観光地として人気のある宮古島は、ビーチが有名です。

青く透き通った海に憧れて、ここに訪れる人は少なくありません。

しかし、初心者やライセンスを取ったばかりのダイバーであれば「技術的に大丈夫かな」と心配になることもあるでしょう。

他のダイバーがよく行くスポットや人気の場所も知りたいと思うかもしれません。

そこで今回は、ダイバーから人気のある宮古島のビーチについてご紹介します。

初心者からベテランまで、ぜひ美しい海の中でダイビングを堪能してみてください。

 

 

■宮古島ではボートダイビングがメイン

宮古島

宮古島がダイバーに人気の理由は、様々な楽しみ方ができる迫力のある地形があるからと言えます。

ダイビングにはボートとビーチの2種類がありますが、宮古島ではボートダイビングが主流です。

説明するとビーチダイビングは、陸から海に入っていき、ゆっくりと深い場所を目指すやり方です。

急に深いところに飛び込まないため、ダイビング初心者も気持ちを落ち着かせながら海に入ることができます。

すぐに足が着く安心感から、精神的にも負担が少ないのがメリットと言えます。

一方のボートダイビングは、船である地点まで行き、そこから入水する方法です。

水深が一気に深くなることで、珍しい生き物や景色を楽しめるのがメリットと言えます。

 

 

■宮古島ビーチの特徴

 

宮古島ではボートが主流ではありますが、もちろんビーチでのダイビングもできます。

宮古島のビーチの特徴は、遠浅の地形で、どこの海岸でも深度は約5mです。

地形的な難しさはないため、「きれいな模様の熱帯魚が見たい」「体力が心配」など、初めてダイビングをする方にぴったりのスポットと言えるでしょう。

ただし、入水ポイントまで1~2分は器材を持って歩くため、足腰は少し使います。

 

 

■宮古島でダイバーに人気のあるビーチ

インギャーマリンガーデン

宮古島でダイバーから人気があるのは、以下の4つのビーチです。

 

・来間ビーチ

見晴し抜群の来間ビーチは、ファンも多いスポットです。

東洋一の美しさを誇る「与那覇前浜ビーチ」が対岸に広がるなど、潜る前から絶景が楽しめます。

海中ではトビエイやウミガメ、タツノオトシゴの仲間など、多くの魚や生き物が見られます。

美しいイエロー色のギンガハゼや水色のデバスズメダイも見られるため、写真を撮るのが楽しくなるでしょう。

潜るたびに、違った生き物に出会えるビーチです。

 

・シギラビーチ

シギラビーチは、100種以上の熱帯魚やサンゴ礁が広がり、時にウミガメにも出会える場所です。

初心者でも泳ぎやすい深さなので、子どもからシニアまで幅広い層が訪れています。

湖のような静かな環境から、ひとたび海に足を踏み入れると、そこには絶景が広がります。

海外経験もあるダイバーが称賛するほど、シギラビーチは美しいと言われる場所です。

 

・わいわいビーチ

宮古島でウミガメが見たいなら、わいわいビーチに行くといいかもしれません。

ウミガメは浅瀬にもやってくるので、沖に出なくても十分に出会えるチャンスがあります。

少し水深のあるところではノコギリダイ、ルリスズメダイなどの生き物が見られます。

数種類のクマノミも泳いでいて、楽園気分に浸れるでしょう。

時間が経つのを忘れるほど、夢中になれるビーチです。

 

・インギャーマリンガーデン

一年を通じて穏やかな海況であることから、多くの人が訪れるビーチです。

主に北からの風が吹く冬時期に、ダイバーが足を運びます。

海中にはサンゴ周辺にスズメダイやクマノミ、チョウチョウウオなど多彩な生物が棲んでいます。

ファンダイブでは空気の消費量を気にせずに、心ゆくまで景観を堪能できるでしょう。

体験ダイビングなど、初心者も満足できるビーチです。

 

 

宮古島ビーチは、絶景が広がる景観で多くの人から人気があります。

海外経験のあるダイバーが絶賛するほど美しいスポットは、訪れてみて損はありません。

基本的なロケーションはどこの場所も同じで、海中では熱帯魚や貴重な生き物が見られます。

穏やかで浅瀬の海は、初心者からベテランダイバーまでが楽しめる環境と言えるでしょう。