美しい海の風景が広がる宮古島は、日本有数のダイビングスポットとしても知られています。

そんな宮古島でダイビングを楽しみたい方向けに、今回はおすすめのビーチをご紹介していきましょう。

また、宮古島で行うダイビングの特徴もご紹介します。

 

■宮古島でダイビングにおすすめのビーチ①:イムギャーマリンガーデン

ビーチ

イムギャーマリンガーデンは宮古島の南部、人気のシギラビーチから車で5分の場所にある穴場のダイビングスポットです。

名前を聞くと人工的に作られているのではないかと思ってしまうかもしれませんが、天然の入り江がそのまま活かされていて、豊かな自然を堪能できます。

入り江の中にあるビーチは外側の海とは隔離されており、まるでプールのようにほとんど波は立ちません。

そのため、シュノーケリングにもおすすめのビーチとして有名です。

よくダイビング講習で使われる場所で、ダイビング初心者にはもってこいのスポットとなっています。

また、海中に潜ってみると美しいサンゴが広がりそれらを取り囲むように多くの生物が生息しています。

沖縄らしい、カラフルな魚も見られるのでぜひカメラ撮影も楽しんでみましょう。

 

 

■宮古島でダイビングにおすすめのビーチ②:来間ビーチ

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宮古島の南西にある来間島には、来間大橋を渡って行くことができます。

そんな来間島の港付近にある来間ビーチは白い砂浜が続く、人気のダイビングスポットです。

水深1m付近から既にサンゴ礁が広がっており、シュノーケルを付けなくても魚を水面から捉えることもできるでしょう。

防波堤には階段を伝って海に入れるため、重い器材を運ぶ苦労も軽減されます。

また、来間島には来間ビーチ以外に長間浜というビーチもあり、そちらもダイビングスポットになっています。

長間浜は沖縄の中でも特にクマノミという魚が多い場所としても知られ、たくさんのクマノミが見られることから「クマノミマンション」とも言われているほどです。

ダイビングで美しい海中はもちろん、クマノミが泳ぐ姿も見てみたいという方は長間浜を訪れてみましょう。

 

 

■宮古島で行うダイビングの特徴

 

宮古島は8つの島から構成されている諸島で、どれもサンゴが隆起してできた(琉球石灰岩)と言われています。

宮古島の北側には八重干瀬と呼ばれる日本最大のサンゴ礁も存在していますが、島の周囲にはサンゴ礁も多く見られダイビングスポットが数多く存在しています。

宮古島の海が綺麗な理由として、島には川がないため島から人工的なものが流れ着かず、美しさを保っているようです。

また、宮古島のビーチはどこも遠浅で最大水深5~6mの場所がほとんどです。

そのため、比較的初心者の方にもチャレンジしやすいビーチが多く見られます。

水深が低ければダイブタイムや減圧不要限界(NDL)などもそれほど気にすることなく潜ることができ、魚と一緒に戯れたりじっくりと観察したりできるでしょう。

宮古島にはサンゴ礁以外にも砂地やアマモ場(海藻を主体に砂や泥で形成されている場所)、ガレ場(海底に岩や死んだサンゴが多く重なっている場所)などもあります。

こういった場所ごとに生物も異なるので、宮古島の色んなスポットでダイビングを楽しんでみると良いでしょう。

 

 

今回は宮古島のおすすめダイビングスポットや海の特徴をご紹介してきました。

豊かな自然に恵まれた宮古島は、遠浅な水深で初心者の方も安心してダイビングに取り組める場所となっています。

サンゴ礁を折らないように注意しなくてはいけませんが、透明度の高い海中をぜひ探検してみてください。

ダイビングスポットによって同じ宮古島でも違う風景が広がっていたり、異なる生物が見られたりするので、宮古島を訪れたら色んなビーチでダイビングを体験してみましょう。