ガイドを学ぶはまずエビカニから学ぶべし
という教えはまだ駆け出しの頃、先輩に頂いた有りがたい格言です。どういう事かと言いますと、まずエビカニは各々住み着くホスト(宿主)がだいたい決まっている事、そして住処の穴や場所などをあまり変えない種が多いのです。
エビカニは引き出しである
という事は一度見つければそのネタはストックとなり、その積み重ねでどんどんいろんなポイントのいろんな場所にそのネタたちが点在しているという結果になるのです。このストックが多ければどんなコース取りでも様々なエビカニのチョイスができ、地形 → エビ → 魚 → カニ → 地形 → 魚など他の見どころと多数組み合わせる事によりひとつひとつのトピックスが活きてくるという好循環なガイドに至るという理屈になるワケです!
そのため居付きと言われる生物はガイド陣には重宝されるのですがその代表格がエビカニなわけなのです・・・という教えを忠実に守ったがゆえにボクのガイドは地形を除けばエビカニ紹介率が第一位です!!!(なんの宣言だ!?)ボクのガイド紹介率第一位は大物です!と出来れば言いたいところですがそうは問屋が卸しません。。。
エビカニの良いところ
エビカニはすごーくすごーく良い所があるのです。なんと言っても観察しやすく、また写真が撮りやすい。じーっとしていてサイズも程よく、そしてキレイなホストに着いている種も多数いる事のでフォトジェニック撮る前に頭の中で写真の出来をイメージして、狙いたい角度からアプローチ、そしてパシャ!という工程もゆっくりこなせるのです。
さらには一度見ることによってホスト(宿主)がわかるのでまた次のダイビング、また同じ地方ならそのホストさえ見つけられれば自分でそのエビカニを見つけられるようになる。というのも良いところですね!自分で見つけるのも楽しいですから。そういう意味では『ファンダイバーもエビカニから』の定説でいいんじゃないでしょうか!?
写真上達にも好影響を間違いなく与えてくれる彼らですので初心者の方にはぜひおススメしたい生物です。という事で、今日もわりと穏やかな海況のなか、天気も申し分なく元気に3DIVE潜ってきましたよー!^^ただ、確実に忍び寄ってきている台風9号。。。これは要チェックです。いや~、こんな時間に長々と独りで白熱して書き殴っちゃた~やべっ!もう22時30分!?
さっ、歯磨いて寝よ寝よ
ではまた明日~
★女王の部屋 ★通り池 ★GTドロップ
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