STAFFたちのお母さん的存在のみっちゃんが退職して一週間ちょっとが経ちました。甘えられる対象が居なくなって喪失感が沁みる深秋の空模様。
しかしボクたちもお客様を相手にしてる以上、いつまでもマザコン野郎でいるわけにはいかないので、『ボクたちできるもん!』とばかりに気を吐きながらなんとかやってます。
男なんてみんなマザコン。マザコン店主トッティです。
こないだ出勤STAFFで仕事終わりに毎年恒例の隣町で開催される国指定重要無形文化財”奇祭パーントゥ”に今年もお邪魔させてもらいました。神様に泥を塗られると無病息災、ありがたいお祭りです。
ウチのマザコン息子は今年も活躍!
あまりに阿鼻叫喚リアクションが良いため、神様にロックオンされやすい。みんなで代わるがわる息子を抱っこして約30分間に4回のミッションクリア!
みんなの無病息災のために4度も犠牲になってくれてありがとう。『ママ〜!!オウヂガエリダイ〜!!!(泣)』と泣き叫びまくるマザコン野郎がここにもひとり。
【ミニ通り池】は初心者〜上級者に愛されるポイント
この池を目指して潜る。国の指定する景勝地&天然記念物である”通り池”の隣に位置するダイビングポイント。目の前に水がないかと錯覚するくらいクリアな水質でボクは勝手に”奇跡の泉”と呼んでいます。
難易度は低く、どなたでもチャレンジできる一方、フォトジェニックな”ばえ”どころ満載な側面もあり、さらに魚も多く大物も通りかかるスーパーポイント。
初心者にとってのミニ通り池
宮古島といえば地形が有名なのはご存知かと思いますが、初心者向けのなんちゃって洞窟なんてとんでもない!どっからどう見ても本格的なケーブダイビング。
しかし、おそれる事はありません。なんたってここは水深-10m。
この水深の浅さとポイント難易度の低さにより、BIGHOLIDAYでは1本目にチェックダイブとして利用、または3本目の〆として利用しています。
洞窟と池だけではなく、コース序盤で出てくる通称”ホワイトロード”の渓谷美も地形の面白さとして見てもらいたい見どころの一つ!
おそらく大昔の海面下降時に湧き水か雨水が流れる川だったのではないかと思うんですが、どうでしょう?ここを空中浮遊しながら通過するのが大好きです!
チェックダイブにしては豪華すぎる見所とその多さ。本当に素敵です。
中級者〜上級者にとってのミニ通り池
まずダイビングにおいて一度浮上する事自体が稀で、海抜0m以上に鍾乳洞が広がっているような例えばパラオの”シャンデリアケーブ”、沖縄本島の”辺戸ドーム”のようなダイビングポイントが有名ですが、
それらのポイントと宮古島でまだ潜った事のない方にとっては、きっと初体験となるはず。
池に浮上すればグルっと一周、琉球石灰岩ウォールに囲まれた異次元世界!浮上池ポイントは通常濁っている場所が多い中、ミニ通り池だけはいつでもクリアな水質です。
フォト派の方にも人気で、琉球石灰岩ウォールを撮るもよし、半水面写真で撮るもよし、水が無いと錯覚するほどクリアな池を水中から撮るもよし。
さらに見所は池だけではなく、池にたどり着くまでの洞窟もただの洞窟とはちょっと違い、洞窟内部に柱が数本かかっているので、その景色もまた見逃せません。
いったい何がどうなればこんな地形が生まれるのだろう。
浅い水深で、難易度が低くて、地形としても本格派、ついでに言うと超パワースポット。宮古島はこういうポイントが普通にたくさん点在していますので、初めて来島される方はどうぞ期待してください。
秋冬は地形が面白い!
ではまた明日。