体験ダイビングで使用する器材一覧紹介

体験ダイビング器材紹介

皆さんにとってダイビングとはどのようなイメージでしょうか?「いろんなものを体にくっつけて海に入る」といったイメージを持っている方は多いのでは?

体験ダイビングをされる方は器材の種類を覚えるのは必要ありませんが、より安心してダイビングをして頂くために使用目的をご紹介します。「へぇーそーなんだー」って軽い感じで読んで下さいね。

軽器材

マスク

マスク

ダイビングでは目をカバーするものを「マスク」と呼びます。水泳で使う「ゴーグル」との大きな違いは鼻も一緒にカバーされていること。ダイビングは深く潜っていくにつれてマスク内の圧平衡が必要になった時に(水圧でマスクがピタッと張り付く)、少しだけ鼻息を出して解消します。そのため鼻がマスク内に入っていることがダイビングでは大事なことなんです。

フィン

フィン

フィンは大きく二つのタイプに分けることが出来ます。一つがストラップタイプ、もう一つがフルフットタイプです。当店のレンタルフィンはストラップタイプを使用しています。使い方はゴムのベルトが付いていてベルトを締めてフィットさせます。この時、アキレス腱にベルトが当たるように着けるのがポイントです。かかとに着けると泳いでいるうちに脱げてしまいます。フルフットタイプは足をすべり込ませて履きます。通常ストラップタイプはブーツを履いて使い、フルフットタイプは素足かソックスを履いて使います。

ウェットスーツ

ウェットスーツ

ウェットスーツを着ると一気にダイバーかサーファーになった!って感じです。サーフィンを経験されてる方にとっては、ダイビングのスーツは厚みがあるなーと思った方も多いはず。なぜならダイビングはずーっと水中にいるので保温性重視のためです。

素材や形はさまざまですが当店のレンタルスーツは、5mm両面ジャージのワンピースタイプです。内側にフードベストを着れば晩秋~春先の低水温時期も潜れます。着用の仕方はファスナーが背中にくるよう足から先に着ます。背中のファスナーの長い紐は自分で脱ぎ着できるようにするためです。

ブーツ、グローブ、ウェイト

ブーツ

ブーツは岩場等を歩いてビーチエントリーをする時やストラップタイプのフィンを履く時に必要です。

ウェイト、グローブ

グローブは水中で岩やロープをつかんだりする際に手のひらを守る役割があります。うっかり水中生物に触れたときに刺されたり切ったりすることもあるので怪我を最小限に抑えます。しかしグローブをしているからといって、サンゴなど水中生物をむやみに掴むのはやめましょう。特にサンゴはとってもデリケートなのですぐに折れてしまいます。

ダイビングではウェットスーツや体の浮力を抑えるためにウェイトが必要になります。その人の体形に見合ったウェイト量を見積もってインストラクターが準備します。

重器材

タンク(シリンダー)

ダイビングをやったことがない方が最初にイメージするのは、タンクを背負って水中で呼吸している姿が思い浮かぶのでは?タンクにはいくつか種類がありますが、当店で使用するタンクはスチール製10㍑です。重量は本体が13kg強+内容の空気が2kg程度ありますのでタンクだけの重量は15kgになります。他にウェイトも着けるのでダイビングは、かなりの量を身につけてやるレジャーなんです。

BCD

BCD

ダイビングにはライフジャケットのような器材があります。BCDと言って(Buoyancy Control Device) 浮力を調整する器材です。BCDとタンクを繋げて空気を入れたり、抜いたりしながらダイビングします。また緊急時には浮袋の役割も果たします。

①呼吸器(レギュレーター)②残圧計(ゲージ)

レギュ

これをくわえて水中で呼吸するのでダイバーにとって生命線です。タンク内の圧縮された空気を自然に呼吸できるように減圧する器材です。

残圧計(ゲージ)はタンク内の空気の量を示すものです。ダイビング中は皆さんの残圧をインストラクターがチェックしています。

いかがでしたか?たくさんの器材を身に着けることがお分かりになったと思います。こんなんに着けて水中で重くないの?と思う方もいるかもしれませんが海では浮くんです。陸上では体感できないその不思議な体験をしてみて下さい!

 

ABOUTこの記事をかいた人

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BIGHOLIDAY-TRIPのチーフガイド。宮古島の海が好きすぎて10数年間勤めていた大手自動車メーカーを退職して移住。丁寧なインストラクションに特化していて不安のあるゲストさまもすぐに笑顔に!お子様からご年配まで人気のあるオールラウンダーで性格は穏やか。少し天然!?

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