ダイバーの間で人気を博しているのが、ソーラー式のダイビングコンピューターです。

たくさんのメーカーから様々な種類が販売され、メーカーによって機能違うため、どれを選べばいいのか悩む方が多くみられます。

そこで今回はソーラー式が人気の理由と、ソーラー式の選び方やおすすめアイテムをご紹介していきましょう。

 

 

■ソーラー式がダイバーに人気の理由

ダイビングコンピューターには電池式と充電式、ソーラー式と3つのタイプに分かれています。

電池式や充電式の物とは異なるソーラー式は、電池を使わずに太陽の光をパネルが吸収・充電して動きます。

電池式は定期的な電池交換が必要で、充電式はダイビング中に電池が切れる恐れがあります。

しかし、ソーラー式は太陽の光で充電するため電池が切れることはなく、定期的に電池の交換をする手間が省けるので、半永久的に使えるのです。

ダイバーにとってダイビングコンピューターはとても大切なものなので、電池が切れることがないソーラー式は、需要が高いと言えるでしょう。

 

 

■ソーラー式ダイビングコンピューターの選び方

ソーラー式ダイビングコンピューター

ダイバーへの人気が高いためか、最近は多くのメーカーからソーラー式のダイビングコンピューターが販売されています。

ソーラー式でもメーカーによって違いがあるため、機能や素材、価格も様々です。

ここではソーラー式のダイビングコンピューターで、選ぶべきポイントをご紹介します。

 

・安全面を考えた機能がある

・潮汐や潮回りが表示される

・肺酸素中毒単位量が見られる

 

電池式や充電式にも備わっている機能は、どのダイビングコンピューターを比べても大差はありません。

そのため通常の機能だけでなく、メーカー独自の機能があると良いでしょう。

メーカーによって強みにしている機能は様々です。

どんな機能があれば安全にダイビングできるかは人それぞれのため、自分が必要だと思う機能がついている物を選びましょう。

また慣れてきたダイバーの方で、テクニカルダイビングを行う場合には肺酸素中毒の単位量が表示される物を選ぶことをおすすめします。

 

 

■ソーラー式のおすすめアイテム

 

人気のあるソーラー式の中でもおすすめのアイテムをご紹介していきます。

 

・減圧症を防ぐ機能にこだわりを持つ「DC Solar Link」

 

ダイビングコンピューターの中枢となるアルゴリズムにこだわりがある方は、TUNAの「DCSolarLink」をおすすめします。

アルゴリズムは、減圧症を予防するための計算をどんな理論を用いて行っているかというものです。

同日に何度もダイビングした場合の減圧症のリスクを高めないために、より安全を極めた計算をするように独自の補正を行っているのは「DCSolarLink」のみです。

またM値警告という機能もTUNA独自の機能で、より安全なダイビングをしたい方向けに搭載されています。

減圧症を防いで安全にダイビングをしたい方におすすめです。

 

 

・潮汐や潮回りを表示する「Calm plus・DIVEDEMOSOLIS4GS」

 

潮汐や日の出入、潮回りを確認したい方には、アクアラングの「Calm plus」とBismの「DIVE DEMO SOLIS 4GS」がおすすめです。

慣れてきたダイバーにはダウンカレントを防ぐためにも、潮汐流の発生予測として潮の干満を知りたい場面が出てきます。

インターネットで確認していた干満をダイビングコンピューターに搭載したので、インターネットで調べる時間を省くことはできます。

ガイドの方や少し慣れてきたダイバーには、便利な機能と言えます。

 

 

・テクニカルダイビングなら「DC Solar Link・Z1」

 

テクニカルダイビングをするダイバーへのおすすめがTUNAの「DC Solar Link」とスキューバプロの「Z1」です。

ベテランのダイバーの中で、テクニカルダイビングという通常のダイビングに特殊なスキルを習得したダイビング方法があります。

テクニカルダイビングで使用する混合ガスが複数の場合や、肺酸素中毒単位量が表示されるのは「DC Solar Link」と「Z1」になります。

テクニカルダイビングをする方や、これからしようと考えている方はこちらの2機種をおすすめします。

 

 

 

ソーラー式のダイビングコンピューターは、メーカーによって様々な機能が付いているため、自分が必要だと思う機能がついた物を選びましょう。

ご紹介した選ぶ時のポイントを参考に、自分に合ったダイビングコンピューターを選んで楽しく安全にダイビングをしましょう。

 

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