連休明けや閑散期などにたま~にマンツーマンでガイドさせてもらうことがあるのですが、ゲストさま的にはどんな感じなもんなんでしょう。ボクはその立場に立ったことが無いのでわかりませんが、今日はガイドの立場でのマンツーマンについてぶっちゃけて行こうと思います!

マンツーマン究極説 – 少人数の極み

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あなたの好みに100%賭けられる

数人案内をするとなると好みも分散されるのでどうしても万遍ない無難なガイディングになりがち。なるべく好みやレベルを合わせてチーム分けさせてもらっていますが全員全く同じ!!ということはなかなか無いので難しいところです。

ですが、マンツーマンってことはそのゲストさまの好みにすべてを賭けられます。ガイドとしては視点がはっきり定まりますので、例えばマクロオンリーのゲストさまなので今日はワイドは捨ててゴロタ、壁にとことん集中出来るぞ!とか、逆にワイドレンズなので水底からは離れて浮遊しながら大物を探しつつ地形にアプローチ!とか、良い意味で偏ったガイドが許されるのです。

これがガイドとしてはたまらなく楽しい!!解き放たれる。そんな感じです!

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【イソマグロ×7、うち先頭3個体はメータークラス】

行きたい所、逢いたいもの、確率倍増!

面白い事に、解き放たれるれたその偏りはワイドでもマクロでも多くの場合、『当たる』確率がグーン!!!と上がります。1DIVE45分中、20分下(マクロ)を見て、25分上(ワイド)を見るということはガイドが【探す事】に懸けられる時間が分散されるという事になり、そりゃどっちかにすべてを費やせたほうが収穫が多くなるのは必然。

二兎を追うもの一兎を追えず。何かを選ぶということは何かを捨てるという事。この捨てるという事はことわざが出来るくらい難しいことなのですが、思い切ってどっちか捨ててみません?もしかしたら想像以上に大きなウサギをGET出来るかも。

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1対1の共通ミッション

そうして出会うドラマは時に血液がすべて逆流してくるような興奮を与えてくれる!!そんな時、ボクは決まってその場でゲストさまと『ハイタッチ』をする事にしています。正確にはすると決めているというより、したくなるからしているんですけどね。

まとめますと、マンツーマンで案内させてもらう時のガイドの心境としては『全身全霊全力全心でひとりの人と一緒に遊びに行く』やっぱこれですかね!外れれば一緒に悔み、当たれば一緒に喜ぶ。少人数案内の時もそうなのですが、マンツーマンにおいてはその密度が圧倒的に濃いってことなんでしょうね。BIGHOLIDAYはガイドが3名いますので閑散期の今!狙い目ですよ!さて明日も解き放たれてきます!

ナイスホリデイ!ビッグホリデイ!
ではまた明日~

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