この記事のまとめ
宮古島三大ポイントは、下地島方面を代表する魔王の宮殿・アントニオガウディ・通り池の3ポイントです。どれも宮古島らしい地形ダイビングを楽しめますが、見どころ、難易度、狙いやすい海況はそれぞれ違います。
BIGHOLIDAYの営業実績では、2022〜2025年の4年間で宮古島三大ポイントに合計560回潜っています。月別に見ると、10月・11月・9月・4月・12月は実績が多く、6月・7月は南風の影響で下地島方面へ行けない日も増えます。
宮古島三大ポイントを狙うなら、1日だけではなく2〜3日のダイビング日を取るのがおすすめです。ただしリクエストは確約ではなく、当日の海況、チームのスキル、安全判断によって案内できるポイントは変わります。
最終更新: 2026-05-18

宮古島のファンダイビングで、地形ポイントを目的に来る方がまず知っておきたいのが、宮古島三大ポイントです。
宮古島三大ポイントとは、下地島方面を代表する以下の3つの地形ポイントを指します。
- 魔王の宮殿
- アントニオガウディ
- 通り池
どれも宮古島らしい地形ダイビングを象徴するポイントですが、見どころ、難易度、狙いやすい海況、必要なスキルはそれぞれ違います。
この記事では、宮古島三大ポイントを現地ガイド目線で比較しながら、予約前に知っておきたいポイントを整理します。
宮古島三大ポイントとは
宮古島三大ポイントとは、宮古島の地形ダイビングを代表する、魔王の宮殿・アントニオガウディ・通り池の3ポイントのことです。
どれも下地島方面にある地形ポイントで、洞窟、アーチ、縦穴、池と海をつなぐ地形など、宮古島らしいダイナミックな水中景観を楽しめます。
ただし、3つのポイントは同じように見えて、実際にはかなり性格が違います。
魔王の宮殿は、宮古島三大ポイントの中では比較的イメージしやすく、洞窟内の光や部屋を巡る流れが印象的です。アントニオガウディは、水深が深く、複雑なアーチ構造を見下ろすように潜る上級者向けのポイントです。通り池は、池と海がつながった天然記念物で、ルートや海況の判断がより重要になります。
「宮古島三大ポイントに行きたい」と考える場合は、3つをひとまとめに見るのではなく、それぞれの違いを知ったうえで旅程を組むことが大切です。
宮古島三大ポイントはどこにある?
宮古島三大ポイントは、いずれも下地島方面にあります。

下地島方面は、宮古島の地形ポイントが集中しているエリアです。北風が吹く季節は海況が安定しやすく、宮古島三大ポイントを狙いやすくなります。
一方で、6月・7月のように南からの季節風が強くなる時期は、下地島方面の南側に面したポイントへ行けない日も多くなります。その場合は、伊良部島方面や他エリアのポイントを選ぶことがあります。
つまり、宮古島三大ポイントは「リクエストすれば必ず行けるポイント」ではありません。海況と安全判断を前提に、その日のチームに合ったポイントを選ぶ必要があります。
魔王の宮殿・アントニオガウディ・通り池の比較
| ポイント | 最大水深 | 難易度 | 主な見どころ | BIGHOLIDAYの営業実績(2022〜2025年) |
|---|---|---|---|---|
| 魔王の宮殿 | 約25m | 中級(経験30本以上) | 玄関・ホール・寝室を巡る洞窟地形と光 | 252回 |
| アントニオガウディ | 約35m | 上級(経験50本以上推奨) | 複雑なアーチ構造と立体的な地形 | 220回 |
| 通り池 | 約25m | 中級〜上級(経験50本以上推奨) | 天然記念物の池と海をつなぐ地形 | 88回 |
BIGHOLIDAYでは、宮古島三大ポイントだけを機械的に狙うのではなく、海況、チームのスキル、リクエスト、安全性を見ながらポイントを選んでいます。
海況が許せば、1日1本は宮古島三大ポイント、またはそれらのクオリティに引けを取らない地形ポイントを入れる方針で組み立てています。
魔王の宮殿

魔王の宮殿は、宮古島三大ポイントの中でも特に知名度が高い地形ポイントです。
洞窟内には、玄関、ホール、寝室と呼ばれる空間があり、通路を進みながら部屋を巡っていくようなストーリー性があります。光が入るタイミングでは、暗い洞窟内に光の柱が差し込み、宮古島らしい地形ダイビングを強く感じられます。
最大水深は約25m。宮古島三大ポイントの中では比較的狙いやすいポイントですが、洞窟内を進むため、中性浮力、フィンワーク、ライトの使い方、チーム全体の落ち着きは必要です。
BIGHOLIDAYの営業実績では、魔王の宮殿は2022〜2025年の4年間で252回潜っているポイントです。宮古島三大ポイントの中でも、安定して案内機会の多い代表ポイントです。
詳しくは、個別記事で見どころ、季節、難易度を解説しています。
【魔王の宮殿】宮古島ダイビングポイント人気NO'1を徹底大解剖
アントニオガウディ

アントニオガウディは、宮古島三大ポイントの中でも特に立体的な地形が魅力のポイントです。
複数のアーチが重なったような複雑な構造をしており、上から見下ろしたり、地形の間を抜けたりしながら、宮古島の地形らしいスケール感を楽しめます。
一方で、水深が深くなりやすいポイントでもあります。最大水深は約35m。無理に深場へ長く留まるのではなく、NDL、残圧、浮力、チーム全体の動きを見ながら潜る必要があります。
BIGHOLIDAYの営業実績を月別に再集計すると、アントニオガウディは2022〜2025年の4年間で220回潜っているポイントです。宮古島三大ポイントの中でも、上級者や地形好きのお客様からリクエストが多いポイントです。
詳しくは、個別記事で地形の見方、必要スキル、狙いやすい季節を解説しています。
【アントニオガウディ】宮古島ダイビング地形ポイント完全攻略ガイド
通り池

通り池は、宮古島三大ポイントの中でも特別な存在です。
海の中から池へ抜けていく地形で、国の天然記念物にも指定されています。水中から池へ向かうルート、池の中に浮上する感覚、海水と淡水が混ざる境界の見え方など、他のポイントとはまったく違う体験があります。
ただし、通り池は海況、ルート、チームスキルの判断が重要なポイントです。地形としての特別感が強い一方で、誰にでも簡単に案内できるポイントではありません。
BIGHOLIDAYの営業実績を月別に再集計すると、通り池は2022〜2025年の4年間で88回潜っています。魔王の宮殿やアントニオガウディに比べると回数は少なめですが、その分、海況とチーム条件が合った日に狙う特別感のあるポイントです。
詳しくは、個別記事で通り池ならではの見どころと注意点を解説しています。
宮古島三大ポイントはいつ狙いやすい?
宮古島三大ポイントは、下地島方面にあるため、風向きの影響を強く受けます。感覚だけで判断するより、BIGHOLIDAYの営業実績を月別に見ると、狙いやすい時期がかなり見えやすくなります。
下の表は、2022〜2025年の4年間で、魔王の宮殿・アントニオガウディ・通り池に潜った回数を月別に合算したものです。
| 月 | 4年間の潜水回数 | 1ヶ月あたりの平均潜水回数 | コメント |
|---|---|---|---|
| 1月 | 14回 | 3.50回 | 冬季休業があり回数は少なめ |
| 2月 | 33回 | 8.25回 | 冬季休業があり回数は少なめ |
| 3月 | 45回 | 11.25回 | 下地島を狙いやすいが南風の日も出る |
| 4月 | 53回 | 13.25回 | 年間でも狙いやすい |
| 5月 | 46回 | 11.50回 | 南風が増え始めるが実績は多い |
| 6月 | 32回 | 8.00回 | 南風で行けない日が増える |
| 7月 | 29回 | 7.25回 | 南風が強く伊良部島寄りの日も多い |
| 8月 | 46回 | 11.50回 | 海況が合えば光が強い |
| 9月 | 59回 | 14.75回 | 下地島方面が戻り始める |
| 10月 | 73回 | 18.25回 | ファンダイバーが多く下地島を狙いやすい |
| 11月 | 78回 | 19.50回 | 年間トップ級に実績が多い |
| 12月 | 52回 | 13.00回 | 冬型で狙いやすいが休業あり |
実績だけを見ると、10月・11月・9月・4月・12月あたりは、宮古島三大ポイントを狙いやすい月として考えやすいです。特に10月と11月は、下地島方面の地形ポイントを目的にするファンダイバーが多く、宮古島らしい地形を狙いやすい時期です。
一方で、6月・7月は南からの季節風が強くなるため、下地島方面へ行けない日も多くなります。この時期は伊良部島方面のポイントが中心になることがあります。
8月は、太陽の光が強く、太陽の角度も高い時期です。海況が合えば、魔王の宮殿の光や地形ポイントの開口部から差し込む光が非常にきれいに見えます。ただし、海況とショップのポイント選びによって、実際にどこへ行けるかは大きく変わります。
何日潜れば宮古島三大ポイントを狙いやすい?
宮古島三大ポイントを目的にするなら、1日だけのダイビングよりも、2〜3日のダイビング日を取るのがおすすめです。
理由はシンプルで、宮古島三大ポイントは海況に左右されるからです。1日だけだと、その日が南風やうねりに当たった場合、下地島方面へ行けないことがあります。
2〜3日あれば、風向きや海況が変わるチャンスが増えます。下地島で潜れる月であれば、魔王の宮殿やアントニオガウディは2〜3日に一度くらいの感覚で狙える可能性が高くなります。
ただし、これは「必ず行ける」という意味ではありません。BIGHOLIDAYでは、お客様のリクエストを加味しながらも、最終的には海況、チームスキル、安全性を見てポイントを決めています。
ショップ選びで、潜れるポイントは大きく変わります
宮古島では、どのショップを選ぶかによって、実際に潜るポイントが大きく変わります。
特に宮古島三大ポイントを目的にする場合、料金や集合場所だけでショップを選ぶと、期待していた海と違うことがあります。
シュノーケルや体験ダイビングも案内しているショップは、なるべく穏やかな海域を選ぶ傾向があります。スキルや船酔いに不安がある方には、その方が合う場合もあります。
一方で、ファンダイビング中心のショップは、海況とチームのスキルを見ながら、下地島方面の宮古島三大ポイントや、深場の地形ポイントを狙いやすくなります。ポイントの質を優先したい方は、ショップがどのエリアを得意としているかまで見て選ぶのがおすすめです。
BIGHOLIDAYは、Cカード保持者向けのファンダイビングを中心に案内しています。ゲスト平均経験本数は262本(2025年実績)で、ガイド1名につき最大6名を目安にチームを組みます。
ただし、少人数制であれば必ず良いというわけではありません。人数が少なすぎる場合、ボートを持たない乗り合いショップだったり、初心者向け・体験ダイビング寄りの運用だったりすることもあります。
宮古島三大ポイントを目的にするなら、ガイド比率だけでなく、ファンダイビング中心の運用か、どのエリアやポイントを得意としているか、参加者の経験値が自分に合っているかまで見て選ぶのがおすすめです。
海況が許せば、1日1本は宮古島三大ポイント、またはそれらのクオリティに引けを取らない地形ポイントを入れる方針で組み立てています。
よくある質問
Q. 宮古島三大ポイントは1日で全部潜れますか?
基本的には、1日で全部を回る前提では考えない方が現実的です。ポイント同士の位置、海況、当日のチームスキル、潜水計画を見て判断するため、2〜3日のダイビング日を取る方が狙いやすくなります。
Q. 初心者でも宮古島三大ポイントに行けますか?
宮古島三大ポイントは、どれも地形ポイントです。魔王の宮殿は比較的狙いやすいポイントですが、それでも中性浮力や落ち着いたフィンワークは必要です。アントニオガウディや通り池は、より経験者向けの判断になります。
Q. どの季節が一番おすすめですか?
下地島方面を狙いやすいのは、秋から冬、春先です。透明度を重視するなら冬、光を重視するなら8月、ファンダイバー向けの安定感を重視するなら10月もおすすめです。ただし、どの季節も海況によってポイント選びは変わります。
Q. 宮古島三大ポイントに行きたい場合、予約時に伝えた方がいいですか?
はい。予約時に「宮古島三大ポイントを狙いたい」と伝えてください。ただし、リクエストは確約ではありません。当日の海況、チームスキル、安全性を見て、最適なポイントを選びます。
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