こんにちは。店主です。

今日はお知らせです! BIGHOLIDAYは2016年より「ファンダイビング専門店」として生まれ変わりました。2012年から4年間、ファンダイビング、体験ダイビング、ライセンス講習を3本柱として展開してきましたがいろいろと想うところあり、すべてのゲストさまと私たちがハッピーになるために選んだ形態となります。

「なぜ専門店なの?」「専門店としてのメリットは?」その理由と、おすすめしたい理由を合わせて今日の記事を書こうと思います。お時間ありましたらお付き合いくださいね!ちょっと長いです!

ダイビングショップは二つに分けられる

一言にダイビングショップと言ってもその形態はさまざまで、その特色は地域性で大きく変わってきます。おおまかに分けると二種類。BIGHOLIDAYは後者の『現地型ショップ』に該当します。

 

形態主な取扱いメニュー
都市型ショップライセンス講習、ファンダイビングツアー主催、器材販売
現地型ショップファンダイビング、体験ダイビング、シュノーケリング

宮古島にあるダイビングショップのほとんどは上の表、現地型ショップ取扱いメニューのすべてを開催しているところがほとんどでBIGHOLIDAYもそのひとつでした。もちろんすべてのショップがこれに当てはまるわけではなく、取り扱う比重はショップでまちまち。現地型ショップだって少なからずライセンス講習をやりますから!

つまり現地型とは店舗の近くに海があり、そこにダイバーのみなさんが潜りに来てくれる形式のことを指します。宮古島には代名詞となっている『地形』、ダイバー満足度のパロメーター『高透明度』、八重干瀬というエリアの顔『サンゴ礁』など魅力としては申し分ない為、たくさんの方が遊びに来てくれるわけです。

ここからが本題です! 沖縄県内の現地型ショップの多くはファンダイビング、体験ダイビング、スノーケリング、すべてのゲストさまがボートに乗船しているということ。しかしメニューによって楽しみ方が違うので、おおまかに言うとそこが専門店が望まれる理由なのだと思います。

どのメニューにだって、経験やスタンスに合わせた一番良い楽しみ方があるはず。 BIGHOLIDAYはファンダイビング専門ショップですので『ファンダイビング』に絞ってお話をさせてもらおうと思います。

ファンダイビング専門ショップがおすすめの理由-その①

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リズムが一定

体験ダイビングやシュノーケリングは参加者ごとに潜る本数や泳ぐ時間もバラバラなことが多い。メニューがばらけてしまうとリズムをつかみにくく、次の動きも把握しづらいかもしれません。

一方でファンダイビングのタイムスケジュールは3本予定で出航、ボート上にいる人はみんな同じリズムで行動します。簡単に言うと潜って休んで潜ってランチ食べて潜って帰るです

潜る時は全員潜っているし、休む時は全員で休む。決まったリズムはショップ利用が初めての方でも動きを把握しやすいというメリットがあります。リズムを掴めると、常にアンテナを張って周りの動きに注意している必要もなく緊張感も緩んで良い意味でリラックスしやすくなります。

「どのスタッフに聞いたら良いか・・」が無くなる!?

ボート上にいるスタッフも通常はファンダイビング、体験ダイビング、講習、シュノーケリングとメニューごとに担当があります。ファンダイビングメニューだけだと潜るチームは違っても船上スタッフは全員ファンダイビングガイドなので誰に何を聞いても大丈夫。いつでも何でも誰にでも話しかけてくださいね!

ファンダイビング専門ショップがおすすめの理由-その②

多彩なポイント選択が可能になる

まずは船酔いについて。船酔いには「慣れ」というものが確実にあり、この差は10数年実際に現場を見て来て痛感しています。つまり体験ダイバー、シュノ―ケラーは慣れていないので船酔いに極端に弱いのです。

これがポイント選びの際に考慮しなければならない大きな要因として浮上してきます。酔って苦しんでいる方がいるなら「なるべく静かな海域へ移動しよう」となります。まさかゲロゲロの人がいるのにさらに揺れる場所へは行けません。 ファンダイバーは経験があればあるほど船酔いに強い方が多く、初心者は酔いやすい。それでも酔う確率としてはノンダイバーに比べると格段に低く、きっとこう思う人が多いはずです。

少しくらいの酔いなら我慢して、出来るだけ良いポイントで潜りたい!

ファンダイバーは潜れば船酔いは醒めるという点を知っているところもなお良いですね。ボート上が全員ファンダイバーなら確率的にも少しでも良いポイントに行けるはずです。自由度は高いという事になります。

宮古島に体験ダイビングには少し向かない ワイルドなダイビングポイントがたくさんあります! ポイントリクエストについてもファンダイバーだけであるということは体験ダイビング、シュノーケリングのポイントを考慮しなくて良いので リクエストも必然的に通り易くなります

ファンダイビング専門ショップがおすすめの理由-その③

素直に感動を分かち合いやすい

ファンダイビングではほとんどの場合、チーム全員が同じポイントで潜り、同じ景色を見て帰って来ます。つまり最高の状態の 魔王の宮殿(宮古島で最もメジャーな洞窟ポイント。水深-25m)を全員潜ることが出来るのです。

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一方、スノーケルはもちろんのこと、体験ダイビングでもそこには潜れません。体験ダイビングで潜れる水深は-12mまでと規定があります。そして洞窟には行けない。安全のガイドラインがあるからです。なのでファンダイバーは魔王の宮殿を目の当たりにしても『見れてないから悪いな』という理由で素直にボート上で喜べない。人によりけりですがそんなこともあるかもしれません。

もっとも講習に時間とお金を割いて手に入れたライセンスで潜りに行っているのですから、そう思う必要はないのかもしれませんがやっぱり気にしてしまったりすることもあるかもしれませんね。

ボートに乗っているゲストさま全員で同じ感動体験を味わいに行く

これこそが専門ショップの特権でBIGHOLIDAYの目指すところです。もし本当にびっくりするくらい感動したら?話したくなりますよね。一緒に潜った人が周りにたくさんいるならなおさら!

ファンダイビング専門ショップがおすすめの理由-その④

ゲストさま同士の輪が広がりやすい

ファンダイビングはお一人で参加される方が圧倒的に多いです。潜りに行く為の旅行というスタンスなので旅慣れしている方も多いですし、なによりファンダイバーの最強の共通話題『海とダイビング』がありますので、地位や年齢などの垣根を超えてみんなで海の話が出来ることは本当に良いことだと日々思ってます。

先の話に出た『ボートに乗っているみんなで感動体験』しに行くのですから距離が縮まって当然ですね。無理をしなくても自然とそうなるんです。だって楽しいんですから!

ファンダイビング専門ショップがおすすめの理由-その⑤

ファンダイバーの目的は『ダイビング』が一番

私個人的にはここが一番のポイントだと思っています。 たとえばこのシチュエーション

次に潜るポイントシチュエーション通常の水面休息時間
GW 大人気【アントニオガウディ】待ちのボートがいっぱい!約50分

ある程度のタイムスケジュールはあります。帰港時間をすごく気にされるゲストさまもいます。海から帰って来てからのご予定もあるでしょうし、当然の事だと思います。 ただ、どうでしょうか。

もし休憩の50分にさらに30分待てば、ダイバーでごったがえしてやや濁っているガウディではなく、綺麗で荘厳で神聖な雰囲気のガウディに潜れるとしたら?? ファンダイバーは潜る事を一番の理由に来島される方が多いですよね。言ってしまえばダイビングで感動するために来ているのではないでしょうか。

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その為に時間とお金を割いて離島宮古島まで来ているのですから先の例えで言うなら綺麗なガウディを見るためなら30分など惜しくないという声がほとんどだと思うのです。 その例えは、自然が相手のレジャーですのでいろんなシチュエーションで出てきます。

  • 天気も良くて海況抜群!!遠出をしてなかなか行けないレアポイントに遠征しよう
  • 今日なら入れる!移動して目の覚めるようなブルーラグーンでゆっくりランチにしよう
  • イルカが出た!滅多に無いチャンスだから他の船が戻るのを待ってみんなで入ろう

これらのスペシャルな体験をスケジュールに縛られて逃すなんて勿体なさすぎます!ですので、その日の天気や海のコンディションのなかで どうやったらみんなで一番ワクワク出来るのかを私たちは毎日一番に考えます。

それを思い切り実行するためには時間の縛りは致命的。

ただ旅行においてダイビングを一番に考えてくれるファンダイバーのゲストさまたちならそういう選択はきっと喜んでくれるはず。私たちも、ただただ海を楽しんでもらうことに全力を注ぎます!

BIGHOLIDAYがこの形を選択した一番の理由

ファンダイバーにはファンダイビング専門店、ライセンスをお持ちでない方には体験専門店、シュノーケリングにはシュノーケリング専門店。

「これが現地型ショップの理想形なのかもしれない」という事は以前から私たち自身が肌で感じていた事。ですのでBIGHOLIDAYはこのスタイルを採用しています。サービスを提供する側も日々勉強は必要で、『満遍なく=浅く広くはダイビング業界も例外ではなく、専門ショップという形がニーズに合った深く良いサービスに繋がる』と考えています。

そしてゲストさまと私たちが最も楽しめる方法と形であることが一番大事。やっぱりBIGHOLIDAYはこのフレーズがすべてですから。みんなで一緒にワクワクしましょう!

 

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