この時期は空が白みがかるので撮影には向いていないと言われているんですけどね、朝起きるとびっくりするくらいの空の青さ!!しかも仕事は休みだなんて、こんなタイミング、今年中にはもうないでしょうー!
宮古島のお隣、伊良部島の奇跡=母子の再会=
という事で昨日までのゲストさまをショップにてお見送り後、目的地は伊良部島、下地島!ボク、嫁、うるまと車でカーフェリーに乗り込んだのでした。そんな想いつき的行動がこの数時間後の【素敵な偶然】に繋がってゆく事になるとは・・・。
目星をつけていた場所をだいたい周り終え、空も曇りはじめてきたのでそろそろ帰ろうかという雰囲気になってきた頃でした。この後、衝撃の出逢いです。
もしかして?
写真の岬の近く、誰も歩いてないような所で一匹の犬を連れたお爺さんがやってきました。いつも通り、うるまを呼び寄せ興奮しないようリードに繋ぎ、お爺さんと一匹の犬とのすれちがいに備え、こんにちは。とあいさつして事無きを得た次の瞬間、ちいさなちいさな違和感をボクは感じたのです!そう、お爺さんと一匹の犬に。
うるまの母親です!
どこかで見たことがあるお爺さんの後ろ姿を見送りながら、やや垂れている三角形の耳の犬にピーンと来たのです。母親の飼い主さんとは最後に『大事にしてください。』『大事にします!』というやりとりのみで特に連絡先も交換せずでしたので(宮古島ではスタンダード)まさか母親と再会する未来は想像していませんでした。
伊良部島狭しと言えども人口5000人、遭遇する確率は1/5000!さらにボクらが伊良部島に渡るのは年間1~2回がいいところ。まさか、まさかうるまを引きっとって約一年後、2回目の渡島で。。。伊良部島で元気な子犬産まれる。~生後2ヶ月、子犬宮古島の里親のもとへ渡る。~約一年後、故郷伊良部島で親子偶然の再会。まさかこんな素敵なストーリーのドラマが用意されていたなんて。
感動の再会
今ではうるまのほうが母親より大きくなり、このふたりはお互い覚えてなさそうな?感じでしたが笑(本当はどうなんでしょう?)うるまのほうがクンクン匂いを嗅ぎに近寄り、母親は静かに様子を見てるというやりとりを終え、『またここで逢いましょう。』と、お爺さんと日付の決まってない約束を交わし、お互いまた別々の道を歩き出したのでした。
犬にとっても素敵な偶然、
ボクらにとっても素敵な偶然。
そうして清々しい気持ちで2人と一匹、宮古島本島への帰路につくのでした。
それではまた明日!