こんにちは。トッティです。もうしばらくブログは陸上の話が続いているので今日は公共の電波を使って海の中に想いを馳せようと思います。

海の生物を想う

毎年この時期になると帰省する前に気がかりな事を思い出します。その気がかりというのは、海の生物たち。

ストックネタの生物「居付き」

海の生物たちが気がかりなんてキザなこと言ってんじゃないよ!!なんて突っ込みが入りそうな発言ですが、どういう事かと言いますとダイビングガイドは必ず『居付き』の生物をネタとしてストックしています。居付きというのはつまり、決まった所にいる生物のことで、この居付きの生物を紹介しつつ、新しい発見の紹介を交えます。そしてまた次の居付きへ。という具合にこの居付きが生物紹介組立の柱になるのです。

ウミウチワに棲むピグミーシーホース

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例えばこのピグミーシーホース。この子はもう完全な居付きです。始めは2枚のウミウチワに4個体いたのですが、年末にリクエストが入り、見に行ったときには2個体しかおらず、もう2個体は姿を消していました。

イソギンチャクに棲むクマノミ

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そしてご存じ『シロクマ』です。去年の10/15に初確認して以来、約3か月に渡って定点観察をしながら成長を見守ってきました。クマノミだけではなく白化イソギンチャクもまた居付きです。こういう居付きの生物たちが『気がかり』になるわけです。なんせず~っとそこにいる事はまず無いと言っても過言ではなく、いなくなるのは半年後かもしれないし、一週間後かも。はたまた明日かも!と、そういう気持ちで日々見つめてきました。

なのでクローズになり、ひとたび陸に上がればそれはそれはもう気がかりになるわけです!特にシロクマのように完全に個体識別出来ている生物に対してはもう完全に【友人】だと勝手に思ってます。様子を見に行っては『元気~?お客さん連れてきたぜ~!』みたいな、そんな感じです。

出会いも別れもそれも海。

なのでまた一か月後に潜る時にはちょっとドキドキ。まあ毎年のことなのですが、別れは必ずあります。しかし新しい出会いも必ずあります。海の生物は一期一会とはよく言ったものですね。だからこそ普段を大事にしなければ後悔します。というかさんざんしてきました。

また会えれば嬉しいですし、居なくなってても悔いはなし。そういう心構えで海の住人たちと付き合っていきたいです。シロクマは数百枚は撮ったな~あいつ、元気かな。

ではまた明日!

 


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