魚の大きさは地域によって違う
先日パラオで潜ってまずビックリしたのは魚はぐっちゃりいるんですけどすべてではないにしろ結構な数の種が一回りから二回り小さいんですよ。とくに写真のGTは宮古島ではおなじみの大物カテゴリーでいつ見ても迫力と貫録は他の魚を寄せ付けない絶対的な存在なのですが大物?と思うくらいなんかちっちゃかったです。
仮説
そこで生物学的に仮定をしてみたんですが、エサが豊富 ⇒ 魚の絶対数が多い ⇒ 子作り対象が多い ⇒ 競って大きく強くなる必要なし。という事は魚の多い地域は小さく、逆に魚の少ない地域は大きい!ということになりますね。純海水で世界一透視度が良い海と称される70級のサイパン離島のロタの魚はでかいのかな~。だれか行ったことある方いませんか~?宮古島のGTを見ながらそんな妄想にふける午後の1DIVEでした。
春に宮古島に来るザトウクジラ
そうそう、最近ザトウクジラの鳴き声がダイビング中に聞こえてきます。この時期にだけ求愛、交接、出産、子育てをしに宮古島近海にも彼らは遊びに来るわけです。宮古島に来るザトウクジラは季節回遊をしていて、アラスカやベーリング海から1月~4月頃までの間に暖かい沖縄に来て繁殖のため交尾や出産、子育てをして春になるとまた北上して冷たい海に餌を求め帰って行くのです。
宮古島には実はあまり安定的にはやってきません。基本的には沖縄本島が北限でそれ以南はちらほらしかこないので宮古島ではホエールウォッチングは開催していません。ほぼ確実に遭遇できるくらいの確率でないと開催できないからです。
実は宮古島にも毎年来ます!
しかしそうは言っても毎年必ずダイビング中にクジラの歌が聞こえてきます。水中でクジラの声は2km先まで届くそうで、すごく近くに聞こえてもまだまだ遠くにいるらしい。でも実際あの声を聴くとなんだかワクワクしてくるんですよね。ボート上から姿を見れることは数年に一回と少ないですがそれでも去年は運よく見れましたし、なにより近くにあのザトウクジラがいる。と想うだけで特別な気持ちになります。
今年も逢えるといいな。
そして今年こそは一緒に泳ぎたい。ボクのクジラ愛をいつも話してるからかどうかは定かではありませんが、船長もぼ~っと沖を見る回数が心なしか増えた気がします。ワイドレンズのまま、いつか逢えるかもしれないキミを待つ。
ナイスホリデイ!ビッグホリデイ!
ではまた明日!
★アントニオガウディ ★中の島チャネル ★GTドロップ
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