沖縄県の海といえば白い砂浜と澄んだ青い海が特徴的で、中でも宮古島の海は絶景で多くの観光客が訪れています。

本州の海開きは7月上旬から中旬に行われることも多いですが、1年中暖かい宮古島の海開きはなんと4月からです。

今回は、宮古島の海開きイベントや遊泳時の注意点などについてご紹介していきましょう。

 

 

■与那覇前浜ビーチで海開きイベントを開催

与那覇前浜ビーチ

一般的に海開きといえば盛大に行われるイメージはありませんが、宮古島の海開きは約3000人が集まる一大イベントです。

このイベントは、宮古島観光協会青年部が主体となって与那覇前浜ビーチで開催されます。

では、毎年4月の第一日曜日に開催される宮古島の海開きイベント概要について詳しくご紹介していきましょう。

 

・与那覇前浜ビーチとは?

イベント会場の与那覇前浜ビーチは、東洋一美しいと評される大人気のビーチで、地元の方や観光客から愛されています。

真っ白の砂浜とエメラルドグリーンの海が綺麗で、約7㎞と長く続いているところも特徴です。

シャワー・トイレ・更衣室・売店なども完備されており、快適に海を満喫できます。

 

・イベントの内容

まずは、海の安全を祈願して行われる「ニガイ(願い)」からスタートします。

ニガイが終わるといよいよ海開きとなり、たくさんの人々が一斉に海へと入っていきます。

4月のビーチはまだ少し水温が低いので、Tシャツを着て海に入る人の姿も多いです。

毎年内容は変わりますが、ビーチフラッグや綱引き、宝探しなどの楽しいイベントも開催されています。

ゲストによるライブもあるので、海に入らなくても楽しめる内容です。

 

 

■遊泳時の注意点とは?

 

他にはない美しさが魅力な宮古島の海ですが、遊泳する時には注意すべきポイントがあります。

楽しく遊ぶには安全第一なので、注意点をしっかりと覚えておきましょう。

 

・台風時には海へ入らない

宮古島の海は6~9月がベストシーズンとなりますが、同時に台風の多い時期でもあります。

台風時は海が荒れて波が高くなり、もし海に入れば水難事故に遭う可能性も高いです。

特に台風が通過した後は荒れていることも多く、台風が過ぎ去ったからすぐに入れるわけではありません。

ベストシーズンに宮古島の海を訪れて海に入れないのは惜しいですが、身を守るために海へ入らないようにしましょう。

 

・ライフセーバーのいないビーチも多い

観光客が多く訪れるビーチであっても、宮古島の場合はライフセーバーがいない場所も多いです。

そのため、何かあった時に誰かに助けてもらうことはできないため、遊泳時には事故のないよう自分で気を付ける必要があります。

もし深い所で溺れた時に家族や友人が助けに行っても、一緒に溺れてしまう危険性もあるでしょう。

実際に宮古島では水難による死亡事故の件数も増えており、楽しいビーチで命を落とすリスクがあります。

ライフセーバーがいるのは、与那覇前浜の東急ホテル前エリアとシギラビーチのみです。

小さい子どもと一緒に宮古島の海を訪れる時は、ライフセーバーのいるビーチを選ぶと良いでしょう。

 

 

■宮古島の海はいつまで泳げる?

宮古島の海

4月から海開きとなり6~9月がベストシーズンとなる宮古島の海は、10月までは問題なく泳ぐことができます。

11月になると水温が低下してくるので、水着を着用して泳ぐのは10月までになるでしょう。

海開きイベントと同じ場所で、海を閉じるフィナーレのイベントが開催されます。

こちらも海開きと同様、たくさんの催し物が楽しめるので人気のイベントとなっています。

 

 

美しい景色が広がる宮古島では、人気の与那覇前浜ビーチで海開きイベントを開催しています。

宮古島の海は台風で荒れることも多く、ライフセーバーのいるビーチが少ないので遊泳時は安全に注意しましょう。

多くの方が集まる海開きイベントに参加して、ぜひ宮古島の海を楽しんでみてください。

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