こんにちは!今日も店主です。

ダイビングに行って自分に合ったショップに出会えていますか?もしかしたら失敗してしまった経験はありませんか?今日はいろいろなダイビングスタイルについて、そして写真撮影を楽しむスタイルについてフォーカスを当てて書き進めていきたいと思います。

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あなたに合ったダイビングスタイルが見つかりますように。

ダイビングにはいろいろなツアースタイルがある

1.満遍なく楽しむツアースタイル

全てのゲストの好みに応えられるようほぼ一定のリズムで1DIVE内のコースをゆっくり周るスタイル。見所までの時間もゆっくり取れるのでマクロ生物もある程度楽しめて地形もまた、ある程度楽しめる。自分の好みに合ったものに思いっきり時間をかけられない所がデメリットでもある。いろいろなレベルのダイバーが1チーム内に混在している場合はこのスタイルのが用いられることが多い。

2.ワイドダイビングツアースタイル

大物と魚群、地形だけにフォーカスを当てる。中層を泳ぐことが多くなり、大物は待つだけではなく当てに行くため距離を泳ぐことが多くなる。泳いでいる間は水深を浅めに抑えられ大物が見つかった時に水深を落とす。または地形にたどり着いた時に水深を落とすので、深場である程度時間を確保出来るため効率が良い。

bigholiday2-5384また安全停止は最低限に留める。その意図は次のダイビングの一番の見所でより長く滞在できるよう、こちらも効率化を図る。中性浮力が取れていないと体力の消耗が激しいので中級者以上向け。初心者には難しいというデメリットがある。

3.マクロダイビングツアースタイル

生物観察と撮影に大きく比重を置くスタイルなので、ほとんど水底に着底しているシチュエーションになる。時間をかなりゆっくりかけることができるので目的に対する達成度はかなり上がる。ボート下で安全停止を兼ねたフリータイムもかなり長めに取る傾向がある。

マクロダイビングは被写体がたくさんいるのでこうしたシチュエーションでもゆっくり時間をかけられる。デメリットは地形に滞在する時間が短い。または目的によっては地形に行かないこともある。そもそも生物観察や写真撮影に興味のない方には向ない。

4.写真撮影ツアースタイル

ポイントやゲストの好みによって、目的をしっかり決めて潜るスタイル。ゲストにワイド派が多い時は上記のワイドスタイル、マクロ派が多い時はマクロスタイル。 宮古島ではワイドな地形ポイントがたくさんあるので圧倒的な地形や大物の見所がある場合はそれをおすすめさせてもらう場合が多い。またそれを望んで来島されるゲストも多い。BIGHOLIDAYはこのスタイルに当てはまります。

写真撮影ツアースタイルのメリット

写真が好きなダイバーが集まりやすい

目的がニッチになることにより写真が好きなゲストや写真に興味があるゲストが集まりやすい。好みのばらつきが抑えられる事により全体として一体感が生まれやすいのではないかと思います。宮古島らしさとは「地形」であり、「ダイナミックな景観、そして魚影の濃さや大物」なので、共通認識のあるゲストさまが集まることにより宮古島らしさを見てもらい、感じてもらい、撮ってもらいやすい。

写真の面白さ発掘と慣れ親しみ

水中写真は現在かなりポピュラーな存在になりましたが、それはある程度経験のあるダイバーに当てはまることがほとんどで、年齢層の低いダイバーにとってはいつでも水中写真は新鮮なもの。

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おすすめの無料レンタルカメラで使うことに慣れでもらったり、買ったばかりのカメラを使うシーンをより増やすことで親しんでもらったり、また経験者やガイドに教えてもらったりもできますね。また経験者にとってはいろいろなフォトダイバーがいることで新しい発見などがあるかもしれません。いろいろなフォトダイバー、いろいろなカメラがボート上にあることは写真が好きなダイバーには良い環境ですね。

撮りに行くツアーが楽しい3つの理由

1.ダイビング一本の目的が明確

 魔王の宮殿で光の綺麗な写真を撮りに行く」「ロウニンアジにフォーカスを絞ってクリーニングポイントで待ちながらのダイビング」「スカシテンジクダイが数万匹と群れている場所にワイド写真を撮りに行く」「例えばウミウシをたくさん探して撮影して周る」など、1DIVE毎にしっかりテーマを持って臨める。テーマがはっきりしていると事前にカメラの設定などを確認できたりイメージを持ちやすいので目的も達成しやすい。

2.リズムがわかりやすい

「今は移動するシチュエーション」「今は撮るシチュエーション」という感じで場を把握しやすい。立ち回るのが比較的簡単でロスが少ない。

例えば移動するシチュエーションで自分だけ撮りたいものを見つけてしまった場合は、グループがどちらに向かっているかをマメに確認しておけば撮影時間が確保できる。撮影後は疲れない範囲で泳ぐピッチを上げて追いつければ良い。例えば撮るシチュエーションでメインの地形が見えてきたら早めにポジションについて撮影時間を稼ぐ。などリズムを把握することで臨機応変に対応しやすい。

3.共通目的

1チーム全員の共通目的があればチーム全体としてのまとまりが良く、バラつきが無くなり、チームが縦に長くならないのでメリハリのある1DIVEになり、結果良いシチュエーションでの時間が長くなる。

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チームが縦に長くなってしまうとジリジリとしか進めなくなるのでエアや無減圧の心配が出てきて、結果的には間延びしてしまう1DIVEとなる。共通目的を持つことはワイドであれマクロであれ1DIVEのクオリティが上がることは間違いない。

写真撮影ツアースタイルに合う方、合わない方

写真撮影ツアースタイルに合う方は・・・

  • 写真撮影が好きな方、または興味のある方
  • 写真は撮らないが一番の見所で時間を使いたい方
  • 目的をある程度持っている方

写真撮影ツアースタイルに合わない方は・・・

  • 満遍なく同じリズムで楽しみたい方
  • 一つの場所で時間を使うのが苦手な方
  • みんなが写真を撮っているのを待ちたくない方

まとめ

十人十色の好みがあり100人100色の好みがあります。それはとても自然なことですね。10のダイビングショップがあれば10のダイビングスタイルがあるという事。初心者向けのショップ、 少人数制のショップ、マクロに強いショップ、写真に特化したショップ、いろいろあります。

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できるだけ自分の好みにあった1/10をきちんと選ぶことが自分自身のダイビングLIFEが豊かになる秘訣です。ゲスト側もショップ側も、お互いマッチングした上で潜りに行くことがみんながHAPPYになる手段なのかなと思います。そのためにはショップもきちんとスタイルを訴えることが必要ですし、ゲストさまもきちんと選んで頂くことが重要です。

ぜひあなたに合ったダイビングショップを見つけてくださいね!

 

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