全国的な春うらら。宮古島も気温上昇して26°Cの小春日和どころか小夏くらいはいってます。ボクは今日から海パンを解禁しました。ちょうどいいね!
みっちゃんが買ってくれたファンタが染みる夕方のひととき。蚊取り線香をモクモクと焚きながらテラスでこの記事を書いています。トッティです。今日もよろしくお願いします。
沈船ポイントのオススメ撮影方法
南風が続いているので沈船ポイントも交えながらご案内させてもらっています。伊良部島方面は地形ダイビングポイントがめちゃめちゃ多いというワケではないので、アクセント的な意味も込めて沈船も挟みながらご案内させてもらっています。
最近の伊良部島方面は透明度がGOOD!普段は濁り気味みの沈船ポイントも積極的に潜っています。
ある程度構図を頭に入れて潜った方が成果が上がりやすいので参考までにご紹介させてもらいたいと思います!
外観と全景は外せない!
ガイド序盤は外観を見てもらうべく外周をゆっくり一周泳ぐようにしています。透明度が良い時は少し引いて、悪い時は近寄って撮るといいですね。前後左右のすべての方向から撮ってお気に入りの角度を見つけるのも良し!
気に入った場所はぜひ複数枚撮ってくださいね。
ダイバーを入れると臨場感が増す
ダイバーを入れると沈船の規模との対比が生まれます。地形ポイントなんかでもよく言われてる撮影方法ですが、沈船ポイントでも効果的。
個人的にはダイバーを入れるのが好きなのでよく撮りますが、沈船の場合は人工物なのでダイバー(人)がより『空を飛んでいるよう』に見える気がします。
水中ならではの特権を一番写真に表しやすいのは、もしかしたら人工物なのかもしれません。飛んでいるようにと心がけて構図を決めるだけでもいろいろな発見が生まれるかも。
魚は意図的に”沈船を背景”にして撮ってみよう
そもそも漁礁として沈められた船なので魚もたくさん居着いています。
エントリーしてまず最初に迎えてくれるツバメウオ。今年は数が多いので嬉しいな!ツバメウオはワイドの被写体として人気があるのでみんな撮ってくれます。せっかく撮るなら少し意識をして、
バックに沈船を入れるとGOOD!ツバメウオの写真も特別なものになります。こういう意識を持ってエントリーするだけでもずいぶん違うもの。ワイド写真はもちろんマクロ写真でもちょっとした人工物などを背景に入れると一風変わった写真が取れます。
船内では窓(開口部)を効果的に使ってみよう
船内での開口部は青と黒のコントラストがはっきりくっきり出るので、これだけでも面白い。魚をからめて撮るとなお面白い。ハナミノカサゴは船内にはたくさんいるので被写体としては申し分ない。
注意点としては水底に濁りやすい軽い砂が積もっているので濁らせないようにそっと着底してみましょう。
ライティングは”手持ちライト”がオススメ!
特に沈船は浮遊物が多いのでストロボではそれが反射してしまい、白いゴミが写真中に写り込んでしまうことがかなり多いです。沈船じゃなくても結構写り込んでしまうもの。
みんな一度は持つ白いゴミの悩みですが、沈船ではそれが一層顕著に出てしまいます。
秘策として、”手で持った水中ライト”は自在に角度と距離を調整できるので、液晶やファインダーで白いゴミが写らない角度と距離を確認しながら撮ることができるので、クリアな写真に仕上がります。
1000ルーメンくらいあれば光量としては十分ですので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
春の今時期から夏にかけて魚が爆発的に増えていく沈船イラブ。ピーク時には船内がテンジクダイで埋め尽くされます。見ごたえ撮りごたえMAXです。
写真を撮る上で、エントリー時までにイメージを持って入るのと入らないのは歴然の差。これらは直前のブリーフィングでもお伝えさせてもらいますのでぜひ騙されたと思って実践してみてください。
騙されたクレームは私、トッティまでご一報頂ければと思います!一緒に撮りに行きましょ!
ではまた明日。