美しい海のあるエリアに観光に行くのであれば、「ダイビングをしたい」と考える人も多いでしょう。
しかし、ライセンスを持っていないからダイビングができないと諦めていませんか?
ライセンスが無くても「体験ダイビング」で実際に海に潜ることが可能です。
そこで、魅力的な海を満喫できる体験ダイビングについてご紹介していきましょう。
■体験ダイビングとは?
体験ダイビングは、その名の通りダイビングを体験できるアクティビティです。
簡単なレクチャーを受けることで、誰でもダイビングにチャレンジできるので、旅行の記念に参加される方は多くみられます。
本格的にダイビングを始めようと悩んでいる人でも、体験ダイビングを通してダイビングの面白さを認識し、実際にライセンスを取得するダイバーは少なくありません。
せっかく海の綺麗なエリアに観光に来たのであれば、その魅力をより楽しむためにも、体験ダイビングに参加してみましょう。
■体験ダイビングはどこで実施しているの?
国内であれば、ダイビングショップやダイビングサービスを設けている施設で体験ダイビングの申し込みが可能です。
ホテルのアクティビティで体験ダイビングを実施しているところもあります。
体験ダイビングが組み込まれたツアーなどもあるので、手軽に申込みたい方は参加してみても良いでしょう。
■体験ダイビングで行うこと
体験ダイビングの1日を見ていきましょう。
①レクチャー
まずは、体験ダイビングを実施する施設でレクチャーを受けます。
その際には、体力や持病など健康状態も一緒に確認します。
時間としては、1時間程度となります。
その後、すぐにダイビングへと進んでいくため、水着を着ていくとスムーズに準備ができるでしょう。
②器材の装着
ボートに乗ってダイビングスポットまで行く方法とビーチからエントリーする方法があります。
どちらの方法でもウェットスーツを着用し、ダイビングに必要な器材を装着していきます。
タンクや器材などを合わせると20kg程度の重さがあるため、水中以外の場所での怪我に注意してください。
③浅瀬で準備
まずは、浅瀬や水面で動作の確認が行われます。
動き方や息の仕方を確認し、インストラクターが丁寧に教えてくれるので不安があれば相談してみましょう。
④ダイビング開始
準備ができたらダイビング開始です。
スポットによって違いがありますが、体験ダイビングの多くは海底までロープが繋いであり、ロープに掴まりながら海中まで行くことが多いです。
水中へ潜る際にはインストラクターに教えてもらった通りに耳抜きを行い、ゆっくりと進んでいきましょう。
■事故を起こさないためにも落ち着いた行動が大切
美しい海と可愛らしい魚との戯れに癒やされる体験ダイビングですが、ダイビングでは危険な事故も起こり得るので注意が必要です。
感動的な景色に心を奪われて自分の世界に入ってしまう人も中にはいます。
インストラクターの傍から離れて海中を泳いでしまったり、目を離してしまった場合、グループからはぐれてしまったりするケースも考えられます。
実際に体験ダイビングで迷子になる人もいるため、インストラクターのもとから離れないよう気を付けましょう。
また、体調が悪い場合にはすぐに申告することが大切です。
せっかく海に潜るのだからと体調が悪いことを隠してダイビングをしていると、気圧の変化もあり体調が急変する可能性もあります。
体調が急変で焦って急浮上すると、減圧症の危険が高まってしまいます。
最悪の場合は死に至るケースもあるため、十分に注意しましょう。
体験ダイビングは気軽にダイビングを楽しめる魅力的なアクティビティです。
海の美しさを再確認できるので、海のあるエリアに観光に行った際には試してみてください。
しかし、体験ダイビングをするには注意するべきこともあります。
楽しい思い出にするためにも、インストラクターの指示に従って行動しましょう。