体験ダイビングでは参加やのほとんどが初心者で、またインストラクターがいるので気軽に参加できる方法です。
しかし中には、途中でパニックになってしまったらどうしようなどと不安になる方もいるでしょう。
体験ダイビングは途中リタイアもできますが、あらかじめ準備を備えておけばリタイアせずに楽しめます。
今回は、体験ダイビングでリタイアが起こるケースを参考に、初めてダイビングにチャレンジする際の注意点をご紹介しましょう。
■どのようなシーンでリタイアする場合が多い?
体験ダイビングでリタイアが起こりやすいシーンは様々ですが、焦りや不安、恐怖心からリタイアしてしまう場合が多いです。
・水への恐怖心
普段あまり泳ぐ機会もないという方は、海を目の当たりにし、水に潜るのが怖くなってしまうケースがあります。
実際に潜ってからも、息が苦しくなったり痛みを感じたりして怖くなり、リタイアする場合もあります。
耳抜きや呼吸などはダイビングの基本動作ですが、きちんと理解できていないと苦しくなってしまいます。
・周囲に合わせなければという焦り
体験ダイビングはグループ制のところが多いので、周りがどんどん潜って先に進んでしまう焦りからリタイアする場合もあります。
ダイビングの際にはリラックスが重要です。
過剰に焦ると上手く潜れなくなり、待たせてしまう申し訳なさを感じてリタイアにつながってしまいます。
上手くできる自信が持てていない場合や分からないことがあれば、すぐにインストラクターに質問しましょう。
・一度潜ってみたが上手くいかなかった
一度潜ってみた時に、上手く潜れず苦しい思いをすると、心身に拒否反応が生まれて続行できずにリタイアしてしまうケースがあります。
深く潜る前にしっかりと指導やアドバイスを受ける必要があります。
■上手く指導が行き渡らないことにも原因がある
誰でも初めてダイビングに挑戦した時から自由自在に潜れるようになるわけではありません。
特に水に苦手意識がある人ほど、インストラクターの丁寧な指導や練習が必要になります。
ダイビングには専用機材や技術が必要なので、実際に潜る前から使い方や装着方法などを一人ひとりに確実に教えることが重要です。
きちんと理解して練習を自分のペースで行えば、恐怖心や焦りが生まれず楽しいダイビング体験ができるでしょう。
体験ダイビングには大人数のものやあまり初心者向けではないものもあり、運動や水が苦手な人がそのようなプログラムを選ぶとリタイアの原因になります。
■不安な人は少数制の体験ダイビングがおすすめ
大人数の体験ダイビングでは、どうしても一人ひとりへの指導が難しくなってしまいます。
周りの進みが早くて過度な焦りやプレッシャーを感じてしまったり、申し訳なさを感じてしまいやすかったりという方はリタイアしやすい傾向があります。
同じ体験ダイビングでもショップごとに色んなプログラムがあり、それぞれ参加人数や雰囲気が異なっています。
1~4人くらいの少人数制であれば、インストラクターが個々にしっかりと指導を行ってくれるので初心者の方でも安心できます。
少人数制なら友人同士でグループになることもできるので、見知らぬ人に迷惑をかけるかもしれないという心配もなく、リラックスして挑戦しやすくなるでしょう。
また、体験ダイビングの中でも初心者向けのコースを選ぶと丁寧に教えてもらえます。
今回は、体験ダイビングのリタイアを防ぐために気を付けたいポイントについてご紹介しました。
誰でも初めは初心者ですが、特に苦手意識がある人は少人数制や初心者向けのプログラムを選ぶのがおすすめです。
心身ともにリラックスした状態で臨めば、楽しい体験ダイビングの時間を過ごせるでしょう。