PADIは世界で60%以上のシェアを誇るダイビング教育機関です。

PADIには様々なコースがありますが、オープンウォーターダイバーは特に人気のあるコースです。

ダイビングでの基礎知識を習得することで学習した範囲内であれば、監督者がいなくても自由にダイビングをすることが可能です。

今回は、オープンウォーターダイバーのライセンスを取得するための試験の特徴をご紹介していきます。

ライセンスの取得を目指していて、どんな内容の試験を受けるか気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

■ライセンスを取得して、ダイビングを安全かつ楽しいものにしよう!

ダイビング ライセンス

ダイビングのライセンスには大まかに、体験ダイビングと認定ダイバーの2種類があります。

資格を取得するとCカードが発行され、認定ダイバーとなるのです。

ダイビングをするために有する知識と技術を習得しライセンスを取得することで、指導の範囲内であれば引率者も必要なくなり、今までより自由にダイビングを楽しむことができます。

指導の範囲内とは、コースで経験した海況や深度などで、使用機材も含まれています。

一緒に潜ってくれるパートナー(バディ)がいれば引率者がいらないので、本格的なダイビングを満喫できます。

 

 

■試験の特徴

ダイビング 試験

試験は、15歳以上の方であれば誰もが受講可能です。

15歳未満の場合もジュニアとして認定されるため、年齢は関係ありません。

ここでは、試験の特徴をご紹介していきましょう。

 

・日程と講習内容

通常、試験は筆記試験と実技試験を含めて3日程度で終了します。

講習内容は、大きく以下の3つに分かれます。

 

・知識の開発

・プールダイブ

・海洋実習

 

知識の開発では、テキストやDVDを使ってダイビングの基本知識を学びます。

器材のお手入れや水中生物に関する知識、安全管理手法などです。

e-ランニングによる受講もあるため、無理のないスケジュールで理解できるまで受講できるでしょう。

プールダイブは、海に潜る前に行う講習です。

安全かつ静かな環境で、ダイビングに必要な技術を学びます。

基礎的なテクニックから応用、緊急時の対処法まで、いずれも安全に楽しむ上で欠かせない技能です。

海洋実習では、指定されたダイビングポイントで実際に潜ります。

波や流れがある中で習得したスキルを発揮し、自己管理できるようにしていきます。

具体的には、プールダイブで身に付けた知識の活用、技術や安全ルールの理解、生物や水中活動を安全に楽しむなどです。

 

 

■試験の難易度とライセンスの更新について

 

オープンウォーターダイバーは、きちんと受講していれば誰もが取得できる資格です。

病欠や欠席など特別な事態でもない限り、受ければ合格できるでしょう。

インストラクターの指導も時間をかけてじっくり教えるスタイルのため、無理やり覚えさせるようなこともありません。

筆記・実技を問わず、分からないところは質問しながら資格取得を目指していけます。

また、資格を一度取得した後は、更新の必要がありません。

体験ダイビングでは深さ12mまでしか潜れませんが、認定ダイバーになることで18mまで潜れるようになります。

資格は取っておけば、さらに自身のダイビング世界が広がっていくでしょう。

 

 

オープンウォーターダイバーは、「ダイビングを本格的に楽しみたい」という初心者向きの資格です。

講習では、ダイビングの基礎知識や応用、安全管理テクニックなどを身に付けていきます。

試験も真面目にやっていればほとんどの方が合格するので、あまり気を張らなくてもいいでしょう。

資格取得後は指導の範囲内であれば、監督者なしで海にも潜れます。

潜れる深さが変わり、知識も増えることで、さらにダイビングが面白くなっていくでしょう。