台風6号は宮古島を通過し、今現在はホッと一安心。
トッティです。
昨日の1本目に水中遭遇です。
しかし、いまいち喜べないのには理由がありまして、遭遇したのはフリーで潜っていたボクだけだからです。つまりゲストもガイドも見れていません。
さらにみんながエキジットした後もずっとボートから20mのところをウロウロしていたので、これはイケるぞと。2本目もここで潜ることに。
みんながエントリーした時まではまだそこにいたのですが、気がつけば50mあっちに移動してるぞ。戻ってこいこい、戻ってこない。ちーん。
すみません。せめてボクが一人で遊ばれていた時の動画で癒されてください。
すぐそこに掴めるかどうかわからないチャンスが転がっているとして、0か100の博打を打つか、無難を選んで50にするか、選択肢はふたつにひとつ。
当たればみんなで笑って、外れたらみんなで泣こう。私たちBIGHOLIDAYはそういうノリです。なぜなら”記憶に残る一本”を常に目指しているからです。
今日は0だった。ごめんなさい。
でもね、自然は裏切ってばかりじゃない。一生忘れられない奇跡だって起こしてくれる。その事をボクたちは知っているから、だから何度でもチャレンジする。
だから海は面白い。
そんな感じで、昨日は台風の影響でボートは2DIVEで終了。今日は残念ながらボートメニューはクローズです。潜ることが出来なかったみなさん、今回は残念でしたがリベンジダイブお待ちしています!
話は変わり、現在造船中の新造船情報です。BIGHOLIDAYのFacebookページでは先駆けてリアルタイムで更新していますが、ブログでも進捗状況をお伝えさせてもらいますね。
ついに新艇が完成!その全貌が明らかに
この写真がヤンマーの担当者から送られてきたのは6月13日。その日は、それこそ一日中、何度も何度も写真を見てしまいました。
設計図は穴が開くほど見てきたけれど、なかなか実物をイメージすることが難しくて、それこそ実物大の寸法をチョークで描いてみたりして想像を膨らませてきましたが、やっとその姿を見ることが出来ました。
初代BIGHOLIDAYロゴと床材の黄色が可愛いー!今日だけは自画自賛をお許しください。
初代ロゴは、宮古島で子供を対象にした絵画教室を主催している友人が子供たちにお願いをしてくれて、墨と割り箸、半紙を使って描いてくれたものです。キャンパスが半紙からボートに!
写真は、今まさに海に浮かべるぞというシチュエーションです。
試運転も無事終了
同6月13日。ボートのエンジン、プロペラなどは海に浮かべた状態出ないと動かせないので、ここで初めて試運転となります。動作不良もここでチェックするわけです。
ここも無事にクリア。
天草〜宮古島を回航中
翌6月14日午前6:20。熊本天草を出港して宮古島へ。
よく聞かれますので、一度説明いたします。熊本天草からは海上輸送と言いますか、自走して宮古島まで運んできます。”回航”と言います。
その回航ですが、ボクには荒波を超えて何百kmも走破する度胸はありませんので、回航をなりわいとする”回航屋さん”にお願いしているのです。
トーシロのボクにはよくわかりませんが、聞いた話によると新艇はまだ慣らし運転前の状態なので、何が起こるかわからないらしい。オーダーメイドでハンドメイドのダイビングボートは毎回勝手が違う。自動車の新車とはわけが違うみたい。
目をつぶって想像してみてください。陸の見えない海のど真ん中でボートが故障して止まってしまった時の絶望感を(°▽°)
それらを一手に引き受けてくれる回航屋さんが宮古島まで操船してきてくれるのです。お願いします!!!
現在は屋久島で足止めをくらっています
同6月14日午後17:00。屋久島到着。回航一日目はこれにて終了です。
うまくいけばあと丸二日で宮古島に到着するそうですが、しかーし!!!さっき宮古島を過ぎ去っていった台風やら前線やら大気が大暴れしているせいで、数日間は屋久島で足止め。焦らすよね〜
そんな感じで、そう遠くない未来にBIGHOLIDAYとブレンズ2は出逢います。
待ちに待って待ち焦がれた新艇導入までカウントダウン。おそらく次回で『新艇導入までの軌跡』はファイナルですね。
新ダイビングボート導入までの軌跡シリーズを見逃してしまった方のためにリンクを貼っておきますので、一緒にプロセスを楽しみながらその時を迎えましょう!
ではまた明日!