宮古島に旅行に来たら海で泳ぐのは外せない、という方も多いのではないでしょうか?

透明度の高い海や美しいサンゴ礁など、宮古島の海には魅力がたくさんあります。

しかし、1年を通して温暖な気候で知られる宮古島ですが、やはり海水浴にもベストシーズンがあるのです。

今回は宮古島の海水浴ベストシーズンとその理由についてご紹介していきましょう。

 

 

■海開きはイベントとして行われる

海開き

宮古島では毎年4月の第1日曜日にカウントダウンやゲームが開催される海開きが行われます。

あくまでイベントとして行われるだけで、全国の海水浴場のように海水浴可能な期間が設定されているわけではありません。

宮古島ではウェットスーツを着用し、専門家の方と一緒であれば常に海水浴が可能です。

 

 

■水着で海に入れるのは5~10月

 

宮古島の平均海水温は最も低い1~3月でも21度ほどとなり、1年を通して20度以下になることはありません。

それならば1年中海水浴が楽しめそうと考えるでしょうが、海水温は高くても風が冷たいので水着で海に入れるのは5~10月までと考えておくといいでしょう。

冬の時期に海に入る人はほとんどいませんが、厚手のウェットスーツ着用であれば可能です。

 

 

■ベストシーズンは梅雨明けから9月まで

 

海開きが行われる4月はまだ肌寒く、水着で海に入るのは難しい日が多いです。

しかし、5月に入ると気温が上がり、日差しも強くなってくるので海にも入りやすくなっていくでしょう。

とは言え、5月に入ると宮古島はすぐに梅雨入りしてしまうので、あまり海に入れる日はありません。

本格的に海水浴が楽しめるのは梅雨明け後の6月から気温が下がり始める9月までと考えておくことで、旅行の計画時に役立つでしょう。

強い日差しで海中がよく見えるため、サンゴ礁や海の生物もたくさん楽しむことができます。

ツアーなども9月までがピークの場合が多いようですが、5~9月は台風シーズンでもあるため注意が必要です。

 

 

■天候次第では10月もおすすめ!

 

地元住民には肌寒く感じる10月ですが、本州に比べて温暖な宮古島は気温や海水温も高めなので天候次第ではまだまだ海水浴をすることが可能です。

ベストシーズンに比べて日差しが穏やかなので、日中でもゆったりと海水浴を楽しむことができます。

夏場に大量発生する危険な海洋生物であるハブクラゲなども、10月頃にはあまりいないので安心でしょう。

また、10月は一般的にはオフシーズン扱いになるのでツアー料金などもピーク時より安く設定されていることが多く、旅費を抑えることもできます。

ただし、11月に入ると宮古島では強い風が吹き始め、グッと気温が下がってしまうので旅行者でも海水浴は難しいでしょう。

 

 

■海水浴する上での注意点

注意点 日差し

宮古島は温暖な気候ですが夏場はかなり日差しが強く、水着のまま泳ぐと日差しで肌がボロボロになってしまうため、地元住民は服を着たまま泳いでいます。

海水浴を楽しむ場合、ベストシーズンはもちろん、10月であっても長袖の服やラッシュガードが必須です。

また、宮古島の海は透明度が高いため浅く安全だと思いがちですが、意外にも水深があり流れが複雑です。

急に流れが速くなるところも多くあるため、足元を取られて流されてしまう観光客は少なくありません。

ひと気のないところは穴場ではなく危険な場所なので、網が張ってある浜や注意書きがしてあるような場所には近づかず、人の目のある整備されているところで海水浴を楽しみましょう。

 

 

今回は宮古島の海水浴ベストシーズンとその理由についてご紹介しました。

宮古島には川がないため海への土の流出が少なく、透明度が保たれていると言われています。

そんな宮古島でのマリンスポーツはとても魅力的ですが、毎年観光客の水難事故が後を絶たず、なかには死亡事故も起きています。

危険な場所には近づかないなど、ルールを守って楽しく安全に海水浴を楽しみましょう。