ダイビングを始めたばかりの頃は道具や器材をレンタルで済ませていても、頻繁に潜るようになると、見た目やレンタル費用を抑えるために自分用の道具を揃えたくなる方も多いのではないでしょうか?
なかでもダイバーマスクは水中での視界を確保するために欠かせないアイテムのひとつで、合わないとストレスを感じやすいものでもあります。
今回はそんなダイバーマスクの選び方やコツ、人気マスクの装着感の比較をご紹介します。
■ダイバーマスク選びのポイントとは?
・フィット感
ダイバーマスク選びで最も重視したいポイントは、フィット感です。
マスクが顔にしっかりフィットしていないと中に水が入ってきてしまい頻繁にマスククリアしなくてはならず、ストレスになります。
マスクはメーカーによって少しずつ形状やサイズが異なるため、フィット感をしっかり確かめ、検討してから購入しましょう。
陸上でダイバーマスクのフィット感を確かめるにはまず、ストラップをかけずにマスクを顔に当て、鼻で軽く息を吸います。
そのまま手を放し、顔をゆっくりと左右に振ってもマスクが落ちなければフィットしていると判断できます。
・視力に応じてタイプを選ぶ
マスクには1眼タイプと2眼タイプがありますが、2眼タイプは度付きレンズを入れることができるので、近視や遠視、乱視といった視力の悪い方でも安心してダイビングを楽しむことができます。
・スカートの色にも注目
透明・黒色・白色と3種類あるスカートの色も注目したいポイントで、それぞれにメリットがあります。
透明なスカートは光を通すので視野を明るくし、その光で顔の印象も柔らかくしてくれます。
黒色のスカートの場合は逆に光の侵入を防ぎ、日差しや水面の眩しさをやわらげることからフォト派ダイバーに人気です。
透明と黒色の両方の効果を兼ね備えるのが白色のスカートで、フォト派の女性に人気が高いのですが、種類が比較的少ないのが難点と言えます。
■ダイビングの必需品!人気マスクの装着感を比較しよう
ダイビングには欠かせないマスクの装着感を比較し、自分に合ったマスクを見つけ出しましょう。
・GULL マンティス5
国内メーカーのため日本人の顔にフィットするように設計されているロングセラーのマスクで、スカート本体からストラップを引っ張る構造のため、フィット感が高く、視野が広いのが特徴です。
スカートには装着跡が残りにくい柔らかいシリコンが採用されているところも注目です。
・Apollo バイオメタルマスク
軽さと強度をあわせ持つアルミニウム合金をフレームに使用したことでフレームを極限まで薄くし、2眼で視界を妨げるセンターピラーを最小まで狭めているのが特徴のマスクです。
2眼でありながら限りなく1眼に近い視界を感じることができます。
遠視対応の拡大レンズが付いたモデルもあるので興味のある方はぜひチェックしてみてください。
・TUSA スプレンダイブ2
日本人のフェイスラインにフィットする、装着跡が付きにくいラウンドエッジ構造で、TUSAのベストセラーです。
ローボリュームでコンパクトなのでシュノーケリングやダイビング初心者でも扱いやすいです。
2眼タイプなので度付きレンズにも対応しています。
・mares X-VU LiquidSkin SUNRISE
イタリアメーカーから発売されているアジア限定モデルのマスクです。
硬さの違う2種類のシリコンを絶妙に組み合わせたことにより、抜群のフィット感と装着跡の残りにくさを実現させました。
フレームのデザインもおしゃれで、構造上ほかのマスクに比べ下方向へ視野が広いのが特徴です。
今回はダイバーマスクの選び方やコツ、人気マスクの装着感の比較をご紹介しました。
マスクはフィット感が重要になるので、なるべくたくさんのマスクを試着してから納得のいくものを購入することをおすすめします。
自分に合ったマスクを見つけられるとダイビングがより楽しくなるでしょう。