台風16号の影響がだいぶ収まってきた宮古島。BIGHOLIDAYは昨日から何とか出航しています。通過後は日本列島各地で大雨を降らせ悪さをしているようですね。

みなさまのお住まいの地域は大丈夫でしょうか??

一昔前はこんなに各地で冠水ってありましたっけ?覚えてないだけなのかな〜。それとも気候が変化していっているせいなのかな〜。冠水、土砂崩れは1日経つまで安心できないと報道ステーションのイケメンキャスターが入っていたので、くれぐれもご注意ください。

宮古島南岸のダイビングエリア

宮古島のダイビングショップは伊良部島下地島をメインフィールドとしているショップが9割9分。BIGHOLIDAYも同じくです。

なにせ地形のポイント数、バリエーションの豊富さ、安定した透視度の高さ故、文句なしのメインフィールド!しかし実は地形は伊良部下地だけではない。

宮古島の南側の沿岸沖にも実はクオリティの高い地形ポイントが存在しています。

南岸ダイビングポイントの代表格『七又アーチ』

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頭上に見える大きな二つの光。なんだこれは。伊良部島下地島のポイント群にもこんなのはありません。えらいこっちゃ。

 

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そのまま水面から顔を出すとこんな感じ!超巨大な洞窟の中なのでした。ここは日本一大きな青の洞窟!真ん中の柱の両サイドにダイバーの頭が水面に出てますね。

地形全体の規模で言えば南岸では七又アーチが一番大きく、伊良部下地のポイントと比較するとしたら、アントニオガウディより巨大です。

南岸は透視度がアベレージで高いですが残念ながら今日は濁り気味。もう少し秋めいてくれば抜群のBLUEとなります。

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七又アーチの『七又』は沿岸地域の名称ですが、柱が7又に分かれているのが由来と勘違いしてしまう人が続出してしまうほどの複雑な水面下となっています。

太陽の光、透視度、波の穏やかさを考慮して振り返ると一番綺麗な時と比べると今日は4割くらいのコンディション。それでも嬉しい悲鳴がエキジット後に聞こえてくるほどの名ポイントっぷり!

七又アーチ好きだな〜!!

BIGHOLIDAY的!遠征を行う判断基準について

宮古島南岸遠征はおそらく月に2〜3回くらいのペースで開催されます。遠征日は事前に決めることはほとんどなく、主に前日決定となります。

むやみやたらには開催しないのには訳がちゃんとありますので、来島の際のご参考にお使いください。

1,初めて来島の方が多い時には伊良部島下地島

まずは王道の伊良部島下地島で宮古島らしいダイナミックな地形をご案内させてもらいたいというのが一番!できれば有名ポイントである魔王の宮殿、アントニオガウディ、通り池に潜って頂いて圧倒されてください。笑

有名でなくとも感動していただけると自信を持ってガイドできるポイントも沢山あります。また巨大で複雑な地形ポイントはゲストさま自身のその時のスキルレベルによって見え方、感じ方が変わってくるのでできれば複数回体感してもらうのが店主のオススメです!

しかし熱烈リクエストを頂ければ海況含めて検討させてもらいますので、行ってみたい方は思いの丈を私に伝えてください!

2,何度も宮古島に来島されたことがある方が複数名乗船する時

伊良部島下地島のポイントの酸いも甘いも経験されている方には是非南岸エリアを体感してもらいたいと考えています。

まず海の中の雰囲気自体がメインフィールドとは違うので新しい宮古島の海の一面を感じてもらいたい。そして南岸らしい複雑なポイントを堪能すれば、また伊良部島下地島が新鮮に見えてくるのではないかと思います。

社交辞令と贔屓目をぶっこぬいて俯瞰で観ても、宮古島のダイビングエリアは懐がDEEPだと思います。

3,風向きが北〜北西、もしくは夏のように風が微風

風向きや風の強さによって大きくコンディションが変わるエリアなので意外とシビア。いつでもポンポン行けるわけではありません。北風の吹く秋口から春先までが割と行きやすいシーズンです。

今日は台風の残していった北からのうねりで伊良部島下地島方面のポイントは苦戦を強いられることが予想されていた事と併せて北風が吹いていたので南岸をセレクトしました。

行くエリアを読み違えると波が高くて大変な思いをゲストさまにさせてしまうので前日夕方〜当日にかけて慎重にエリア選択をしています。

リニューアルしてさらに遠征に重きを置きます

当初から遠征に重きを置いていましたが、ブレンズ就航に伴いさらに活動の場を広げていきたいと考えています。

理由は大きく分けて二つあるのですが、一つ目はゲストさまのニーズによりマッチングできるように、また宮古島のいろんな一面を見て感じてもらえるように、その結果、宮古島の海を好きになってもらえるように。というのが私たちのミッションだからです。

二つ目は、私たち自身の勉強のために。ガイドもアシスタントも内勤スタッフもみんなで日々勉強です。新しいエリアの航路を覚えたり、ポイントのルートの確認や発見、円滑に進むようスケジュールを練ることもそう。

幅を広げるための労力は決して楽ではないけれどそれ以上に楽しいです。仕事ですけど遠足でもあります。そういうワクワクって思いの外、ボート上で蔓延したりするんですよ。ボクの勘違いでなければね!笑

そして外を眺めて内を見つめ直す。きっとメインフィールドでの案内ももっと濃くなる。そういう相乗効果も思いの外あるんじゃないかな。ボクの勘違いでなければね!笑

という事で2016シーズンもどんどん遠征します。ご期待ください!

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ナイスホリデイ!ビッグホリデイ!
ではまた明日!