去って行ったはずの梅雨前線がまだ近くをウロウロしてるので、超バッドコンディション!船酔いダイバー続出です。船酔い船長まで出る始末。
こんにちは。船酔いしてるけどポーカーフェイスで隠し通してる虚弱体質船長のトッティです。
うちのスタッフ曰く、朝食を適量食べると酔わなくなったと力説していたので、ちょっと試してみたい気もするけど、朝の15分って日中の3時間に相当するくらいの価値ですから、一歩踏み出せません。
朝の15分。うん。踏み出せません。
今日はダイビングがもっと楽しくなる裏技のお話。試したことがない人はぜひ一歩踏み出してみてくださいね。
【結論】ダイビングは2日目からが本当に楽しい
『二日間以上、潜ってください』という営業トークもほんのほんのちょっとは混じってしまってしまっているかもしれませんが、大筋は、体力があればもっとダイビングを楽しみたい!!と思っている方に向けた、誠実で切実な内容となっています。
潜る日数の統計情報
1日だけのダイビング旅行、2日間、3日間、それ以上と、人によって潜る日数はまちまちですが、実は毎日ダイビングツアーをご案内していると、いろいろ見えてくるものがあります。
今回私が目を付けた点でそれを大まかに分けると、『1日参加の人』と『2日間以上の複数日数の人』。何がどう違うかって?
『単日参加の人』の人は初心者の方が圧倒的に多くて、『2日間以上の複数日数の人』は中級者以上の方が圧倒的に多い。ではその2パターンでさらに何が違うのでしょうか。
1日参加の初心者さんの傾向
- 陸上観光や他のアクティビティもしたい
- ダイビングに対して体力的に不安がある
- 二泊三日旅程でダイビングが出来るのは1日だけ
複数日数参加の中級者以上さんの傾向
- ダイビングが目的なので旅行自体全てがダイビング中心
- 1日だけのダイビングより複数日の方がコスパが良い
- 2〜3日間は潜ってそのエリアでのダイビングを満喫したい
ダイビング初日は大きなストレスがかかる
これは初心者の方だけでなく、ほとんどの方が多く当てはまります。特に初めて潜るエリアだったり、初めて利用するダイビングショップだと、このストレスは大きくなります。
メンタル面でのストレス
初めてのエリア、初めてのダイビングショップですと少なからず”緊張”しますよね。ボクもしますよ。場数を踏めば踏むほどこのストレスは薄くなっていきますが、経験が少ないと、この緊張がジリジリと体力を奪っていきます。
使い方のわからないダイビングボートで周りを見ながら動いたり、スタッフにいろいろ聞いたり。エントリー方法だって違いますし、器材の管理方法だって違う。
レンタル器材を利用する方だといろいろ使い勝手も違うので、いつも通りちゃんと出来るだろうかと思うもの。マスクの着け心地ひとつとっても違いますもの。
さらにスタッフや担当ガイドも初めてだと、これも結構緊張しますよね。そりゃそうだ。どんな人かもわからないし、もしかしたら悪人かもしれない!!
体力面でのストレス
体力面では、特に緊張がピークの一本目が特に消耗が激しい。いつも通りにいかないことなどがあると、なお消耗します。そして1日が終わる頃にいろいろな事にやっと慣れてきたところで初日終了!
メンタル面でのストレスが大きければ大きいほど、連動して体力も奪われていきます。
場数のある人でも初日の疲れ具合は特別。結構自覚がある方もいるのではないでしょうか。
ダイビング2日目は朝からストレスフリー!
初日でいろいろなことに慣れてきて、特にメンタル面ではストレスがほとんど無くなっている状態になります。周りを気にしすぎたりすることなく、自分のリズムでリラックスしているところから1日が始まりますので、初日とは雲泥の差。
ダイビングに専念出来るので、ここからは純粋にダイビングだけの適度な心地よい疲れとなります。
『ダイビングはストレスとの闘い』とよく言われていますが、まさにその通りで、水中も陸上もストレスを上手に取り除けるようになれば、さらにダイビングが楽しくなることが約束されています。
騙されたと思って試してみてください!
単日参加しか経験がない方は、疲労感のイメージが大きいと思うのですが、ずっと単日ダイビングを続けているとそのイメージがいつまでもなかなか抜けません。せっかくの2日目以降の蜜の味を知らないのだと思うと、伝えずにはいられずに、今回記事にすることとなりました。
もちろん、観光やその他のアクティビティがダイビングと同じくらいの目的なら、それも選択肢の一つ。ボクがとやかく言うことではないのですが、
もし疲労や体力が理由で、やむなく1日だけのダイビングを選択している方にこの記事が届いたなら、ぜひ騙されたと思って2日間のダイビングをしてみてください。
きっと世界が変わります。
今回の記事については好みやスタイルの違いもあったり、旅程を長く取れない方もいて、そう言う意味では全ての人が当てはまるわけでもないので、結構ナイーブな内容となることが予想され、書く?書かない??の狭間でユラユラ揺れていましたが、結局書いちゃいました。
なぜ書いたかと言うと、知っていると知らないとでは大きな差があるから。いろいろな経験を積まないと知ることができない良い情報って実は結構たくさんある。
あとは一歩踏み出す勇気だけ。
大丈夫。世界は変わります。
ではまた明日!