こんばんは。久しぶりの投稿があまり明るくないタイトルでスタートしてしまいました。
テレビなどで皆さんご存知かと思いますが、台風18号が宮古島を直撃しまして南の小さな島は大打撃を受けました。一昼夜の暴風域に人も動物も建物も、全てがじっと耐えておりましたが、敢え無く耐え切れなかった巨木は無残にもこんな姿になります。
いやー、本当に長かったです。スタッフまっきーも何もしてないのに疲れたと言っていたように、休みでしたが殆どの方が眠れぬ夜を過ごしていたと思います。
台風の中での生活
台風前夜、ショップの台風養生を済ませ、いざスーパーへ数日分の食糧調達のためスーパーへ向かうと激混みで店内の生鮮食品は空っぽ。いずれ停電になるにも関わらず島民が買い込む理由は台風後を考えてのこと。離島の物流は航空便とフェリーで物資が入ってきます。海況が荒れるとフェリーが運航しないので物流がストップします。だから買い溜めするんです。
その時はみんな停電が数日続くことを想定していなかった訳です。それくらい予報より勢力が強く被害も大きかった台風でした。
私自身は東日本大震災も経験しているので地震の怖さも体験していますが、台風の怖さはここまでのものは初めて。暴風域に入ると停電が始まり、暗闇の中猛烈な風雨の音しか聞こえません。最大瞬間風速は49mってどんな感じかイメージできますか?
その夜はあまり眠ることも出来ずにカーテンの隙間から意味もなく外を覗いたりしていると暴風雨の中、一匹のワンコが。
えーーー?! あのコ大丈夫かなー?と暫く気になって見ていると何とワンコがフワっと浮いた!しかも空中で犬かきしてる!これホントの話ですよ。犬が飛ぶ瞬間なんてみたことも無かったので衝撃でした。ちなみにそのワンコ、翌朝普通にひとり散歩してましたのでご安心を。
暴風域を抜け強風域に入る頃には、僅かに開店しているコンビニ、ガソリンスタンドに長蛇の列。信号は点灯していないので、車の少ないこの島でも街中は渋滞。
停電は約3日間続き、気合を入れて水シャワーを浴びる日々でしたが、今日自宅に戻ると復旧していました。ありがとう、沖縄電力さん! 電気が無い生活は現代人にとって不便そのもの。スマホに頼る生活ですからバッテリーが切れた瞬間、情報を取ることも発信することも、何もできませんよね。電気があるって本当に有難い。
今後の営業再開に関しまして
3連休も重なり宮古島の海を楽しみにされていました沢山のゲストさまには、とても残念な状況ですが全てのビーチメニューを9月16日まではクローズとさせて頂きます。ご理解の程お願い申し上げます。
台風が去った後も強い吹き返しの風が続いています。まだ海況も安定しておりませんので案内は9月16日の海況判断の上、随時開催可否のご連絡させて頂きます。
お問い合わせにつきまして
当ショップは郊外にあるため未だ停電が続いていますが、転送でスタッフ携帯電話に直接繋がるようになっています。
メールでのお問い合わせは空いた時間にパソコンを市内に持ち込んでWi-fiが繋がる場所でのご返信となりますので、大変申し訳ないのですが、急用でない方のご返信に関しましては遅くなってしまう場合があります。必ず返信させてもらいますので、あらかじめご了承ください。
姉妹店のBIGHOLIDAYにつきまして
ファンダイビング専門店BIGHOLIDAYの自社船が今回の台風で被害にあいました。台風前に陸揚げし対策しておりましたが暴風により横転。詳しい内容はHPをご覧ください。
今後の見通しと進捗についても随時お知らせしていきますが、只今スタッフ一同一丸となって対応しており、一日も早い復旧を目指して頑張っております。
最後に
今回の台風でショップも船も被害を受けてしまいましたが、スタッフ+看板犬のうるまも全員無事です。
元気があれば何でもできる!
もう少しで海況が安定するはず。皆さんを宮古の海へご案内できる日を私たちも心待ちにしています。
いつもの場所にいる小さな小さなクマノミ達は無事だろうか? 大うねりの中イソギンチャクと共に耐えられたかな?
それでは、また。
お気軽にどうぞ ♪