いやっほーい!!!
マンタシーズンが3月で終わったと思っていてノーマーク。ポヨーンと呑気に泳いでいるナポレオンを紹介してたら、いきなり頭上で羽ばたいてるー!のをゲストさまに教えてもらう。
棚ぼた店主トッティです。ラッキー!
もし思わぬ大物が出て来てけどガイドが明らかに気が付いていない時は、ぜひ教えていただければ此れ幸い。音を鳴らすアイテムを持ってない方は、大声で叫びまくっていただければ多分気付きます。恥ずかしがらずにLet’sトライ!
グルクンウォールは春の風物詩。たかがグルクン。されどグルクン。これだけ群れると見応えが凄い!水温は25℃で安定してきてすっかり快適に過ごせるようになりました。5mmフルスーツにフードベストでちょうど良いです。
風向きも春らしく北風と南風が日替わりで吹くような感じで下地島シーズンから伊良部島シーズンへと徐々に移行が始まっています。
リクエストは有名ポイントが揃っている下地島方面が多いですが、これからは伊良部島方面でのダイビングも増えてきますので、今日は伊良部島の魅力的なポイントを一つご紹介させてもらいたいと思います。
青の洞窟:宮古島バージョン【スネークホール】
宮古島には青の洞窟と言われる洞窟がいくつかあり、一番代表的なのは”ツインホール”という洞窟でシュノーケリングや体験ダイビング、シーカヤックなどが楽しめる場所となっています。
ツインホールは沖縄本島の青の洞窟とほぼ同じ形状。行った事のある人ならイメージして頂けると思います。
ダイバーのみ、入ることが許された奇跡の青の洞窟
ここで紹介する青の洞窟:宮古島バージョン【スネークホール】はどなたでも気軽に入れる場所にあらず!
青の洞窟入り口は水深-5mの場所にぽっかり空いていて、シーカヤックやシュノーケリングではもちろん入れません。頭上が閉鎖されている洞窟なので体験ダイビングでも行くことができない。
これが本物の”青の洞窟”
水深-5mの入り口から洞窟の中を水面に向かって浮上して行く。浮上しきって水面から顔を出すと、そこは光のない真っ暗な空間。
水中ライトがないと本当に真っ暗!こういう空間をエアドームと言います。文字通り青空は見えない閉鎖されたドーム状の部屋で、しかし空気はある不思議な空間。
そのまま水面から顔を出している状態で180度身体を反転させると、、、
暗闇の中にボヤッと光る『青』。これこそが青の洞窟の本来の由来。
女性ゲストの9割はこの瞬間に感動リアクションを起こしてくれます。ガイドは暗闇に紛れて”したり顔”。男性ゲストの9割は無言でシャッターを切っています。男性諸君、感動は声に出して表現してください!
洞窟の入り口が水中に沈んでいるからこそ、余計な光を通さず黒と青だけの世界が出来上がる。ここは全て間接照明の世界。日本中探せど、ここに勝る青の洞窟は無い。と思う。
そして宮古島の数ある地形ダイビングポイントのなかには浮上ポイント自体はいくつかありますが、これクラスの青の洞窟は他に類を見ない。
まさしく秘境中の秘境。
本物の青の洞窟がなんぼのもんか、あなたの目で確かめに行ってみませんか?リクエストお待ちしています!
ではまた明日。