ダイナミックなダイビングポイントは滞在が短い
水深35mから見上げる景色とは、窒素酔いの相乗効果で!?それはそれは荘厳で神聖な雰囲気に包まれていて、それでいて静まり返ったこの部屋のなか、聞こえるのは自分の呼吸音が『シュ~、ボコボコボコ~』とこれだけです。
ダイナミックなダイビングポイントに許される滞在時間
目に見える色は白~青~黒、そしてこの3色のグラデーションのみ。無限圧で上がるのにこの時点でリミットまですでに4分。この4分という数字がますます景色の価値を高め、実際には1分残して浅い深度へ浮上を始める事を考えると見てられるのはせいぜい2分弱、さらに写真も撮る時間を除けば1分にも満たないかもしれません。
カメラの設定もこの時点で用意が出来ていなければ大幅なタイムロスにつながり、撮る、または見るのどちらかを諦めなければならない事になるかも!?
ダイナミックな地形ポイントを無駄なく楽しむ方法
大深度の地形ダイビングというのはダイナミックで見た目のインパクトがでっかい分、時間との闘いになることは必至ですので効果的な作戦とはずばりガイドの近くにいることなのです!
というのもボクらガイドは、限られた時間のなかで良い景色を少しでも見て頂くために、無減圧時間を計算しながら
常にベストポジションからベストポジションへ移動をして、少しでも多く良い場所から壮大な風景を見てもらうべく動いているからです。
ガイドに対して動きが後手後手になってしまうと一番最後に待っているであろう1番の見どころに使う時間が短くなってしまうということです。僕らは無駄なく一番良い場所を最短で動きます。ぜひ少し注意して動きを見てみてくださいね。
数分の大切さ
たかが1分。されど1分。
一番素敵な場所で過ごす1分を大事に大事に過ごしていただき、潜り終えたあとの余韻が一味違うものになればボクらは万々歳なのです!・・・と、今日はこんな感じで『まじめかっ!』と突っ込まれちゃいそうですが!ふふふ。たまにはマジメだっていい~んですいい~んです。
いつもがヘラヘラしすぎという声も挙がりそうですがまあまあボクは根はマジメでロマンティストですからしょうがないのです。?という事で寒い陸上とは裏腹に透明度の上がってきた水中は熱いです!そのかわりマンタの気配は薄いです!
ばったり鉢合わせないもんかな~
でもね、地形はバッチリ綺麗でしたよ
ではまた明日~
★女王の部屋
★なるほど
★中の島チャネル
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