ダイビングは女性にも人気のアクティビティです。

ただ、ダイビングの予定日と生理が被ってしまったらと、不安になる方は多いでしょう。

そもそも、生理中にダイビングは可能なのでしょうか?

今回は女性ダイバー必見の情報として、生理中のダイビングについてご紹介していきます。

 

 

■生理用品の使用でダイビングは可能

ダイビング 生理

生理は一定の周期でくるものの、生活リズムやホルモンバランスなどの影響で予定日と大幅にずれてしまうことがよくあります。

もしダイビングの予定と被ってしまうと、中止しないといけないと思う方がほとんどでしょう。

実は、いつもどおりの生理用品を使えば、ダイビングは問題なく行えるので安心してください。

生理用品にはナプキンやタンポン、月経カップがありますが、おすすめは経血が漏れにくいタンポンや月経カップです。

ただ、海にはたくさんの雑菌がいるので、1日に複数回潜る際は、その都度交換するようにしましょう。

ナプキンも使用は可能ですが、海水を吸ってしまい、上陸の際に海水と共に経血が流れ出るため、あまりおすすめしません。

タンポンや月経カップが使えずナプキンしか使えない場合は、ボクサータイプで血の色が分かりにくい濃い色の水着を着用しましょう。

さらに、その上からラッシュパンツ・レギンス・ハーフパンツなど、お尻までカバーできる上着を着用すると安心です。

タンポンや月経カップを使う際も、用心のために濃い色の水着などを着用しましょう。

ドライスーツは防水性に優れているので、ナプキンなどが濡れるリスクを軽減できるので、生理中のダイビングにも最適です。

当日はこまめに生理用品を変えられるようにトイレの位置を確認しておきましょう。

 

 

■体調が優れない時は潜らない方がいい

 

生理でもダイビングは可能ですが、鎮痛剤を使わないと痛みが強いほど重い生理の時や経血の量が多い時は中止してください。

重い生理は倦怠感や吐き気、貧血などを起こすことも多く、その状態でのダイビングは非常に危険です。

生理初日や元々重い体質の方は、生理中のダイビングは控えるようにしましょう。

満足にダイビングをしたいのであれば、低用量ピルで事前に周期を変動させるのも一つの手です。

しかし、ピルは副作用があるので、婦人科に相談して服用するようにしてください。

 

 

■生理中のダイビングで用意するもの

 

生理用品以外にも当日用意しておくと安心のグッズが他にもあります。

具体的には、次のグッズを用意しておきましょう。

 

・防水ポーチ

・ウェットティッシュ

・中身が見えないタイプのポリ袋

 

いつでも生理用品を取り替えられるように、交換用の生理用品は防水ポーチに入れて身近に置いておくと安心です。

付着した経血をふき取れるウェットティッシュは、肌に触れても安心なタイプを用意しましょう。

交換する回数が多く、経血の付着したものを入れるためにも、黒など中身の見えないタイプのポリ袋もあると安心です。

 

 

■生理中のダイビングは冷え対策をしよう

ダイビング 冷え

生理中は特に冷えに注意が必要です。

ダイビング後は体が冷えやすいため、冷え対策に徹底してください。

上陸後、海水をふき取れるようにタオルを用意し、体が冷えないようにパーカーやラッシュガード、ボードコートを用意しましょう。

防寒具も濡れてしまうと冷え対策となるので、潜るたびに乾いたものを使用することがポイントです。

何回も潜る際は速乾性のものや、複数の防寒具を用意して、乾いたものを着用できるように準備しておきましょう。

また、体を温める食べ物や飲み物の用意や長時間のダイビングを控えることも大事です。

 

 

生理用品の活用や冷え対策をしっかり行えば、生理中も安心してダイビングできます。

ただし、症状が重い時は安全性を考えて中止し、安静にしましょう。

快適にダイビングをするためにも、ご紹介したグッズや対策を参考に準備万端にして当日を迎えてください。