ダイビングを楽しんでいるうちに、夜の海や魚に興味を持つ人は多く見られます。

中には、スペシャルティ・ダイバー・コースの受講を考えている人も多いでしょう。

ダイビング中に興味を持った物事を、より詳しく知識や技術を深められるコースで、初級ライセンスを取得していれば誰でも受講可能です。

今回はスペシャルティ・ダイバー・コースについて、詳しくご紹介しましょう。

 

 

■特定分野に特化したダイバーを目指せる

 

多彩な専門分野の中で自分が身に着けたいスキルを選び、インストラクターがいない状況で特定のダイビングをできるようにするのが、スペシャルティ・ダイバー・コースです。

器材の使い方やダイビング方法の知識や技術を学び、その分野に特化したダイバーを目指せます。

アドベンチャータイプのコースでは興味を持つ様々な分野を体験できましたが、ここでは監督がいない自立した状態で潜れるようになります。

自分のスタイルを見つけたい・スタイルに幅を出したいという方におすすめのコースです。

 

■様々な種類の専門分野

ダイビング 専門分野

スペシャルティ・ダイバー・コースには、たくさんの専門分野があります。

ここでは特に人気のあるコースをピックアップし、ご紹介します。

 

・水中ナチュラリスト

海洋生物の生態や接し方、危険生物の知識や認識を深め、自然や生物の保護をするための技術や倫理的思考を育みます。

海の中での観察の仕方が身に付くと、魚たちの生態系や特徴などを知ることができるため、生き物に興味がある人におすすめです。

 

・ドライスーツ

気温や水温を気にせず海に潜りたい人は、ドライスーツコースがおすすめです。

ドライスーツの着方やドライスーツの時のダイビング方法が身に付くため、季節を問わずに潜れます。

 

・水中フォトグラファー

水中での写真の撮り方や機材のメンテナンスの仕方などをマスターでき、魚たちや海の風景を綺麗に撮影する技術を学びます。

水中でのバランスや器材の使い方などのスキルに加え、撮影技術が身に付くのでフォト派ダイバーにおすすめです。

 

・魚の見分け方

魚の特徴や生態などを学び、魚を見分けられるようになります。

記録もできるので、魚の特徴や生態に興味がある人におすすめです。

 

・ナイトダイビング

ナイトダイビング中の技術や、夜の海の環境を知ることができます。

水中ライトの使い方やハンドサインをマスターできるため、夜でも安全に潜れるようになります。

 

・ディープダイビング

水深18m以上潜れるディープダイビングは、グランブルーと呼ばれる海の世界や洞窟などの見たことのない光景が広がります。

安全に潜る技術やディープダイビングに対しての知識も身に付くため、ダイビングを通して冒険したい人におすすめです。

 

この他に、氷の下に潜るアイスダイビングや難破船を冒険できるレックダイビングなど、様々な物事を学べます。

 

 

■受講する条件や申請料金

料金

スペシャルティ・ダイバー・コースを受講したい人にとって、条件や申請料金は気になるものです。

ここでは、受講の条件や料金はいくらかかるのか見ていきましょう。

 

・受講の条件

PADIでは受講の条件として、初級ライセンスと言われているオープン・ウォーター・ダイバー、またはアドベンチャー・ダイバーを取得する必要があります。

2つのうち1つのCカードを持っていれば、受講できるので持ってない人はまず初級ライセンス取得を目指しましょう。

 

・申請料金

申請料金は約5千円となっていますが、講習料金についてはPADIに加盟している店舗によって異なります。

マニュアルのなどの教材費や、器材の貸し出しなどは別途のところもあるので、受講するマリンスポーツ店やダイビングサービス店に問い合わせましょう。

 

 

自分の興味がある分野に特化して、監督者いらずでダイビングできることはダイバーにとってとても楽しいものです。

スペシャルティ・ダイバー・コースは、ダイビング中の楽しみを広げられ、新たな海の発見が見られます。

ダイビング中に興味を持ち詳しく知りたいことがあれば、スペシャルティ・ダイバー・コースを受講してみましょう。

ダイビングスタイルを見つけたい人にも、おすすめです。

 

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