ダイビングのプロフェッショナルに最初に与えられるのが、PADIのオープンウォーター・スクーバ・インストラクターという称号です。
ダイビングのプロを目指すために欠かせない資格となりますが、どのような方法で取得できる資格なのでしょうか？
PADIのオープンウォーター・スクーバ・インストラクターについてご紹介します。
■PADIのオープンウォーター・スクーバ・インストラクター
PADIのオープンウォーター・スクーバ・インストラクターとは、インストラクター開発コース（IDC）を修了し、ダイビングインストラクターとして適しているか評価される試験に合格した人が受験できる資格です。
オープンウォーター・スクーバ・インストラクターに登録するためには、エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター資格も必要です。
インストラクターの資格取得後には、ディスカバー・スクーバ・ダイビングからダイブマスターまでのプログラムの実施が可能であり、インストラクターとして学んでいくために欠かせない資格でしょう。
ダイビングの面白さや楽しさ、経験やスキルアップのためにも役立つ資格なので、インストラクターとして活躍したいのなら取得しておきましょう。
■参加するための条件とは？
PADIのオープンウォーター・スクーバ・インストラクターの参加条件は、以下の通りです。
◎18歳以上であること
◎ダイブマスター（DM) 、アシスタントインストラクター（AI)であること
◎ログに記載されているダイブ経験本数60本以上（ディープ・ダイビング、ナイト・ダイビング、ナビゲーション・ダイブを含む）
◎病歴や診断書を提出できる人（12ヶ月以内）
◎PADIもしくは他の指導団体でリーダーシップレベルが認定されていること
◎2年以内にCPRとファーストエイドでトレーニングを受けていること
◎認定ダイバーとして6ヶ月以上経過していること
■取得によってできることは？
インストラクターの資格取得によって、PADIで実施されている体験ダイビングやプロの一歩を踏み出せるダイブマスター（DM）コースなど、多くのPADIプログラムが実施できるようになります。
多くのプログラムを体験し、資格取得によってダイビング技術や経験の向上ができるでしょう。
日本国内では、公的資格がない代わりにダイビング関連の資格取得によって、ダイビング技術が習得でき、インストラクターになるためには資格の取得が必須です。
公的な資格がなくても、世界のダイバーの半数以上が取得している認定団体のPADIであれば、明確な基準によってダイビング技術が保持されているため、さらなる知識の取得や技術向上ができます。
また、インストラクターとしての知識を習得できるだけなく、実践を行いながらスキルも身に付けられます。
ダイビングインストラクターになることで、趣味であったダイビングを仕事に変えることができたり、やりがいを感じながら教えたりもできます。
また教える立場になったときに重要なのは、相手から信頼してもらえることです。
海の話を通じて楽しさを感じながら、誰かに頼られるのもダイビングインストラクターにならなければ体験できないことでしょう。
また、資格取得によって本来であれば知り合えなかった人との出会いもあり、仕事としてもやりがいや充実感を味わいながら働けます。
インストラクターを本職にするのなら、ダイビングショップやリゾート地のインストラクター、週末のみのインストラクターなど、様々な形でダイビングを教えることができるのも魅力です。
PADIのオープンウォーター・スクーバ・インストラクターを取得すると、さらなるステップアップが可能であり、ダイビングを通じて多くの出会いも生まれます。
海の中でのスキル向上や海洋実習など、ダイビングに必要な知識を習得するのに適しています。
プロとして本格的にダイビングを行いたいなら、PADIのオープンウォーター・スクーバ・インストラクターを取得しましょう。
