この記事のまとめ
宮古島は、洞窟・ホール・アーチが密集する国内有数のケーブダイビングエリアです。
魔王の宮殿、通り池、アントニオガウディ、マリンレイクなど、ポイントごとに光・深度・難易度が大きく変わります。
ケーブを安全に楽しむには、中性浮力、エア管理、ライト操作、暗所への慣れが重要です。
最終更新: 2026-05-18
宮古島のケーブダイビングとは
宮古島のケーブダイビングは、完全に水没した洞窟・ホール・トンネルをファンダイビングで楽しむスタイルです。天井がある区間、暗くなる区間、深度が変わる区間があるため、きれいな景色を見るだけではなく、中性浮力、エア管理、ライト操作、落ち着いたフィンワークが大切になります。
宮古島の強みは、ケーブ系ポイントの数と密度です。伊良部島・下地島周辺に洞窟、アーチ、ホールが集中しており、海況が合えば1日で性格の違うケーブを組み合わせられます。同じケーブでも、太陽の角度、透明度、時間帯によって光の入り方が変わるため、何度潜っても違う景色になります。

宮古島がケーブダイビングに強い理由
宮古島は琉球石灰岩でできた島です。長い時間をかけて岩が削られ、複雑な洞窟・ホール・アーチが形成されました。さらに宮古島は湧き水が多く、地形の内側から削られたような独特の形が多いことも特徴です。
その結果、宮古島の水中地形は「横に抜けるトンネル」「縦に落ちるホール」「部屋のような空間」「池に浮上する洞窟」など、バリエーションが非常に豊富です。ケーブを目的に来るなら、1日だけではなく2〜3日以上のダイビング日を取ると、海況に合わせて狙える幅が広がります。
難易度別に見る代表ケーブポイント
| 難易度 | 代表ポイント | 特徴 |
|---|---|---|
| 初級〜中級 | マリンレイク、ミニ通り池、ツインケーブ | 浅めで光が入りやすく、ケーブ入門として選びやすい |
| 中級 | 魔王の宮殿、一の瀬ホール、35ホール | 光、洞窟の長さ、深度管理をまとめて楽しめる |
| 中上級〜上級 | アントニオガウディ、通り池 | 深度、エア管理、浮力、海況判断がより重要 |
マリンレイク

マリンレイクは、光の入り方が美しいケーブポイントです。晴れた日の光の柱やレーザービームのような景色が魅力で、ケーブに慣れていない方でも比較的入りやすい日があります。浅めの水深で楽しめる一方、洞窟内では中性浮力を崩さないことが大切です。
魔王の宮殿

魔王の宮殿は、宮古島を代表するケーブポイントです。入口の間、玉座の間、寝室の間と呼ばれる空間を進み、光が差し込むタイミングでは宮殿のような景色になります。宮古島の地形ダイビングを象徴するポイントですが、洞窟内の移動距離があるため、エア管理と浮力が安定している方に向いています。
一の瀬ホール

一の瀬ホールは、上部から差し込む光が印象的なホール系ポイントです。太陽の角度が合うと、洞窟の中に光の柱が落ちるように見えます。深度が出やすいため、無理に長く滞在するのではなく、残圧とNDLを見ながら余裕を持って楽しむポイントです。
アントニオガウディ

アントニオガウディは、複数の穴とアーチが重なる宮古島三大ポイントのひとつです。ケーブというより複合地形に近く、見どころが深くなりやすいため、中性浮力、エア管理、耳抜き、落ち着いたフィンワークが求められます。
通り池

通り池は、外洋から洞窟を通って陸上の池に浮上する国指定天然記念物のポイントです。海水と淡水が混ざる層、池へ浮上する非日常感、外洋へ戻るルートがひとつのダイビングとしてつながっています。海況とチームのスキルが揃った日に狙う上級者向けポイントです。
ケーブダイビングに必要なスキル
| スキル | 目安 |
|---|---|
| 中性浮力 | 洞窟内で天井・壁・底に触れず、止まりたい場所で止まれる |
| エア管理 | 深場や洞窟内で自分の消費量を把握し、余裕を持って戻れる |
| NDL管理 | 深度が出るポイントで減圧不要限界を確認しながら潜れる |
| ライト操作 | バディやガイドの目に直接当てず、壁や天井を照らして周囲を確認できる |
| 暗所への慣れ | 暗い場所でも呼吸と姿勢を乱さず、ガイドの指示を見られる |
ケーブでは「泳げる」よりも「止まれる」ことが重要です。光を見たい場所、写真を撮りたい場所、狭い通路を抜ける前後で、浮きも沈みもしない状態を作れると、景色の見え方も安全性も大きく変わります。
安全管理とポイント選び
ケーブダイビングは、海況が良ければ必ず入るものではありません。透明度、うねり、流れ、チーム全体のスキル、残圧の傾向を見て、その日に入れるポイントを判断します。特に通り池やアントニオガウディのようなポイントは、行ける日と行かない日の判断がはっきり分かれます。
BIGHOLIDAYでは、Cカード保持者向けのファンダイビングを中心に案内しています。ゲスト平均経験本数は262本(2025年実データ)で、ガイド1名につき最大6名の少人数制です。参加基準に経験本数30本以上と設定している理由は、海況やポイントの難易度に合わせて安全に地形・ケーブポイントを選ぶためです。
よくある質問
Q. ケーブダイビングが初めてでも参加できますか?
経験本数30本以上で、中性浮力とエア管理が安定していれば参加できます。初めての方は、海況とスキルを見ながら浅めで光の入るポイントから段階的にご案内します。
Q. ライトは必要ですか?
ケーブポイントではライトが必要です。BIGHOLIDAYではレンタルライトを用意していますが、ご自身のライトに慣れている方は持参がおすすめです。バックアップライトがあると、より安心です。
Q. ナイトロックスは使えますか?
現在、BIGHOLIDAYではナイトロックスを取り扱っていません。深場の地形やケーブを組む日は、通常の空気タンクを前提に、深度・滞在時間・NDLを管理してポイントを選びます。
Q. 何日くらい日程を取るのがおすすめですか?
ケーブや宮古島三大ポイントを狙うなら、2〜3日以上のダイビング日を取るのがおすすめです。風向きやうねりで行けるエリアが変わるため、日程に余裕があるほど狙える確率が上がります。
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