングスタイルは、潜降→移動→地形を見る→移動→地形を見る→移動→浮上。このパターンが殆どです。ここでどんなスキルが一番キーになってくるかと言えば、ズバリ浮力コントロール!
地形ダイビングの多くはアップダウンの繰り返しとなり、自分の肺を使った呼吸の浮力コントロールとBCDの浮力コントロールが重要なスキルとなります。水深が「深くなったら吸気、浅くなったら排気」これを念頭に置きながらコントロールすることが大切です。
特にアップの水深が浅くなった時に排気するタイミングが遅れると急浮上の原因にもなります。このことに重点を置きながらビーチでもご案内しております。
次にフィンワークです。これは浮力コントロールにも繋がるスキルですが、初心者ダイバーによく見受けられるのが体を立ててバタ足でキックするいわゆる「立ち泳ぎ」をしていること。ボートダイビングではガイドと同じ深度を保ちながら泳いでもらいますが、深度を保とうとして立ち泳ぎになってしまいます。こんな時は、少しBCDに給気してください。水中で立ち泳ぎをしているのは、陸上でマラソンしているのと同じ状況です。これではすぐに疲れてダイビングそのものが楽しくなくなってしまいます。
ダイビングのフィンワークで一番使うのがあおり足です。水中での姿勢もストリームラインを維持しやすく、何より砂の巻き上げを抑えることができます。見どころで砂が巻き上がってはちょっと残念。他のダイバーへの配慮できるようなダイバーになりましょう。宮古島のビーチポイントは水底が砂地のところが多いので、自分がどの程度砂を巻き上げたかすぐ確認できます。途中振り返りながらダイビングしたり丁度よい練習になりますよ。
ボートダイビングへの不安No1-船酔い
ダイビングが終わったら翌日の船酔い対策についても詳しくお話させていただいております。船酔いは個人差によるものが大きいのですが、乗り物酔いなどしたことがある方は、念には念を入れて乗船して頂くことをお勧めしています。
船酔いが心配な方への対策例
- 前日の飲酒は程々に
- 寝不足は大敵です
- 寝る前に酔い止めを飲みましょう
- 朝食は軽めに。そして油っぽいものと柑橘類は摂らない
- 乗船前に酔い止めを飲む
- 酔い止め対策はバッチリ!と暗示をかける
- 乗船したら船後方に座らない(排気ガスで酔ってしまう)
- 移動中は寝る。もしくは、ひたすら話す
- 移動中はなるべく遠くの景色を見て楽しむ。スマホを見るのはなるべく避ける
何だか沢山書いてしまいましたが、過去に波酔いするほど酔いやすいゲストさまが、船酔いしなかったくらいどれも効果的です!そして当日万全の体調であることも重要ですから体調管理も整えてご来島下さいね。
お勧めプラン2日目 本格的な地形はボートダイビングで
ファンダイビング専門のBIGHOLIDAYでは、ご予約の際「初ファンで不安」を抱えているお客さまには、初日はビーチ、2日目ボートのプランも実際にご案内しております。
前日のビーチでの水慣れ効果は抜群で、結果として2日目のボートダイビングを皆さん楽しんでいらっしゃいます。特にボートスタッフからは「水面で潜降にアタフタするゲストさまが、ほぼいない」という事も肌で感じています。
こんな景色、見てみたいと思いませんか? 見るだけではなく「楽しむ」には少しでも不安を解消できれば叶います。
スタッフ全員で楽しむためのお手伝いを致します。
お気軽にどうぞ ♪