こんにちは。トッティです。 宮古島の週間天気予報を見てみてください!

え?結構グズついてる!?そこじゃない!!気温!気温!!!

めっきり暖かくなって本当に助かっています。そしてさらに朗報!先週始めの水温は22°C中盤だったのに対し、何日か前から一気に24°C中盤まで上がり、そこで安定。長かった冬が水温的にもようやく終わり、これからは上がり続けるだけー!

水中生物の生態観察なら春が一番楽しい!

水中の様子も一気に春らしくなってきました。春は水中生物の活動が爆発的に活発になる季節で、生物観察目線では一番楽しい時期。交接、産卵、孵化、捕食、喧嘩などなど至るところでバチバチやってます!

恐怖の捕食者|カスミアジのハンティング

宮古島ダイビング:カスミアジ

小さな魚が畏怖する生粋のハンター!春先の風物詩としてはカスミアジの幼魚が徒党を組んで複数匹で小魚が群れている場所で猛烈にアタックを繰り返す通称”死のダンス”ははヤバすぎる。今日も踊り狂ってました。

縮尺的に人間が小魚サイズになったとしたら、クジラサイズくらいの奴が数匹で、しかも猛スピードで渋谷スクランブル交差点に何度も何度も延々と繰り返し口を開けながら凄い形相で突っ込んでくる。まさに地獄絵図。これ、ヤバいっしょ。

宮古島ダイビング:カスミアジ2

綺麗な色してエグい奴。グルグル同じ場所を回ってるので、通り道の岩陰に隠れて待てば近距離撮影も可能です。ただスピードはなかなか早くてコンデジではピントが合う前に去ってしまうので置きピン(半押しでピント固定)で狙ってみましょう!

ヒレの青を出して撮れればなおGOOD!これからしばらくは見せ場を作ってくれます。

捕食から逃れるための知恵|ウメイロウォール

宮古島ダイビング:ウメイロモドキ

途切れることのないウメイロリバーがどこからともなく現れました。今日は密度が濃くてGOOD!さて撮るかと思ってまず見てると集まるわ集まるわでいつの間にか、その群れは壁になった。

ハンターの食欲が増す頃にウメイロモドキの群れも大きくなるのは群れ特有の『希釈効果』を狙ったものなのかどうかはわかりませんが(群れには群れている理由が魚ごとにある)、とにかく春先は群れがデカくなる。

宮古島ダイビング:ウメイロモドキ3

この場所には年中居るけど、ここまで集まることは年中通してもそうそう無い。トッティ興奮。

カスミアジがで出す頃にウメイロモドキも良く集まるのはただの偶然か、それとも成るべくして成った必然か、もう少しよく通ってよく観察してカスミアジが去る頃にウメイロモドキは集まらなくなるのか、因果関係を注視してみたいと思います。

海中はいつでもドラマチックだ。

FUN TO DIVING!

 

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