みなさん、こんにちは。トッティです。
今日は宮古島のマンタ事情についてあれやこれや紹介していこうと思います。まずはダイビングポイント周辺で泳いでいるマンタを近くの崖の上からドローン撮影した映像をごらんください。
マンタシーズン真っ只中!宮古島で会える時期は??
宮古島でマンタに会える時期は限られていて、通年見られるものではありません。宮古島でマンタに会えるシーズンは12月〜3月の4ヶ月間。そして『必ず会えるポイント』はまだ見つかっていないので偶然の遭遇になります。
石垣島や久米島のようクリーニングステーションがあるわけではない。
今季は水面ではすでに何度もマンタを見ていましたが、今日はやっと今季初の水中遭遇マンタさま!!!
しかもドラマチックに3DIVE目の安全停止中キター!!コバンザメ4匹付きでゲストさまの目の前をゆっくり通過。あざっす!
宮古島でマンタに会えるエリア、場所はどこ?
主に宮古島海域ならどこでも出没します。メインフィールドの伊良部島下地島、サンゴの楽園八重干瀬や宮古島の南海岸、東海岸、どこで潜ってもチャンス有り!!
ただここに潜ればマンタに会える!というポイントは、実は宮古島にはありません。理由は下記の通り。
宮古島はマンタに超高確率で会えるクリーニングステーションはまだ見つかっていない
先ほど『マンタのクリーニングステーションは宮古島では見つかっていない』というお話をしましたが、マンタのクリーニングステーションとはマンタの身体に付くゴミや寄生虫を食べる”ホンソメワケベラ”という魚がたくさん住んでいる根のことで、
その根でホバリングや旋回してリラックスしているマンタをゆっくり見られる素晴らしい場所が国内では石垣島や久米島にはありますが、宮古島ではまだ見つかっていません。
ですので『今日はマンタポイントに行きますよー!』というノリではありませんのでご注意ください。
宮古島では捕食中のマンタに遭遇します
会えるシチュエーションとしては、一番多いのが水面付近でプランクトンを捕食している時でダイバーには目もくれず食事に没頭しています。そのため水面にプランクトンが溜まりやすい波の無い日が狙い目!!
したがって波が高い日には水面ではあまり見れません。
その他のシチュエーションとしては、水中で移動しながら捕食しているマンタ。餌場から餌場へ移動する時はノンストップで優雅に泳いでいます。
少なからず水中でも出やすいポイントもありますし、出るときはバンバン出ますので、マンタシーズンはそういうポイントで多く潜るようにしています。だってマンタ見たいもん!!
では宮古島のマンタシーズンで遭遇できる確率は??
盛らず語らず正直に言うと、確率はあまり高くはありません。しかし、
潜るポイントはいつもと同じでもマンタの通りやすそうな場所をルートに採用したり、時間を長めに使ったり。遭遇率が高いポイント、低いポイントがあるので、高いポイントを重点的に潜ったり、沖を見る回数や時間を増やしたり。
大丈夫。ボクたちは本気で毎日狙ってますから!
今日のマンタは捕食中でグルグル旋回
ポイントの隣で2枚のマンタが捕食中で一枚がこっちに泳いできた模様。エキジット後に船上からも確認でき、船で近づいてみると逃げる様子は全くなし!
ボートの隣で並泳してくれるので船上からカメラ突っ込んでLet’s撮影!
ブルーウォーターにはためく体長3m強のデビルレイズ!
突然出現する宮古島のマンタは出会った時の衝撃が半端ない。毎日見れたら最高だけど、たまに、意図せず、または狙って、そんな風にサプライズ的に見れる宮古島のマンタは最高だ。
今日のマンタはきっとサンタクロースの置き土産。
あらためて、メリークリスマス!