レギュレーターは、タンクに入っている空気を吸うために使う器材です。
空気がない水中に潜るダイビングでは、必要不可欠な器材です。
そんなレギュレーターにはいくつも種類があるため、どれを選んだら良いか迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、初心者からベテランまでがおすすめするレギュレーターを厳選し、特徴をまとめたのでご紹介します。
■APEKS XTX200
レギュレーターを作っているメーカーはいくつもありますが、その中でもAPEKSはダイバーの多くが愛用するレギュレーターを作っています。
テクニカルダイビングの場面で使われています。
機能はもちろんですが、デザイン性にもこだわっているため、愛用する人は多いです。
レギュレーターを作る際のパーツが少ないことが、APEKSのレギュレーターの大きな特徴です。
XTX200は、ダイバーが使いやすいような工夫もなされています。
快適に呼吸ができるようにサポートするシリコン素材の排気バルブやつまみやすい流量調節ノブ、顎の負担を軽くするC/Bマウスピースの標準装備などは、ダイバーにとって嬉しい仕様です。
XTX200の上級機種であるXTXタングステンや廉価版であるXTX50というレギュレーターもあるため、APEKSのレギュレーターの中でも予算に合わせて選べます。
XTX200の価格は、スイベルフレックスホース使用のヨークタイプが17万2,000円、フレックスホース使用のヨークタイプとDINタイプが16万円となっています。
■TUSA RS-671シリーズ
日本国内にもダイビングメーカーはいくつもありますが、その中でTUSAだけがヨーロッパの安全基準・CE EN205を満たしているのです。
ヨーロッパは日本のメーカーにとってアウェイな環境なので、クリアするために苦労をしたと言われています。
しかし、世界的にもダイビング器材先進国であるヨーロッパの規格をクリアしているため、その性能は確かなものだと言えるでしょう。
TUSAのRS-671シリーズの強みは、テクニカルダイビングで100mまで潜っても呼吸ができるという点です。
CE EN205を満たすレギュレーターでも、中には100mまで潜れない製品もあります。
そのような点を踏まえてみても、TUSAのRS-671シリーズはダイバーにとってとても魅力的な製品と言えるでしょう。
また、APEKS製のレギュレーターよりも価格が安めに設定されているという魅力もあります。
RS-671シリーズの価格は、11万円です。
■AQUALUNGのカリプソクラシックレギュレーター
AQUALUNGは、ダイビングギアをトータルで手掛けているメーカーです。
レギュレーターも手掛けていて、その中でもカリプソクラシックレギュレーターは特におすすめです。
デザインはとてもシンプルで、レギュレーターの中でもかなりリーズナブルな価格設定となっています。
そのため、ダイビングを始めたばかりのエントリーダイバーに最適なレギュレーターとしてAQUALUNG自身も推すほどです。
強化ポリカーボネイト素材を採用し、高い耐久性を有しています。
AQUALUNGが手掛けるダイビングギアは、どれもリーズナブルな価格帯に設定されているので、ブランドを統一したギアをそろえやすいという点も嬉しいポイントでしょう。
カリプソクラシックレギュレーターの価格は、7万2,000円です。
レギュレーターは、ダイビングを楽しむために欠かせないアイテムの1つです。
ダイビングギアを手掛けるメーカーからいくつもの種類が販売されているため、予算に合わせてどれを購入すべきか考えられます。
また機能もレギュレーターによって異なるため、どのくらいまで潜るのかなどを考慮して選ぶ必要があります。
ご紹介したメーカー・商品は良質なレギュレーターを販売しており、お手頃な価格で手に入るのも多いため初心者もお求めやすいです。
メーカーのホームページに掲載されているスペックを確認し、最適なレギュレーターを選んでください。