12月に入って、すっかり予定表が真っ白〜いBIGHOLIDAYです。まあ毎年こんなもんですけどね。たまには休みます。が、写真は今日撮れたてフレッシュなマダラトビエイ!だいたい一番TOPの写真は把み程度のものを選びますが今日はひと味違います。
大物と群れへの憧れを胸に
ボートには宮古島在住、宮古島ダイビング歴250本のゲストさま一人だけ。まあ普通のポイントは飽きるくらい潜り倒しているわけで伸るか反るか、当たるか外すか、笑うか泣くかで大物×群れを求めてレアポイントをわたり歩きわたり泳ぎます。
何かを選ぶという事は何かを捨てるという事
そう。外すリスクを背負って潜ると言うことは普段はしません。なぜ?宮古島には絶対的見所『地形』があるので冒険しなくてもある程度のクオリティが約束されているから。それがあって、それを目的に来ているゲストさまがいればないがしろにして冒険するのはただのエゴかもしれない。
賭けに出る以上は勝ちにこだわる
エントリーして沖だししてすぐこの魚影が見えて来ていつもと違う雰囲気を少し感じながらワクワクしながらさらに沖へ泳ぐ。魚の量とまとまり方が普段とは桁違い。奥のクマザサハナムロも手前のウメイロモドキも周りにいたアカククリもその他モロモロも。
ここ何年、この規模のウメイロモドキに巻かれた事は記憶にない。安定を求めるか、大当たり&大外れを求めるかは個人の好み。あなたはどっち派??
なおさら宮古島は安定感とそのクオリティがかなり高いので必然的にそっち側で日々勝負していますがボク個人の好み的には後者側。あ、今日は外してもいいんだ!(笑)という攻めのゲストさまのみで、安定という枷が外れた瞬間に本当の自分が解き放たれます。
宮古島でバラクーダの群れなんてほぼ見れませんから!最後に見たのは1年半前くらいだったかな。逃げ足早すぎて近づけず。。それでもアドレナリンが頭皮からジュワッと溢れ出たのを感じました。
マダラトビエイは2DIVEで5枚。結構近づかせてくれたし、グルグル回りながらゆっくり見ることも出来た。ゲストもボクらもしっかり見て撮れて言うことなしです。マダラトビエイもそんなにそんなに見れるもんじゃないですからね。
賭けるに値する、心中するに値する宮古島の海
たとえ解き放たれるタイミングがあったとしても賭けるに値する、心中するに値する海が無ければボクもさすがに行きません。行けません。勝算があるからこそ、思いっきり飛び込める。それで外れたらしょうがない。それも海。
10人十色のロマンがあっていい
宮古島の地形BIGポイントで感動して鼻血ブー!!!も良いし、伸るか反るかの大物DIVEで興奮して血液ブクブク沸騰させるのも良い。何にロマンを求めるのかは十人十色。あなたは何にロマンを求めますか?
サンゴ?
ウミウシ?
エビカニ?
魚?
透明度?
地形?
大物?
可愛いスタッフの女の子!???
なんだっていいと思う。ただロマンを持って潜る事はとても大事だと思う。ゲストもガイドも。
ナイスホリデイ!ビッグホリデイ!
また明日。