9月で今年の台風ラッシュがやっとひと段落したと思っていたら、10月に入って前線ラッシュ!梅雨みたいな天気で雨ばっかり。くよくよしてたら忘れていた頃に”戻り夏”がやってきた。

ダイビングボート

神のギフトか悪魔のイタズラか、この一週間は海況も天気も、さらに透明度まで最高です。笑顔も最高!

ですが喜んでいられるのも束の間。台風26号が宮古島に向かってまっしぐら!予報はちょこちょこ変わっていて、はっきり断定できない様子。そんなにイジメないでくれ。

こんにちは。最近、白髪の増えるスピードがめざましい悪天候ストレス店主、トッティです。

台風進路予報サイト

これから来島される方は台風情報要チェックです!

透明度が上がってくる季節!ところで透明度って何に左右されるの?

宮古島の海の透明度

ダイバーのテンションが上がる要因に『透明度』は欠かせませんね。大物や魚群、沈船、地形などなど特にワイドを楽しむ方ならおおかた同意してくれるはずだ。

例年10月〜11月はスーパー透明度な期間があるのだけれど、今年は遅れているのか、微妙な透明度が続いていました。

透明度が良くなる理由は深海の水が上がってくるから

深海の水が上がってきた時に透明度が良くなる事は感じていました。アレですよ。透明なクラゲの仲間のようなアレ。アレが現れると同時に透明度が上がってくる。

奴らは普段は深海に生息している。潜っている時にそれらをたくさん目にするという事は、やっぱり深海から水が押し寄せてくると考えられますね。

鍵となるキーワードは動物性プランクトン&植物性プランクトン

もう少し詳しく知りたかったのでググってみたところ、納得いく解説あり!

透明なクラゲの仲間のようなアレは動物性プランクトンと総称されているもので、やはり深海に生息しているものらしい。ただ透明度に一番の影響を与えているのは植物性プランクトンらしい。

植物性プランクトンは、光合成をする必要があるので沿岸などの浅瀬を中心に生活しているらしい。彼らは肉眼で目視できるかできないかの大きさくらいしかないようだ。

なるほどガッテン。日差しの強くて水温の高い夏には活発になり、透明度を悪くする。逆に夏を越えると不活性化してくる。ふむふむ。

さらに何かのタイミングで秋口から深海より植物性プランクトンのいない透明度の高い水が湧き上がってくる。結果、濁りの原因となっている植物性プランクトンを含んだ沿岸の海水はどこかへ押しやられたり、薄められたりする。

これがスコーンと透明度が良くなる原因だったのだ!

今秋、初めて動物性プランクトンが確認できました

透明度が高くなる原因

透明なクラゲの仲間のようなアレが出ないな〜と思っていたらようやく出てきた。と同時に透明度もここ最近の中では一番良くなった。

いよいよ40mオーバーの透き通る水のなかでダイビングができるのかもしれない。ただ台風26号の影響もあるのでどうなるのでしょうか。

久しぶりの夏らしい天気で、なにをしても楽しいここ最近。ゲストさまはもちろん、スタッフだって浮かれます!

ダイビングスタッフ写真

写真撮影日の10月23日はSTAFFゆうまの誕生日。うちのエースは22歳になったそうです。写真はチャれてますが普段は近年稀にみる真面目さです。誕生日おめでとう。

ではまた明日。