ダイビングの時間的制約について

ダイビング業界のスタンダード

4ボートダイビングやビーチ無制限ダイビングなんてたまに聞いたりしますが、そういう例外を除けば一日2~3本潜るのがダイビング業界のスタンダードですね。まあ、それ以上潜ると体力の問題、寒さの問題、残留窒素の問題など一気に敷居が高くなってしまいます。

でも逆に言えば一日2~3本って絶妙なバランスだと思うんですよ。何が絶妙かって、もし全ての問題がクリアーされて何時までも水中に滞在できるようになったとしたらどうでしょう?

もし時間無制限に潜れるとしたら

アントニオガウディで2時間過ごし、それから通り池まで泳いで15分、そして1時間滞在、そしてその後魔王の宮殿まで泳いで25分、2時間ゆっくり見て周る。そんな贅沢なコースを5時間40分かけて楽しめちゃうワケですが、きっと一度周ったらもう潜りたいとは思わないかもしれません。ボクなら一度で飽きちゃいます。

限られた時間の中でどれだけ楽しめるか

現状1DIVE40分~50分、この限られた時間こそ『その時』を大事にしたいと思う要素で、だからこそまた来たい。そして来て潜ってみた結果、そのポイントの新しい魅力に気付く。そして1日3本のダイビングは、すべて違う場所で潜るのがセオリーですが宮古島の場合は地形のバリエーションも豊富で景色はポイントごとにまるっきり変わり、

地形だけではなく、砂地ポイント、サンゴポイント、魚ポイントなど、ポイントを変える楽しみも十分あります!そう考えると旅行自体も限られた時間。だからこそまた潜りに来ようとか、次はいつ潜りに行こうとかまた次のことをすぐ考えてしまうのかもしれませんね。

永遠には続かない限られた時間。その尊い時間を保つにはちょうど良い身体のメカニズムをボクらは持って生まれたようです。

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限られた時間を濃密に過ごすことは良いことである

例えば写真ひとつを取ってもそう。一被写体にかけられる限られた時間の中でいかに良い写真を収められるか。無限にある時間の中で延々と撮り続けるより実はよっぽど濃密な時間を過ごしているような気がします。

一瞬で構図、カメラの設定を考えて撮る。また構図と設定を変えて撮る。限られた時間の中だからこそ失敗も多いし、しかし成功した時はとびきり嬉しい。そして結果的には効率よく良い写真が撮れるようになってゆく。なんて良い時間を過ごしているのでしょう。

久々でましたダイビング哲学編。大ウネリでまだフワフワしてる影響か。

今日もナイスホリデイ!ビッグホリデイ!
ではまた明日~

★L字アーチ  ★Wアーチ  ★ハナダイの根
・気温28℃  ・水温24℃

 

Totty - BIGHOLIDAYオーナーガイド

Totty — BIGHOLIDAYオーナーガイド

宮古島在住21年(2005年〜)。ファンダイビング専門。宮古島3大ポイント年間150回以上セレクト、宮古島での潜水回数は約2万本。YouTube「Totty / scuba diving」(登録者1.2万人)で宮古島のダイビング情報を発信中。

2023年〜 マリンダイビング大賞 3年連続入賞中。
2023年 海上保安庁長官賞 受賞(海難救助の功績)
2025年 宮古島初のマンタステーション発見者