こんにちは。トッティです。ノリに乗ってます。なにが??
調子にー!!!
昨日は水面マンタ、今日は水中マンタ!この興奮と余韻を独り占めするのは罪ですので、今日はその様子をお伝えするとともに、題名の通り【宮古島で”マンタ狙いダイビング”は成立するのか】について書いて行こうと思います。
【今日のマンタ成果】計2枚、6分間の夢のような時間
今日のラストダイブの出来事。1枚目はさら〜っと通過していく、ややさっぱりめの対面でしたがそれでも久しぶりの水中遭遇だったので興奮しちゃいました。
いや、これはまだあるよ?あるよあるよ?と思いながら遠くを見ていたら、、、
あったー!!!!!!!
しかも宮古島では特大サイズの4m級!!さらにこの個体はややこってりめの性格で、ゆっくり泳ぐわ旋回するわで、ダッシュで大きく遠回りして進行方向に先回りすると、何度でも旋回してくれる極上個体!
時間を稼いでいたら奥からゆうまチーム登場で、理想的な挟み討ち!テンション上がりすぎてマンタポーズをしているガイドがうっすら見えます。イケイケー!
まだマンタポーズやってますね。この感じは完全にボクのカメラを意識してる。嫌いじゃないぞ。むしろ皆さんもやって頂きたい。
実は今日の2枚目のマンタ、珍しいくらいに機嫌が良くて、宮古島のマンタは石垣島と違ってクリーニングをしにくるわけではないので、水中遭遇はただ通過していくのが基本。
やたら長く遊んでくれたので実際にはどのくらいの時間、遊んでくれたか調べてみると、最初に撮った写真から最後に撮った写真の時間差は実に6分。
6分間と言ったらカップラーメンを二つ連続作る長さで、まあやったことはありませんが、カップラーメンをじ〜っと6分間眺めているのがどのほどの苦痛なのかはご想像いただけたと思います。
久々にやりました”俺の自撮りシリーズ”。久しぶりすぎてアロハシグナルの角度が甘い。メンタルによほどの余裕がない限り、いざ水中では思いつかない高等テクですが、6分間という長さゆえの産物です。
最高に幸せな時間をありがとう!!
【検証】宮古島で”マンタ狙いダイビング”は成立するのか
マンタと言えば国内では石垣島がもっとも有名で、最近では久米島でもクリーニングステーションが見つかったとかで盛り上がっているようです。
上記2島では、マンタ狙いのダイビングで結構な高確率の遭遇が期待できるのは周知の事ではあると思いますが、宮古島ではどうなのだろうか。
その疑問にお答えします!
【結論】狙って潜ると、かなりの”低確率”で遭遇できます
実際に今日は狙いにいきました。ただそれはたまたま上手くいっただけの話で、マンタシーズンと言われている12月〜3月は、実は私たちBIGHOLIDAYは毎日狙っています。
それでもその期間内で水中遭遇10回あれば万々歳なほうで、片手で数えるくらいの年もざらにあります。
この期間、私たちは40日間ほど冬期休業がありますので120日間−40日で80日間。さらに80日間×一日3DIVEなのでマンタシーズン中に240本潜ります。つまり10回/240本=24本潜って1回の遭遇確率となります。
宮古島では、それほど低い遭遇確率が現実です。キビシイ。
狙うのと狙わないのとでは全く違う
狙うと会えない。無欲の勝利。これは間違いです。
まず”運”が一番の要因になることは間違いありませんし、大前提です。さてここから先の領域について考えてみましょう。
どういう事かと言いますと、潜るポイントはいつもと同じでもマンタの通りやすそうな場所をルートに採用したり、時間を長めに使ったり。
遭遇率が高いポイント、低いポイントがあるので、高いポイントを重点的に潜ったり、沖を見る回数や時間を増やしたり。
そういう小さな小さな積み重ねが、確実に勝率を底上げしてくれる。それが今日みたいに上手くいく日も少なからず確実にある。
マンタのような不確定要素が大きい大物に対して、ガイドができる事は微力だけれども、決して無力ではない。
少なくとも今日の4名のゲスト様には最高の時間をプレゼントできた。これを10人、20人、50人という感じで、何人のゲスト様にプレゼントできるかは”積み重ね”がものをいう。
大丈夫。じゃんじゃんリクエストをしてください。私たちは常に狙っています。
全てはこの感動を分かち合うために。
ではまた明日。