宮古島でダイビングを楽しむ方はたくさんいますが、島には魅力的な観光スポットが数多くあります。
数ある観光スポットの中でも人気のある宮古島海中公園は、濡れることなくダイビング気分を体験できる、子どもから大人まで楽しめるスポットです。
そこで今回は、宮古島海中公園の魅力をご紹介していきましょう。
■宮古島海中公園の特徴
宮古島海中公園は、宮古島の北部に位置する池間大橋の付近にあります。
入り江に大岩の看板が見えるので、そこが目印です。
公園は海中観察施設を始め、ちょっとしたアスレチックや迷路がある健康ふれあい公園、磯辺に暮らす珍しい生き物と触れ合えるコーナーや磯遊び施設、大パノラマの絶景が楽しめる展望台で構成されています。
駐車場があるので車でのアクセスに便利で、トイレや自販機など休憩できる場所もいくつかあります。
フォトスポットも充実しており、海中観察施設のテラスや展望台では、ミヤコブルーとも呼ばれるほど青々とした美しい海をカメラに収めることが可能です。
また、展望台に続くウッドデッキの遊歩道は間近に海があり、迫力のある写真が撮れるのでおすすめのフォトスポットです。
■見どころは海中観察施設
宮古島海中公園の見どころは、服を着たままダイビング気分を味わえる海中観察施設です。
大岩の看板にある入口のすぐ側に位置し、海底部屋の地下階段を下っていくと広い展示フロアに到着します。
昇降用ゴンドラがあるので、車いすを使用する方も安心して降りることが可能です。
展示フロアは海底約4mの場所にあり、窓からはたくさんの魚が優雅に泳ぐ姿が見られます。
壁には目撃できる魚の写真と名前のパネルがあるので、どの魚が見えるのか探してみるのも良いでしょう。
施設では、主にルリスズメダイやトゲチョウチョウウオ、ハマクマノミなど海水魚がよく見られます。
ガイドの案内もあるので、海洋状況や魚の生態などについても詳しく知ることができます。
宮古島の海は透明度が高く、晴れた時は特に視界がはっきりし、施設内から10m近く先まで見渡すことが可能です。
なお、海中観察施設は10時~18時まで営業しており、2020年1月時点で以下の観覧料が掛かります。
・大人…1,000円(団体800円)
・高校生…800円(団体640円)
・小中学生…600円(団体400円)
・6歳以下…無料
個人でも団体でも非常にリーズナブルな価格なので、気軽に観覧を楽しめるようになっています。
■体験工作・物販コーナーにカフェもある
海中観察施設のチケットを販売する管理棟では、体験工作コーナーと物販コーナーが併設されています。
体験工芸では、海岸に落ちている貝殻を使い、沖縄の伝統工芸であるシーサーづくりを始め、フォトフレームやアクセアリー作りが可能です。
自分だけのオリジナルアイテムを作成できるので、思い出作りに参加してみてください。
物販コーナーでは手作りの貝殻工芸やで手彫りの島ぞうり、パワーストーン、Tシャツなどが売られています。
沖縄や宮古島の特産品も取り扱っているので、お土産探しにもピッタリでしょう。
管理棟ではシーサイドカフェ海遊も併設されており、カフェのみの利用も可能です。
宮古牛を使ったロコモコやタコライス、地元産マグロや海ブドウ、もずくを使ったポキ丼、マンゴーパフェなど沖縄ならではの料理からスイーツまで味わえます。
カフェ店内は全席オーシャンビューでテラス席もあり、海を近くに感じながら休憩できます。
海中観察施設を観覧と合わせて利用する際は、食事とドリンクがセットになったプランがお得です。
宮古島海中公園は濡れずに宮古島の海の中を見られることから、小さな子どもからお年寄り、妊婦さんも安心してダイビング気分を味わえます。
連日のダイビングで少し疲れている人も気軽に海の世界に入れるので、おすすめの観光スポットです。
宮古島に訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。