早い方はもうGWも終わって日常に戻ってる頃でしょうか。は~!宮古島は今日の昼間なんて気温30℃!そりゃミッキーもまだ宮古島に来て20日ちょっとでこんな感じです!
もう気分は夏休み、セミもみんみん鳴いています。若さと爽やかさでは完全に負けてますが肌の黒さでは負けません!トッティです。久しぶりに外部ストロボを海に持ち出してみて思ったことがあるので今日はその『ストロボ』ネタで!
水中カメラ用外部ストロボが必要なシチュエーション
ストロボはいろんなシーンで活躍してくれますが具体的にどんな時にその威力を最も発揮してくれるのか。アウトプットの為にもここに書いてみようと思います!
まず一般的なマクロ撮影ではカメラの内臓ストロボが備わっているため、外部ストロボを付けたからといって抜本的に写真が変わることはあまりありません。使いこなせば内臓ストロボでも結構キレイに撮れるもんですからね~!そうだな~、わざと影を出すためとか、あとは近づけない被写体を遠目からズームで撮る時なんかはいいかもしれないですけどシチュエーションとしては限られます。
外部ストロボはワイド側でこそ活きる
やっぱりストロボにより写真が劇的に変わるシーンはワイド側だと思うのです。なぜなら内臓ストロボでは絶望的に光が弱く範囲が狭い!!例えばこの写真。ノーストロボも味があって好きなんですけど、色が出せたとしたら写真の幅が圧倒的に広がります。魚群とか、サンゴとかとにかく大き目の被写体の色を出したいというシチュエーションこそ外部ストロボ一番の価値!
水中ライトで代用できる?
そして例えば『水中ライト』でもいいの?という質問がありますがどんなに光量が強いライトでも広く撮ればとるほど光量不足。答えはNOです。ある画角と被写体の距離までは代用できますが、明るい太陽のもとではライトは力を発揮できません。光量勝負ではストロボに勝る機材は無く、水中ライトではどんなに頑張っても下の写真のようにはならないんですよね~
外部ストロボの有りの場合
水中ストロボは本来の色を映し出すための鍵
水深-5mまでなら浅場は自然光や水中モードで十分ですがそれより深くなると綺麗な色はもう出ません。外部ストロボを使う以外に綺麗な色を出す方法は今現在カメラメーカーのテクノロジーでは残念ながら実現出来ないのです。
海の中は、陸上のそれとは比べものにならないくらい鮮やかな色彩で溢れています。しかし光の屈折で赤色から失われていく為、潜った時のリアルな視覚的にはほぼ青みがかった世界。そこに直接光を当てて本来の色を蘇らせるのがストロボや水中ライトの役割。
水中ストロボを最大限に引き出すために
実は外部ストロボの価値をあまり知らずに付けている方って結構多いんですよ。ストロボを買うか迷ってるという相談も良く受けるんですけどそんな方に今日の記事を少しでも参考にして頂ければ幸いです。何を撮りたいかで買い足す装備(ストロボ?ワイドレンズ?マクロレンズ?はたまたカメラ本体!?)は変わってくるので
自分が本当に撮りたい写真、好きな写真は?
それを知ることこそカメラ機材を買う前の第一歩!『水中写真も、まずは己を知れ』と、どっかの写真家が言っていたような~?まずはたくさんの写真を見てみましょ!きっと第一歩を踏み出せると思います!
という感じで賑やかなGWも今日で無事閉幕のBIGHOLIDAYです。おかげさまで怒涛の10数日間、いや~、海況もGOODで良い連休でした。
BIGHOLIDAYと愉快な仲間たちに会いに来てくださったみなさん、どうもありがとうございました!毎日毎日楽しかったです!今年はうまく休日がつながったようで序盤、中盤、終盤とゲストさまが3度総入れ替え。梅雨入りも今年は遅いようでまだ発表されておらず水温が23℃からここ一ヶ月で一気に26℃まで上がったと思ったらそうこうしている間にもう一発目の台風が接近中!
そんな感じで、もの凄い体感スピードで季節が流れています。明日は台風接近のためお休みです。明後日もかな~?
ナイスホリデイ!ビッグホリデイ!
ではまた明日~