3月もあっという間に中旬にさしかかり、九州ではソメイヨシノの開花宣言まで出始めて一気に春に向かっている日本ですね!宮古島でも明日あたりから人の流れが増え始め、ありがたい事にしばらく海に行く日が続き、ひさしぶりにバタバタしような予感にすこしワクワクしています!しちゃってます!トッティです!

裏テーマ*ハワイの海獣に逢いに行こう*

という事でここで一区切りにハワイ回想記 ~海獣編~の最終章をお届けしたいと思いまして

~海獣編ハワイアンモンクシール~~海獣編クジラ~ハワイツアー|ドア無しヘリコプター

に続きまして今日は最終章にふさわしい【イルカ編】で行きたいと思っています!

狙うはスピナードルフィン

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前回クジラに遭遇した話の続きですが、メインはドルフィンスイム!朝焼けも吹き飛び、衣替えしたようなハワイらしい青い空にテンションもさらに上がります。狙うはスピナードルフィンまたの名をハシナガイルカといって、

ハシナガイルカは数頭の群をなすこともあるし、数千頭もの巨大な群 (school) で行動することもある。 英語では”Spinner Dolphin”(回転イルカ)と呼ばれることからもわかるように、ハシナガイルカはスピンしながらジャンプするというアクロバティックな行動を行う。 なぜジャンプの際にスピンするのかはわかっていない。 仮説であるが、スピンしながらジャンプすることで海中に大きな泡を作り、それが巨大な群の中での反響定位の目標物となる、という説がある。 あるいは単なる遊びであるという可能性も高い。 短時間で続けざまに、少なくとも14回ものスピンジャンプを行う様子も複数回観測されている。 船の船首波を跳ぶこともよくある。-Wikipediaより抜粋

TVでご覧になったこともあるかと思いますがジャンプしながら高速スピンをするあのイルカで、御蔵島、小笠原などのバンドウイルカみたいに好奇心で遊んでくれる事は少ないようですが、なんでも睡眠を取りに海岸近くに寄ってくるところを狙うようで浅い海域でしょっちゅう息継ぎで上がってくるのを間近で見られるとのブリーフィングがありました。

そうこうしてる間にさっそく出ましたここまでは我がホームグラウンド宮古島でも経験しているので冷静さを保ってられていました。が、一緒に泳ぐという事については未体験ゾーンでしたので、その瞬間がもうすぐ来る!というすぐ先の未来を考えると、そりゃもうヤバいですよ~。そんな感じで他のゲストさんたちと海に飛び込んだわけですが、なかなか近寄れないもんで。。。

ハシナガイルカは基本的に遊んでくれない種類らしい

ハワイのスピナードルフィン

先回りしてタイミングという事が大事なようでしたが見つけて追いかけても追いつくわけなし!寝てても速い!遠目には何度も見れたましたが、残念ながら写真には・・・。と思っていたら思わぬラストチャンスが思わぬところから!?やってきたのです。

よく驚かれるんですがウチの嫁さんはダイビングはしません。したことありません。(プールで一回?)泳ぐのは得意なんですけどね。新婚旅行とはいえ、手をつないで一緒に・・・なんて事には残念ながらなりません。とは言ってもやはり近くにはいるように心がけてはいたんですけどね、イルカを追いかけてると他のゲストさんも20名近くいるので少しの間はぐれるんですね。

専属カメラマンがいたので彼をぴったりマークしておけば間違いないはずだ作戦でいったのですが、なかなかうまくいきません。。。

まさかのスーパーアシスト

これで終わり?なんて思っていたら『ここで潜ったよ!!』と少し遠くから神の叫び声!?いいえ、嫁の叫び声がボクの耳に届いた瞬間、下を覗き込むと、なんとこっちに向かって来てるー!!!!!

ちょっと、いいえ、本当は近年味わった事がないくらいドキドキしましたが、待って待って待ってタイミングを合わせ、12~13mまで潜り、無事に写真に収める事ができました。

ハワイのハシナガイルカ

親と子が入りまじる群れで、目の前をす~っと泳いでゆくシーンは今でもスローモーションでボクの頭の中に保存されています。そしてこの一枚の写真を見返せば、あの時の興奮が色褪せないで蘇ってくるはずです。

いや~、嫁さんGood job!

あの声が無ければきっと違う残念な結果になっていたことでしょう。そして彼女は水面、目の前で潜るイルカたちを目撃できたそうです。こうして無事に水中でイルカと初対面を果たし、裏テーマの『海獣に逢いにいこう!』はすべてコンプリートできたのでした。そうして感じた事は宮古島の海はもちろん好きですが、ハワイの海も同じくらい好きになりました。

ハワイも宮古島も大好きだ!!

凄さのジャンルは違えど、どちらも大自然でそこに息づく生命に驚かされるという観点から見ればやっぱりどちらも凄い!!と思うのです。

そして動物たちとの距離感という観点からはすごく勉強になる事が多かったです。これからのガイドにもその距離感を活かしていければ、また違うものが見えてくるのかもしれません。

以上、ハワイ回想記 ~海獣編最終章~で無事閉幕になりますが、いかがでしたでしょうか。来年もまだ見ぬ海獣に逢いに行けたらいいな~!

ではまた明日!

 

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