1本目終わりの水面休息中に新元号をこっそりケータイで確認して、2本目に水中スレート縦書き両手持ちで、かの総理になりきり発表。ふふふ。作戦通りだ。下手な生物紹介するよりインパクト大!
でも本当はマンタ、ジンベイ、イルカクジラなどの大物各種バンバン当てて大盛り上げしたいんですけど、なかなかそうも行かないので今日もネタを搾り出す。
こんにちは。小手先店主トッティです。ガイドって難しい♪
昨日で3月も終了。せっかくなので来年以降3月に来島を考える未来のあなたの為にシーズン解説記事を書いておこうと思います。最近ブログを書けていなかったので写真だけはたくさんあります!
そして未来の自分へのメッセージとしては『小まめに書かないと振り返り記事ばかりになるぞ!』です。
3月は冬と春の境目の季節
金 土 1
曇一時雨
22.7 /20.02
曇のち雨
25.9 /20.43
晴のち雨
27.2 /22.84
曇のち晴
21.4 /19.45
晴のち曇
22.7 /16.36
雨
24.1 /20.17
雨
19.6 /18.38
雨
18.1 /14.69
雨
22.7 /17.710
雨
22.2 /19.011
曇のち雨
20.2 /17.712
曇のち晴
22.3 /17.613
晴のち曇
22.8 /16.914
晴
23.7 /18.415
雨のち曇
22.8 /19.016
曇
20.6 /18.917
曇のち晴
21.8 /18.618
曇のち雨
25.3 /20.019
雨のち晴
22.6 /20.720
曇のち晴
26.2 /19.321
曇のち晴
27.6 /23.322
晴のち曇
25.8 /22.623
雨のち曇
21.4 /18.424
曇
19.6 /18.225
曇のち雨
25.9 /19.326
曇のち晴
21.8 /17.727
晴
25.2 /17.728
曇
27.5 /21.529
晴のち曇
28.1 /24.330
曇
25.5 /22.431
曇
22.3 /21.3
晴れと曇りと雨のバランスが良い。でも本当は晴れマークばかりなのが希望ですが、冬と春の境目の時期だけあって、春のような週と冬のような週が交互に訪れる。そんな感じです。
春のような暖かい日は、こちらで準備しているボートコートを着ない人も多いくらい寒さを感じない陽気となります。気温が25℃を超えると暖かいと感じますが、実際に25℃を超えた日は10日間くらいだったので月の1/3くらいは暖かいイメージ。
裏を返せば月の2/3が冬なので、寒いと思って準備してもらうのがベストだと思います。
20℃なんてあったかいでしょー!とよく言われますが、ノンノンノン。気温20℃の日にあたたかいと言っているゲストさまは未だかつていないのです。
雨も少なくないので着替えは多いに越したことはありません。季節の変わり目はなかなか天候が安定しないというところですね。
おすすめ装備と服装
2019年3月は水温24℃で例年に比べると3℃ほど高かったですが、来年はどうでしょうか。例年通り21℃は覚悟しといたほうがいいでしょう。
ドライスーツをお持ちなら、ぜひ持って来られることをおすすめします!ただ5mmワンピースとフードベストで水中は大丈夫。
問題はボートに上がってからの寒さで、BIGHOLIDAYでは一人一枚のボートコートを準備していますが、ランチ休憩や帰りの走行中など長い待機中に濡れたままでいると体の熱が気化してしまい、とても寒いのでそういった時間に乾いたものに着替えるポカポカ暖かくなります。
Tシャツの他にも濡れても良いトレーナー、フリース、ダウンなどがあれば万全の体制と言えます。実際にスタッフは上記の服装で防寒しています。
3月のダイビング事情
3月は年間で見ると透明度は高い方で平均で25mほどは抜けています。夏より冬の方が透明度が良い説は本当。スコーンと抜けた海に地形も映えます。
またウミウシがとっても多い時期なので、好きな方は地形の合間にたくさん見ることができます。
他に3月の宮古島の海はどんな感じなのか紹介していきたいと思います。
クジラの鳴き声
クジラは宮古島近海には少なく、見れても1〜2回。ただ水中では結構頻繁に鳴き声が聞こえます。神秘的な鳴き声が結構好きで、聞こえる日は必ず水中で『耳をすませて!』と案内するのですが、
今年の3月は1回しか聞けなかった!さらにクジラ自体の目撃情報も無いので、少し寂しいですね。クジラの行動も毎年違うらしいので、来年に期待したいと思います。
3月のクジラはアラスカに向けて北上を始めます。クジラの鳴き声が聞こえると『春が来るな〜』『これから暖かくなって来るな〜』と、早春の風物詩として楽しむことができます。
マンタの見頃は3月で終了
4月になると全く見れなくなるマンタ。
宮古島のマンタシーズンは11月〜3月で確率は高くありませんが、サプライズ的な水面遭遇、水中遭遇が期待できます。
宮古島ではマンタのクリーニングステーションはまだ見つかっていないので、食事をしている、又は移動しているマンタに出くわします。
予期せぬ遭遇はいつだって心臓バクバク!突然現れるので、びっくりしていつも二度見してしまいます。
ダイビングエリアは主に地形本番の下地島エリア
写真は一番人気『魔王の宮殿』
宮古島のダイビングショップがメインフィールドにしている伊良部島下地島ですが、時期によって潜れるエリアが変わります。夏は伊良部島、冬は下地島。詳細は下記の記事をご覧ください。
3月は5〜6日間ほど伊良部島で潜りましたが、あとの20日間くらいは下地島エリアで潜りました。有名ポイントでは魔王の宮殿やアントニオガウディなど安定的に行くことができます。
比較的空いている時期なので有名ポイントも混雑は無く、ゆっくり貸切で潜れることが多いです。どんなに良いポイントでもやっぱりダイバーが多いと濁ったり、滞在時間が短くなってしまったり。
空いているっていうのは結構重要なポイントですね。
先日は宮古島の南岸に遠征に行くことができました。天候が安定しないからこそ、風がピタッと止むこともあるので、普段はいけないようなスペシャルポイントのチャンスもあります。
3月の総評
- 寒い日がまだ多く水温も低い
- 天候が不安定で天気予報もコロコロ変わる
- 閑散期に当たるので比較的空いている
- 透明度が高い
- 宮古島らしい凄いダイビングポイントに行きやすい
- 季節限定の大物が期待できる
寒い時期ではありますが、宮古島らしいダイビングスタイルを存分に楽しめる穴場的な月が3月。結構おすすめですよ!
ではまた明日。