最近BIGHOLIDAYのホームページが立て続けに2回『ハッキング』されまして、ホームページにアクセスすると、

503エラー

大量アクセスでサーバーダウンさせるタイプの攻撃。と、見せかけてこのページを表示させるようシステムの書き換えが行われているだけのものでした。

さらにハッキングとは別にネガティブSEO(Google検索順位を意図して落とす攻撃)も同時に受けていまして、このヤロウ。正々堂々、正面から来いやー!!!

こんにちは。ポジティブ店主トッティです。サーバーのパスワードがあまりにも簡単すぎたから突破されたんだと気が付いた時の喜びといったらもう!

めちゃめちゃ難しいパスワードに変えたのでもう大丈夫。

一難去ってまた一難。また明後日には宮古島台風直撃ですしね。難が多いな!!!!!屋根飛んでかないかな!!!!!

一年で一番透明度が高いのは”秋”

透明度の高い海

スコーンと透明度30m!まだまだピークではないけれど、潮の上げ下げのタイミングや場所も限定的だけど、抜けてるところは抜けてきてます!

ところでログ付けでガイドが透明度を発表しますよね。あれって何で測ってるか知ってます??巻き尺じゃないことは知ってますよね。

実はボートの大きさを目安にしています。ブレンズ2は15mなので、2隻分見えれば30m!といった感じです。ぜひ見てみてください。

宮古島3大ポイントのひとつ『アントニオガウディ』

ガウディは沖合の深いところにあるリーフの先端にあるのですが、ガウディ手前はのベーんとしたなだらかな岩盤が広がっていて、魚が多い場所はあまりないので、

道中は浅い水深の中層を泳いでワープして行くのですが、透明度が良い時はこのシチュエーションですら気持ちがいい。

アントニオガウディへのアプローチ

まるで空を飛んでいるかのよう。さながら隊列を組んで飛ぶ渡り鳥があの場所を目指す。

こんな風にガイドと同じ高さで中層を泳ぐのが結構難しくて、上級者でもマメにガイドの高さを意識しないと沈んでいってしまうのです。

BCを適度に使い、泳ぐ姿勢は縦にならずに水平キープ!オーバーウェイトだと足が沈むし、BCに入れる空気が足りないとこれまたもりもり沈んで行きます。

この後、水深30mを超えるところまで行くので、ここで息切れしてしまうと後に響きます。現場ではガイドがコツを丁寧にレクチャーしますので、取り組んでもらえれば綺麗に中層を泳げるようになりますよ!

そんな感じでスイスイ中層を泳いでいくと、

宮古島ダイビングアントニオガウディ

誰がどう見てもここがガウディだとわかるくらいのインパクトが見えてきます。この入る前、目の前に全景が広がる瞬間がたまらなくワクワクさせてくれます。

だってこんなの誰も見たことないでしょ??

こんな形状は世界でも唯一と言っていいんじゃないかな。ガウディが大口を開けて待っています。

アントニオガウディはなぜこんな形状をしている??

宮古島ダイビングポイント:アントニオガウディ

答えは湧き水。

最深部-35mの一角からものすごい量の湧き水がもりもりと湧き出ていて、特に大潮の時は、体感で川のような量の水を放出しています。

水底を形成している琉球石灰岩は真水に溶けやすい性質を持っているので、水の湧くところに洞窟有り。

そして驚くことなかれ。その昔、『ガウディは全て地上にあった説』というのがあってどういうことかというと、気の遠くなるほどの年月をかけて水面は上がったり下がったりしていることが科学的に証明されているのですが、

『琉球石灰岩は真水に溶けやすい』というのはそもそも”陸上で”というのが前提で、水中では溶けません。

どういうことかと言いますと、海面が下がってきてガウディ上部が海面から出た時に初めて小さな穴が空き、そこからさらに海面が下がり、ガウディが陸上に出ている部分が多くなると、さらに穴が大きくなり、水の出口が二股になったり三又になったりして、

最後に現ガウディの最深部まで陸上に出た時に、最深部エリアと一番下の穴が出来た。

という具合です。

宮古島ダイビングスポット

ということはですよ、数千年後とかにはさらに海面が下がって二階建て構造のガウディが三階立てになっちゃうこともあり得る。ということです。浪漫あるな〜

本家、未完のサクラダファミリアと設定がリンクしているところもまた素敵。

地形ダイビングとは歴史を旅するダイビング。私たちの悩みなんてちっぽけに感じるくらい長い長い年月をかけて出来た造形美。凄いぞ地形!!

そんな感じで今日もBIGポイントを攻めてきました。地形ポイントでしたらファンダイビング専門店の私たちにお任せください!!

本物の地形を、お見せします。

ではまた明日!