PADIプロダイバーの認定を受けた後に、インストラクターを目指す人は多く見られます。

ダイビングの楽しさを広めながらダイバーとしての技術向上も望めるので、非常に人気の職種です。

夢への第一歩として、基礎となるインストラクター開発コースのアシスタント・インストラクターを受講しましょう。

既に受講を考えている人は、準備や流れ、参加後のメリットなど、気になることも多いでしょう。

そこで、PADIアシスタント・インストラクターの受講方法についてご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

■インストラクターの見習いであるPADIアシスタント・インストラクター

PADIアシスタント・インストラクター

アシスタント・インストラクターは、PADIインストラクター開発コースというインストラクター育成のコースの1つです。

インストラクター開発コース自体、既にダイブマスターの資格を保有し認定されてから半年以上経過していることが参加条件となります。

他にもナイトやディープ、アンダーナビゲーションを含め60以上のダイブ経験や、1年以内に規定されたトレーニング内容を受けているなど、必要な条件は複数あります。

コースの内容は、知識を深めるための座学や技術を磨くための実践授業などを4日間~1週間かけて行います。

専門的な知識に加え実技の向上ができるので、指導者を目指す人のみならずプロとしての経験を積みたい人にもおすすめです。

 

 

■講習参加までの準備や流れ

PADIアシスタント・インストラクター

講習に参加する前に、準備や流れを確認しておくとスムーズな受講ができます。

ここでは講習を受けるための事前準備や、講習の流れをご紹介していきましょう。

 

1.事前準備

参加する前に、まずは近くのマリンスポーツ店で受講できるか確認しておきましょう。

受講の確認が取れたら日程を決め、参加するために必要なものを準備しておきましょう。

主に、病歴診断書・ダイビングの経歴・最後にダイビングした時のログブックのコピー・Cカード両面コピーの提出が必要です。

 

2.講習開始

参加準備が整うと、講習開始となります。

受講の方法はマリンスポーツ店によりますが、自宅学習もしくは学科授業として教材の確認や簡単なテストを受けることになります。

その後は座学や実技講習を、4日~1週間かけて行い講習終了です。

 

講習料については、お店によって異なります。

中には講習料に教材料金や認定申請料が含まれている場合があります。

講習料の詳細については、取り扱っているお店に問い合わせましょう。

 

 

■PADIアシスタント・インストラクター受講後のメリット

 

講習を受け認定されると、PADIアシスタント・インストラクターとして登録されます。

登録後はアシスタント・インストラクターとして下記内容の活動ができます。

 

・PADIダイバーコースの学科講習

・スペシャルティコースの一部認定

・インストラクターの元、初級ダイバーライセンスのトレーニングや水面スキルの評価

・プールでのディスカバースクーバ体験の指導

・緊急時の救急法を教えるコース(EFRコース)の開催

 

また、将来的にインストラクターを目指す人は、次のオープンウォーター・スクーバ・インストラクターの講習に参加できます。

 

 

 

PADIアシスタント・インストラクター受講の準備や流れ、その後のメリットをご紹介してきました。

指導者という夢の第一歩として欠かせない、アシスタント・インストラクターの受講をするときは、事前に受講できる場所があるか確認を取ることが重要です。

受講後は認定申請のために準備をしたり勉強をしたりと大変ですが、認定されるとダイブマスター以上にできることが増えます。

指導者を目指していなくても、ダイビング技術をアップしたい人やダイビングをする上での目標を持つ人にはおすすめです。

お店によってはPADIアシスタント・インストラクターを受講しても、まだ不安が残る人のために補修を行う場所もあります。

自分がきちんと理解できるお店を選ぶといいでしょう。

アシスタント・インストラクターを取得して、夢への一歩を踏み出しましょう。