体験ダイビングはインストラクターが付くので初心者も安心して潜水可能ですが、自立して潜るには認定ダイバーになる必要があります。
つまり、個人でダイニングを楽しむには資格を取得しなければなりません。
今回は初心者が取れるダイビングの資格や取得に最適な時期・スクール選びのポイントをご紹介しましょう。
■ダイビングの資格は数が多い
ダイビングに資格(Cカード)は民間の指導団体が発行しています。
指導団体は世界にたくさん存在するので、資格の数は非常に豊富です。
日本だけでも30を超える団体が発行しており、代表的なのはPADI・NAUI・BSAC・SSI・CMASなどが挙げられます。
指導団体によってやや違いはあるものの、基本的なプログラムは一緒なので自分の好きな資格を取得しましょう。
ダイビングの資格にはランクがあり、PADIの場合ではオープン・ウォーター・ダイバーからスタートします。
オープン・ウォーター・ダイバーは、同ランク以上の認定ドライバーが引率した上で水深18mまで潜水可能となります。
基本的なダイビングスキルや潜水計画の立てるポイントなど安全に潜るための基本知識を学べます。
ダイビングの知識が深まったら、水深40mまで潜れるようになるアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーを目指してみましょう。
■ダイビングの資格取得におすすめの時期
ダイビングの資格取得をおすすめする時期は冬と春です。
受講者が殺到する時期は、ダイビングに最適なシーズンである夏です。
スクールもすぐに定員に達しやすいので、スムーズに取りたい方は時期をずらした方が良いでしょう。
また、初夏や秋は台風の影響が懸念されるので、余裕を持ってスケジュールを組まないと、なかなか受講できない可能性があります。
一方、春はGWを除き、比較的に受講者が少ないのでおすすめシーズンの1つです。
ダイビングは冬も可能で、ドライスーツと保温性のあるインナーを着用すれば水温の低さを軽減して潜水できます。
冬もプールや海は空いている傾向が強く、気軽に受講できる時期と言えます。
ダイビングシーズンの夏に潜りたいと考えている方は、冬から春にかけて取得を目指してみるとちょうど良いでしょう。
■ダイビングスクールを選ぶポイント
ダイビングの資格を取得できるスクールは日本国内に数多くあります。
プログラムの内容はほとんど一緒ですが、料金や特徴などに違いが見られるのでスクール選びに悩む方は多いでしょう。
最後にダイビングスクール選びのポイントをご紹介していきます。
・都市タイプと現地サービスタイプの2種類がある
ダイビングスクールには、都市タイプと現地サービスタイプの2種類に分けられます。
都市タイプは海とは遠い場所にあるスクールで、遊びをメインとしたダイビングや講習のツアーで参加者を集め、海へ遠征して資格取得を目指すスクールです。
沖縄では現地サービスタイプが主流で、海の近くでツアーや講習を募集するスタイルとなっています。
お住まいの地域や目的に合わせてスクールのタイプを選ぶと良いでしょう。
・料金の説明をしっかり聞いて判断
ダイビングの資格取得にかかる費用相場は6~9万円です。
この費用には講習料や実習日、教材、ライセンスの申請発行料、保険料、宿泊費などが含まれています。
極端に相場よりも低い場合は、器材の購入が必須など条件を指定する可能性があるので気を付けましょう。
料金のことは事前に問い合わせ、納得できる説明がされるかどうか確認してから申し込みしてください。
・実際にスクールへ行ってみる
ダイビングスクールはホームページのチェックだけではなく、実際に訪れて雰囲気やスタッフを確認してみてください。
自分が馴染めないと感じた場所では、気持ち良く資格取得はできないでしょう。
実際に現場の雰囲気を感じ、馴染めるかどうか確認することもスクール選びでは重要なポイントです。
ダイビングを自由に行いたいのであれば、ダイビングスクールで資格の取得がおすすめです。
ランクが上がれば上がるほど高度なスキルと知識が身に付き、ダイビングがより楽しくなります。
ご紹介した内容を参考に、ぜひ資格取得を目指してみてください。