ダイビングに慣れてきて、新しい発見がしたいと新しいスタイルに挑戦しようと考える人は少なくありません。
また、自分なりの目標を持ちながら、ダイビングを繰り返している人もいるでしょう。
「新しいダイビングの楽しみ方を見つけたい」、「より安全に楽しみたい」と思っている人には、マスター・スクーバ・ダイバーライセンスの取得がおすすめです。
今回は、マスター・スクーバ・ダイバーの特徴と、その取り方についてご紹介します。
さらに遊びの幅を広げたい、より安全に楽しみたいという人は、ぜひチェックしてみてください。
■マスター・スクーバ・ダイバーは水中の遊びの達人
マスター・スクーバ・ダイバーは、より深くダイビングを学びたい・水中の遊びを知り尽くしたい人向けのライセンスです。
安全を学べるレスキューダイバーコースと、専門知識を学べるスペシャルティ・コースを受講し、さらに50本以上の経験を積みます。
様々な環境でスキルを磨き、経験豊富であることを意味するランクのため、趣味ダイバーの最高称号とも言われています。
自分に合ったスタイルを見つけたい人は、ライセンスを受講してみると良いでしょう。
■どのような人が取得しているのか?
ではマスター・スクーバ・ダイバーは、どのような人が取得しているのでしょうか?
ここでは、取得している人の特徴をご紹介します。
・ダイビングが好き
元々ダイビングが苦手な人は、ライセンスの取得を考えません。
潜ることが好きでもっと知りたいと興味を持つ人が、このライセンスを取得しています。
・もっと経験を積んで安全に楽しみたいと考えている
ダイビングの経験を積みたい人や、より安全にダイビングを楽しみたい人も取得する傾向にあります。
安全を守る能力や救命法を身に着けられるレスキューダイバーコースを受講し、さらに50本以上の経験を積みます。
経験豊富なダイバーになりたい人は、取る傾向にあるようです。
・興味のある分野のダイビングをしたい
ダイビングを通して冒険したい人や、生き物の生態を知りたい人もライセンスを取得しています。
取得するために受講するスペシャルティ・コースでは、興味のある約30種類のコースを講師と共に行うので、自分の好きな分野に特化できます。
■マスター・スクーバ・ダイバーの取得の仕方
マスター・スクーバ・ダイバーを取得するには、順序に従って取得しなくてはなりません。
最後に免許を取得するための順序を解説しましょう。
1.アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーのCカードを取得
2.レスキューダイバーコースを受講
3.スペシャルティ・コースを受講
4.50本以上のダイビング経験を積む
ライセンスを取得する前には、上記の内容を把握しておきましょう。
オープン・ウォーター・ダイバーのCカードを持っていることが絶対条件のため、未所持の人はまず初級であるオープン・ウォーター・ダイバーの取得を目指しましょう。
申請料金は12,000円(税別)で、申請資格を満たした50本分のログデータと各Cカード、申請用の写真が必要になります。
認定申請をする時は、PADIライセンスの取得を取り扱っているマリンショップやスクールに問い合わせてみましょう。
マスター・スクーバ・ダイバーを目指す人は、まだ少ない傾向にあります。
自分のダイビングスキルの可能性や海中の世界に詳しくなり、楽しくダイビングできるため、ライセンスの取得はおすすめです。
迷っている人は、スキルアップのためにも行動に移してみると良いでしょう。
取得することで、自分のスタイルを見つける第一歩にもなります。
より自分らしくダイビングを楽しむために、ライセンスの取得も検討してみてください。